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秋の畑は・・

2021年09月04日 | 農業

季節は夏から秋に!

わが家の畑も、夏野菜の収穫の終わりと秋野菜の植え付け準備を。

田んぼでは、稲穂が出揃い、「赤とんぼ」が空を舞います。

 

トマト・ナス・ピーマンが残暑の中でも、その存在を誇示。

大玉トマトは、猿に食い散らかされたものの、ミニトマトはサラダで色鮮やか。

ナスは意外に柔らかく、漬物や「おろし生姜」を添えた「焼きナス」に。

 

昔から、わが家でオリジナル調理の紫蘇(しそ)。

柔らかな新しい葉を茹で、「チリメンジャコ」と一緒に味噌で炒める田舎料理。

小さいころから、食べ慣れた味は、「ご飯の友」であり、ビールのつまみ。

「田舎の嫁」のかみさんは、調理方法は覚えたものの、好みでないのか箸をつけません。

 

秋野菜の中で、白菜と大根は必須の野菜作り。

酸化した土をアルカリ性にするために、石灰系の肥料で畑の活性化が必要。

植えた直後は毎日の水補給が必要なため、散水栓の近くが最適。

乾燥を防ぐための「もみ殻」を被せるのも重要。

 

大根は大きく成長させるものと、若い葉を「間引き菜」にするものとに二分。

茹でた「間引き菜」に醤油を垂らし、「旬」の素朴な味を楽しみます。

かつて住んでいた静岡県・浜松でも、「抜き菜」と呼び「珍重」。

「間引き菜」を食べるころは、朝晩涼しくなり、夏バテ解消の季節。

 

農業は、かけた手間が、成果として現れる「正直な」世界。

天候という「変数」があるものの、成果ゼロはありません。

ただ 専業農家は、天候で年間収入が大きく左右される厳しさも。

 

今年 桃農家は、7月の日照りと収穫直前の長雨で壊滅的打撃も。

新米も農協の買取予定価格が、昨年から25%もダウンの提示。

コロナによる外食産業へのダメージが、米価に反映? 様々な悪影響が。

 

     

 

農業は「子育て」に似たところも。

子供の成長期の親の言動が、性格形成や能力開発に連動?

1年単位の農業と10年の教育とスパンに差はあるものの、修正が難しいのが共通点。

 

この夏 嬉しかったのが、娘たちの母親(かみさん)への「心遣い」と「お小遣い」。

久しぶりの帰省で、母親の料理や愛情に触れたためか、帰京後に感謝の連絡が。

「楽しかった!」と連日のデイキャンプの出費の補填をさりげなくしてくれた娘たち。

「大風邪」を引いた私には、大量の風邪薬も。

 

娘たちにも仕事や育児の悩みはあるはずなのに、まず母親をねぎらう娘たち。

学力偏差値に悩んだ娘たちが、「社会偏差値」を身に付けてくれたことに安堵の私。

両親に「元気で夫婦仲良く」と願う娘たちの気持ちを再確認した夏休みでした。

 

画像    雨の畑      上が成長したシソ、この葉を収穫し炒めます

               下側が「間引き菜」用に撒いた大根に被せたもみ殻

      手料理      盆に久しぶりに母親の作ったオムライスを囲む娘たち

               懐かしい味と母親との会話がごちそう?

 


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2 コメント

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家族 (まるちゃん)
2021-09-09 15:58:28
赤紫蘇なんですねー?
わが家の小さな畑には青じそが雑草のごとく自生し、
近所の居酒屋の女将に、『勝手に入って採ってもエエけぇ』と言うほどじゃったです。
今はその小さな畑にはアパートが建ったんで、プランターで季節の野菜をちょっとだけ有機栽培しとります。

娘さんがみんな遠くに住んどんさるけぇ、たまに帰ってくりゃあ嬉しいよねー? ほいじゃのに、風邪を引くとは・・・。
うちゃあ、息子一家は隣じゃし、娘一家は安佐南じゃけぇ30分でやって来れるし、しょっちゅう来とるんで、有難み半減です。

ほいじゃけど、年に1回や2回、全員(11名)集まってメシ食うこともあるけど、楽しいですねー? 疲れるけど(苦笑)。
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羨ましい (元ベース弾き)
2021-09-10 07:54:12
まるちゃん

息子や娘が近くにいるなんて羨ましい限りです。
いざという時に頼りになるでしょう。

もし農業がなかったら、体を動かすこともないと思うと、リハビリには百姓の真似事も丁度いいかも。
私が田んぼ担当、かみさんが畑担当です。
ただ 野菜つくりより、花つくりの方が楽しそうですが。

私もかみさんも市に勤務、同伴出勤です。ただ車は別々です。
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