もう 2週間以上になると思うけど一羽のスズメが毎日ご飯を貰いにやってくる。
台所の窓から手の届くところに駐輪場の屋根があってそこにその日、
私が窓の傍に立っても逃げずにこっちを向いているスズメがいた。
普通スズメは絶対に人馴れもせずこんな近くに人がいるなら必ず飛んで
逃げて行く筈だけどこのスズメだけは逃げなかった。
みたところ具合が悪いのかご老体でそう長くないのかどちらかだと思った。
以前の経験からスズメに関してはちょっと詳しいと自負している。(こちら)
これも以前の経験からだが餌付けはしたくなかったけど自分で餌を拾えない
様子なのでお米を少し屋根の上に置いてやったらそれを啄ばもうをしたが
口に入れてすぐ出した。どうも硬かったみたい。やっぱり弱っていた。
それで次にご飯をやったら今度は軟らかすぎて口の周りにくっつけて
食べ難そうにしていたので次にお米をお湯に浸してそれをやったら食べだした。
それからは日に数回屋根の一番端っこの窓に近い場所でこっちに顔を向けて
まるで催促するように「チュン!」
食べ残しの無いくらいのほんの一つまみの軟らかになった米を屋根の上に
置くと、一度口に入れ細かく砕いて出して再びそれを口に入れて食べている。
スズメが食べ終わるまで私は見張り役。他のスズメが来ないように・・・
どんなに近くでカメラを向けようが平気で食べている。
そして日に日に元気になっていくのが判る。
お陰で外出していても気になって急いで帰ってくるとちゃんと屋根の上で
何時ものポーズで待っている。こんなスズメは初めて・・・可愛いものだ
熊本弁でひとこと
そんうち、こんごてなっと、さぞ、さみしかろね~。