元ベース弾きの田舎暮らしは

60歳で田舎にUターン、素人の「米と野菜」作り
音楽が縦軸の人生
就職相談・紹介が「天職」

「採用基準」

2009年10月05日 | ビジネス
日曜日のお昼、岡山から新見への180号線。

よく晴れた気持ちいい青空。絶好のドライブ日和。
バイクの集団が横を走り抜けます。


週末、衣料スーパーの経営者と面談。創業120年以上の老舗。
新見市内に二か所の店舗を持っています。
すごいのは、関西と関東にかなりのチェーン店を。

30年前から、ドイツのボックスストアをモデルに新ビジネスモデル確立。
アイテム数を絞り込み、安さを売り物の多数の店舗を展開。
今は一線を退き、顧問の立場。

これらの店の社員募集の採用基準が面白いのです。
二つの基準をもって臨んできたとのこと。9割の人間が期待通りとか。

その一つが、「失敗の多い人」。もうひとつが「ネアカな人」。
「失敗」の意味を重ねて聞くと、たとえば「失恋」の数。
落ち込んで人生をはかなむ経験は、得難いのだそうです。
「他人(ひと)の痛みもわかるから」という理由です。

また研修費用を必ず計上させ、削減するとチェックするそうです。
言葉では「人財」と言う経営者は多いのですが、通常真っ先に削る経費科目。
苦しい時期でも、銀行の反対を押し切ってきたらしいのです。



個人的にも興味の多い人です。
地元の活性化を考え、若い人の育成も。
「シニアの元気な町づくり」は、「共感」を覚えます。

新見にも「温かい成功者」がいることに嬉しさを感じます。


画像  180号線沿いの竹林(マイカーから撮影、好きな風景です)
     新見市内の複合スーパー(顧問の会社も衣料部門で入店)
コメント
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