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「ヒエ」退治と「ガン」退治

2022年06月26日 | 農業

今年の米作りは、初手から困窮。

農業開始から10年経って初めての事態。

稲の大敵「ヒエ」の大発生です。

 

田植えが終わって1週間後、田んぼが緑の「絨毯」を敷いたような光景。

「ヒエ」の大発生です。稲の生長が阻害され、収穫が激減の元凶。

初期の除草剤を撒いたにもかかわらず、見る見るうちに田んぼ一面に。

 

昨年までは「ヒエクリーン」という除草剤が効いていたのに。

今年は稲が見えないほどのヒエの大群に「素人」百姓の私は困惑。

たまらずJAに電話。担当者が「一度見に行きます。」の返事。

 

素人ながら、ここ10年は平年作を確保してきたのに・・。

専門職のJA職員から、現場確認後の電話。

「初期の除草剤では、効かないかもしれません。中期以降対応の除草剤が必要かも。」

 

根から吸収させる除草剤から、茎への対応の「クリンチャー」を勧められました。

初めての除草剤。水を切らさないようにとの指示。

「クリンチャー」散布後、1週間後ヒエに変化が。

ヒエの先端が少しよじれ、場所によって黄色に変色。

留守中に、再度田んぼの確認をしてくれたJA担当者が「効いたようです」と電話が。

 

ローンや共済の金融商品や、高い肥料や除草剤販売のJAと、「冷ややかに」見ていた私。

今回 さすが「営農指導」のJAだと見直しました。

「現場」を知り、的確なアドバイスをしてくれる若い職員の存在はありがたいもの。

 

     

 

先週 1年ぶりの「人間ドック」受診。

10年以上継続検診の岡山市の済生会病院で。

今回は費用4万円。脳ドック検査の昨年は7万円弱。

一番恐れる「ガン」の早期発見が目的。あらゆるガンの徴候発見の血液検査も。

 

肺ガン対応の胸部CT、内臓の超音波検診も。内視鏡はパスし、今回はバリュウムで。

流れ作業的な検診項目で、病気の発見は「偶然」あるいは「奇跡」かもしれません。

JAの職員のような、「餅は餅屋」のプロ集団の存在であってほしいものです。

 

「ヒエ」は目に見えるため、対策が打てます。

見えない「ガン」の早期発見を期待しながら、「精密検査」の必要なしが望み。

「検査結果」を待ち、落ち着かない私です。

 

画像   田んぼ       母親に代わって慣れない草取りをする妹(10年以上前)

               今は人力で草取りをする姿は見かけません

     報告書       ドックの検査結果


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2 コメント

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健診 (まるちゃん)
2022-07-02 09:04:36
健康診断はこの年になったら欠かせんですね?
ワシも一昨年の健康診断では何も指摘されなんだのに、その健康診断のエコー検査では見えにくかった膵臓、胆管を、友人のすい臓がんがきっかけでCT検査を受けると、目的のすい臓や胆管には異常は見られんかったけど前立腺ガンの疑いが・・・。
それでMRI→生検と検査を続け、『立派な癌患者です』とお墨付きを頂いた。
友人がすい臓がんにならんかったらワシもCTは受けてなかったと思います。今は定期的に市民病院で検査しとります。医師は手術しとうていけんらしいけど、PSA検査の数値が医師の期待する数値まで上がらんので残念がってます。
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エッ ガン? (元ベース弾き)
2022-07-05 05:56:31
まるちゃん

前立腺ガンは、あらゆるガンの中で軽微なものらしいい。
確か天皇も患った記憶が・・。
そうは言いながら、医師の指示には従った方がいいでしょう。

近くのクリニックの友人のかかりつけ医は、いつも検査結果を優先。
疑いがあれば、専門医に紹介し、疑念の解消をしてくれます。
高齢になると、ガンの進行も緩やからしい。
ただ 家族の心配や迷惑はかけたくないものです。
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