元ベース弾きの田舎暮らしは

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「サバイバル」

2009年12月08日 | ビジネス
昨日は、視察研修。
地元の企業のトップたちと先進企業の経営探訪です。

朝早くに集合。バスツアーです。
運転手さんが中学校時代の同級生でした。
お互いにびっくりです。

岡山県北東部の対照的な企業二社を訪問。

片方は莫大な投資によるコストダウンをはかる工場。
広い工場の屋根には、太陽光発電のパネルが整然と並んでいます。
工場で使用する電気の三分の一をまかなうとか。
一般建築の集成材の柱を大量生産しています。
あきれるほど広い工場は人気の少ない流れ作業です。

     

もう一方の企業は、コンクリート二次製品の製造工場。
ガイダンスを聞いて驚きました。
草の生える護岸工事用のブロックや、小動物が這いあがれる側溝用製品。
木のチップを固めた道路用ブロック、沈む国境の小島のかさ上げ用軽量コンクリート。
70%がアイデア商品。産学協同の成果だそうです。
小さな企業ながら、研究室が充実。若い人たちに技術伝承も心がけているとか。

最初は大規模投資の工場とその先進性に驚いた私です。
しかし 地方の小さな企業の「生き残る道」を後者の企業に見ました。
ワークシェアリングをしながらも、高校生を雇う姿勢に感動です。
この企業には、チャレンジ精神と「知恵」を感じます。

     
     

仕事柄、多くの企業のスタンスを垣間見ます。
又聞きでなく、自分の目で真実を見ることの重要性に気付きました。
企業の生き残り方、サバイバルの「生き方」が。

画像 工場の間をつなぐ地下トンネル(007の気持ちに)
    太陽光発電パネルを眺めます(向こうの青い屋根)
    商品説明パネル
    道路用インターロッキング(工場近くの一般道で実験中)
コメント
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