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とにかく予想以上のド迫力映画。
2012年には人類が滅亡するという「マヤ終末説」をテーマにした映画で監督は
私の好きなローランド・エメリッヒ監督。
これまでも「デイ・アフター・トゥモロー」(04)、「インデペンデンス・デイ」(96)などの
製作でスペクタル映画の第一人者。
この監督の映画は何時も単純明快で典型的なハリウッド映画だ。
いろいろ批判する人もいるが私は大好きだ。
ただただド肝をぬくだけのパニック映画ではなかった。
命よりも美術品を大事にする人たちの価値観や家族の結びつきなど考えさせられる事が
いっぱいあった。
観かたによってはかなり奥の深い展開の映画だと思った。
でもなんといっても大都市が崩壊していくシーンはこれまでに見た事のない凄い
映像だった。これだけでも映画館へ来た甲斐があったと思った。
入場料1000円が安すぎて申し訳ない気持ちだった。
映画館を出て珈琲を飲みながら
「もし現実にこの現象が起こったら私は逃げずにそのまま命を終えるだろう!」
と考えている自分がちょっと意外だったけどやっぱり歳のせいかな?
熊本弁でひとこと
「映画てにゃ、ほんなこて、よかね~!」(水野晴朗さん風に)