元ベース弾きの田舎暮らしは

60歳で田舎にUターン、素人の「米と野菜」作り
音楽が縦軸の人生
就職相談・紹介が「天職」

田舎のお盆の過ごし方

2008年08月15日 | ふるさと

今年はとにかく暑い。
新見も。岡山も。広島も。

新見の実家の墓石は、30数基あります。
小ぶりな石塔がずらり。ほとんど同じ大きさです。
今はもういない祖父が言っていました。
落ちぶれもせず、栄華もない、こつこつ生きてきた先祖の在りようだと。

墓掃除に弟妹とかみさんたちが揃い、草取りをしながら、久しぶりの会話です。
子供の時代に帰ったような気持ち。
墓の前だからか、昔話や母親の将来のことが素直に話せます。

そして昨日は、広島の義父の墓参り。
母親と同じ年齢で、気性もよく似ていました。
世話好きで、涙もろくて、そのくせ頑固なところもそっくり。

広島の墓は、にぎやかで派手です。
安芸門徒特有の「灯篭?」が飾られます。
名前を記した灯篭が数を競っています。
禅宗の多い岡山県北の地味なお盆ではありません。

     

久しぶりに帰省した三女と宿題に焦る四女も広島に同行。
異常に多いお小遣いを頂いて、二人ともにこにこ。暑さもなんのその。
金の力はすごいものです。(苦笑)

とんぼ返りで岡山に。
思い出作りのためか、かみさんが後楽園に行こうと誘います。
夜8時を過ぎたこの時間から?と不思議でしたが、行ってみて納得。
ライトアップされた後楽園は、素晴らしい光のイベント会場。
昼間のイメージと異なり、同じ庭園とは思えません。

初めておかやまの夜を体感した三女。
「後楽園?それ何?ラーメン?」
天下の名園を知らないのです。
あちこち転勤のせいか、ふるさとを持たない現代娘。私は絶句。

でも久しぶりに家族の揃ったお盆です。
こんな時間を大切にしたいもの。感傷的なオヤジの夜です。

画像  ライトアップの後楽園
     初登場!かみさん・三女・四女(夜の後楽園にて、無断掲載にブーイング必至?)


コメント (9)
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