古来から続いてきた保存食「焼き米(やっこめ)」作りに今年も挑戦。
母親が嫁に来て以来60年も・・・。私はそのお手伝い。
先祖から受け継いできた「面倒くさい」製造工程の食べ物。
青刈りのイネを手動で脱穀。その「もみ」を流水に「さらす」こと4日間。
そして、大がまで、汗をかきながら丹念に「煎り」ます。
最後に「搗(つ)い」て、もみ殻をはずします。
(この工程のみ専門家に、昔は水車の利用でしょう)
こんな「やっこめ」、個人ではもうだれも作りません。
食べ物があふれる時代です。
食べ方は、いたって簡単。
熱いお茶かお湯に漬すこと数分、塩を少々。
味は素朴なものです。
今は貴重な食べ物。
出来上がった「やっこめ」を近隣・知人に配ることが母親の「喜び」です。
毎年「今年が最後」と言いながら続けています。
以前 NHKの取材申し入れもあったとか。
「やっこめ」は母親の存在の「証明(あかし)」です。
画像 大釜(もみを焦がさないように煎ります。このテクニックが母親の自慢)
選別(比重の差を利用し、実のあるもみを選別)
母親が嫁に来て以来60年も・・・。私はそのお手伝い。
先祖から受け継いできた「面倒くさい」製造工程の食べ物。
青刈りのイネを手動で脱穀。その「もみ」を流水に「さらす」こと4日間。
そして、大がまで、汗をかきながら丹念に「煎り」ます。
最後に「搗(つ)い」て、もみ殻をはずします。
(この工程のみ専門家に、昔は水車の利用でしょう)
こんな「やっこめ」、個人ではもうだれも作りません。
食べ物があふれる時代です。
食べ方は、いたって簡単。
熱いお茶かお湯に漬すこと数分、塩を少々。
味は素朴なものです。
今は貴重な食べ物。
出来上がった「やっこめ」を近隣・知人に配ることが母親の「喜び」です。
毎年「今年が最後」と言いながら続けています。
以前 NHKの取材申し入れもあったとか。
「やっこめ」は母親の存在の「証明(あかし)」です。
画像 大釜(もみを焦がさないように煎ります。このテクニックが母親の自慢)
選別(比重の差を利用し、実のあるもみを選別)