熊本から発信です

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『歴史をこえて 細川家の名宝』展覧会へ

2020年09月27日 | 展覧会

江戸時代に肥後熊本の地を治めていた細川家に伝わる美術工芸品や歴史資料を保存・研究するために、

第16代当主・細川護立によって設立された公益財団法人永青文庫

今年は永青文庫創立70周年記念としておよそ10年ぶりに国宝“細川ミラー”(《金銀錯狩猟文鏡》)

期間限定で公開されるというので県立美術館へ。

この他、細川家に伝わる茶道具や趣向を凝らした大名調度、御用絵師による近世絵画などや、

護立公蒐集の国宝・重要文化財の東洋美術品、近代日本画、宮本武蔵の絵画を展示する豪華な展覧会となっていた。

特に「小林古径」「横山大観」の大作の日本画、細川藤孝(幽斎)の茶道具は興味深かった。

そして今日のもう一つの楽しみは初めて乗車した2種類のバス。

1つは城彩苑⇔二の丸広場を往復するシャトルバス、これは無料で一般は通れない道路を通るので地震後の城内が

バスの窓から見える。

もう一つは「しろめぐりん」、これはJR熊本駅を起点に熊本桜町バスターミナルを経由して、桜の馬場・城彩苑や熊本城周辺の

観光地を結ぶ観光型バスでどこから乗ってもどこで降りても160円という嬉しい熊本城周遊バス

初めて乗ってみたけどとても便利だなぁと実感した。これから大いに利用しよう!

熊本弁でひとこと

 たまにゃ、でかけにゃん、カビはゆるバイ、


勇姫-幕末維新期を生きた細川家のお姫さま‐

2019年11月03日 | 展覧会

県立美術館へ。

福井藩藩主 松平春嶽に嫁いだ細川斉護の三女、勇姫の足跡をたどる

「勇姫-幕末維新期を生きた細川家のお姫さま」展へ。

会場には勇姫愛用の振袖や、唐草の蒔絵が施された化粧道具などが展示されて華やかさの

漂う雰囲気だった。

また、嫁ぐ前や嫁いだ後のエピソードなども展示されて今まで全然知らなかった

勇姫の存在を知ることができた。

春嶽はあまりにも有名な幕末から明治にかけての大名だけどその御正室勇姫の事は

知らなかったなぁ!

おかげでとても勇姫に興味が湧いて小説になっていないかネットで調べてみたが資料などは

あっても、読み物は見つからなかった。もう少し調べてみよう!

熊本弁でひとこと

 こやん、お姫さんの、細川家に、おんなはったて、知らんだった~。

 

 


「色鉛筆と刺繍の合同作品展」に行って・・

2019年08月11日 | 展覧会

何をしても、何をしなくても暑~い毎日。グダグダしていると余計体がきつい!

暑さに挑戦する気持ちで出かける。わざとバスにしてバス停の暑さに先ず耐える。

友達が出展している「色鉛筆作品展」の鑑賞のため目的の県立美術館分館に到着。

作品を前にしてだらけていた体がシャンッ!となった。色鉛筆で描かれた絵は驚くようなリアルさで

例えば動物だったら毛の流れや艶、すべてが立体的にまるで写真のように描かれていた。

本当に色鉛筆だけで描いてあるのだろうかと思ってしまうほどの驚き!

写真と同じで光の当たり具合から綿密に表現してあって、もう写真そのもの、いや写真よりも

温かみがあるような感じを受けた。あらためて色鉛筆画ってすごいなぁ!

熊本弁でひとこと

なんでん、始めたなら、続けてせにゃん、な~も身につかん!


県立美術館 「細川ガラシャ展」へ

2018年09月23日 | 展覧会

チケットは早くに購入していたのに結局ぎりぎりになってやっと美術館へ。

会場へ入ってすぐに日本画の巨匠・橋本明治の「ガラシャ夫人像」が目に入る。

何度みても魅入ってしまう素晴らしい作品。

ガラシャが生きた時代とその生涯を辿る展示品と作品の横に表示された解りやすい

説明が歴史の勉強になりとても見応えのある展覧会だった。

少し遅いランチをとった美術館のカフェから二の丸広場を眺め、久しぶりにゆったりとした
贅沢な時間を過ごすことができた。

熊本弁でひとこと

今日は、ほんなこて、よかもんば、見せて、貰いましたたい!


「若冲と京の美術 細見コレクションの精華」 展覧会へ

2017年09月30日 | 展覧会

細見コレクションが県立美術館で開催されるというのを知り、前売り券を買って楽しみに
待っていた展覧会。

5年前に行った京都で地図を片手に訪ねた細見美術館。琳派の多くの作品が所蔵された
美術館と知り、京都旅行のいちばんの目的地にした程。

周りには京都近代美術館や府立図書館などがあり、平安神宮もすぐだった。

細見美術館は外観はこじんまりとした佇まいだったが中に入ると半地下の斬新な構造が
お洒落で半オープンスタイルのカフェレストランで美味しいパスタのランチをしたのを思い出した。

さて、県立美術館の細見コレクションは若冲の作品をメーンに構成されて私の好きな琳派の作品は
思ったよりも少なかった。

いちばん、目を惹いたのが短冊に書かれた和歌やかるたに書かれた仮名文字の美しさだった。

途中、休憩しながらの観覧だったけど久しぶりに贅沢な時間を過ごすことができた。

熊本弁でひとこと

寝た子ば起こしたごたる、京都に行こごてなったた~い!