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ジュニアオケのしゃれた演出

2008年08月25日 | 音楽

昨日、面白い演出の演奏会を聴きました。

四女の所属する岡山ジュニアオーケストラの定期演奏会。
場所は岡山シンフォニーホール。丸い外観が目を惹くホールです。
今回は若い指揮者。彼の演出が凝っています。

ルロイ・アンダーソンの生誕100年を記念しての特集。
お揃いのTシャツに指揮者も着替えて、その上派手な帽子まで。
クラシック演奏会では普段やらないパフォーマンス。

「タイプライター」では、事務員風のしつらえのパーカスの団員の本物のタイピング。
「プリンク・・・・」では、楽器だけでなく、人間が回ります。だいぶ練習した様子。
やり過ぎと思いながら、聴衆も楽しみます。

冒頭の「フィンランディア」では、溜めに溜めた指揮に我慢しきれない金管の飛び出し。
そんな演奏ですが、同行した母親は感激の様子。
プルト内側の孫のチェロの演奏の姿がよく見えたためでしょう。

あとは、OGの音大生のバイオリン協奏曲、芥川の曲など面白い選曲です。



このジュニオケは、国内のジュニアオケ最古の歴史のある岡山です。
つい先日までいた浜松と比較してしまいます。
個々人のレベルの高い岡山ですが、全体のアンサンブルがもう一息。
楽器の人数や経歴のばらつきも一因かも。賛助の必要なパートもやむをえません。

四女はこのオケに入るために、父親の母校を選ばず、岡山市内東部の高校に入学。
学校では吹奏楽を楽しみ、好きなピアノに熱中など「三足のワラジ」。
しかし いい仲間に恵まれ「音楽生活」を楽しんでいる様子です。

生演奏の体感と家族の感動共有の出来た午後でした。

画像  岡山シンフォニーホール
     水量豊富な水路(岡山の家に程近い私の好きな風景)
コメント (4)
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