元ベース弾きの田舎暮らしは

60歳で田舎にUターン、素人の「米と野菜」作り
音楽が縦軸の人生
就職相談・紹介が「天職」

田舎暮らしの決断。かみさんの場合。

2007年11月22日 | 娘達・家族

かみさんの「田舎暮らし」の決断のキーワードは「自分の居場所」でした。
盆暮れのわずかな田舎生活しか知らない不安があったようです。

かみさんは自分が「田舎で何をするのか」がわからなかったのです。
二人で「居場所」を探しました。私が強引にそうしたのです

実はNPOの「音楽村」以外に「魔女の宅急便」の構想があります。
(魔女とは田舎の年齢不詳のシニアの総称です)
母と同じよう独り暮らしや老夫婦の生きがいを作る目的です。
この仕事の多くをかみさんに担ってもらうのです。

自分もそうですが、誰かの役に立っているという想いが生きていく張り合いだと思います。
家族や隣人や地域の人のために生きていくのです。

母親がよく宅配便を送ってくれます。それをあけたときのうれしさと母親へ礼を言うとき、
送った側の母親にも喜びの声と顔があるのです。

         

そのことから発想しました。
地域のシニアたちが宅配便を子や孫、知り合いに送って、喜びの返事があったら、
シニアの嬉しさは格段なものになるでしょう。
送る宅配の中に、凛としたシニアの写真があれば、そのインパクトは強いと考えました。

宅配の中身は、地域の一村一品や野菜など個人の自由です。
宅配料金の価格交渉や梱包材料の提供など交渉は今からです。

懐かしい人やふるさとの「香り」がUターンや移住を促進してくれたらとも思っています。

白髪を染めて、身なりを整えたシニアの写真を見れば、もらったほうも
懐かしく思い出し、電話や手紙の往復が増えるのではないかと考えました。
この白髪染めのお手伝いをかみさんはじめ友人たちではじめたいのです。
いくつになっても髪は女性の「命」だそうです。



この宅配の手伝いやデジカメの撮影を手伝う「スーパーマン」が必要です。
(この「スーパーマン」のネーミングの理由は、シニアの人たちのために
スーパーの注文取りと配達もするのです。この構想については別の機会に。)

母親がお世話になった地域に何ができるか、「浦島太郎」のような私とかみさん
が、田舎で生きていけるかどうかを問われるこの1年です。

画像  岡山の築120前の実家の奥の間を下から見たもの
    母親からの宅配(そば、鯖寿司、餅など)
    白髪染めのヘナ(インド産のハーブが材料、化学成分のないもの、シニアに優しい毛染め)
コメント (17)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする