「さわ大大学院」 第１２回

第２期大学院の講義もいよいよ今回で最後となった。
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今回の講義はいかにもさわ大大学院らしく前回とは全く違うジャンルとなる内容で
題して「笑うかどにはちんどん屋」。
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講師の先生は現在福岡で「アダチ宣伝社」を経営
されている熊本出身の安達ひでや氏。
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年配の私たち位の方を想像していたらなんと
４０代の若々しい方だった。
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若い頃はロックバンドを組んでおられたそうで
ちんどん屋になるまでには相当苦労されたとか。
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現在は執筆活動や講演に忙しそうだ。
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ちんどん屋とは・・・・
　・　他人の店の宣伝をする広告代理業

　・昭和20年頃がいちばん華やかな頃でその後テレビＣＭの普及で衰退する。

　・現在は又ブームが戻りお店の宣伝の仕事より主にイベントなどの活動が盛ん

　・ちんどん屋さんになり海外に行って世界の人を楽しませておられるそうだ

お話の間にはチンドン屋の象徴、鉦太鼓を聞かせて下さったりアコーデオンを弾いて
懐メロをみんなに合唱させたりととてもユニークで楽しい講義となった。
あの鉦太鼓の音色を聞いたら子供時代が懐かしく思い出された。
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ちんどん屋さんって、楽器演奏、舞踊、口上、すべてに長けた見事なアーティストだと
あらためて思った。
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最後に夢は世界中の商店街でチンドン屋をやってみたいと言われた。
夢に向かって頑張って欲しいと心からエールをおくりたい。
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熊本弁でひとこと

今日は、な～んか、懐か～しか、ぬうっか、
気持ちになったたい！

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「雷山千如寺」と「御船山楽園」の紅葉をたずねて

鶴屋の旅「雷山千如寺・御船山楽園と日本料理旅館　水野」の日帰りバスツアーに
参加して来た。
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・如・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

  千如寺は福岡県糸島市にある紅葉の名所。
   ご本尊の十一面千手千眼観音像は開祖の僧清賀上人が
　白椿の一木を一刀三礼して造ったもので高さ4.6ｍあり国の
   重要文化財になっている。
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  木像のお観音さまは見上げるばかりに大きくてその前に座り
  僧侶の方による祈願が行われとても清々しい気持ちになれた。
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   庭には樹齢４００年の大楓があり見事な紅葉が見物できた。
　とにかく初めての場所で何も下調べもせずに参加したので
   余計にその素晴らしさに感激。

　いずれ又、ゆっくりと訪れてみたい場所だ。
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日本料理旅館　「水野」
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今回のツアーで一番楽しみにしていたのは
昼食だった。
ツアーのパンフレットを見たときこの昼食場所をみて
即決したくらいだ。
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唐津城のすぐ近くにあり重厚な武家屋敷門が
出迎えてくれた。
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食事をする部屋は左手に唐津湾の海、正面には ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
唐津城が見えてなかなかのロケーション。

料理もツアーの昼食としてはかなりのグレードの高さだった。

特にお刺身の新鮮さには驚いた。
参加者２３名のみんなも大満足の昼食と
なった。

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アルコールも入った満腹感で次の目的地まで
バスの中はお昼寝タイム。
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「御船山楽園」
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御船山楽園は佐賀県武雄市にあり旧鍋島藩領主が造成した敷地１５万坪の
池泉回遊式庭園。
御船山の断崖を借景として四季折々の花が年間１０万人の観光客を呼んでいるそうだ。
特にツツジの季節が見事だそうだ。
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熊本弁でひとこと
いきさきばきむっときゃ、、昼ご飯な、何処でだろか？で決まっとたい！
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　　 ※紅葉の写真はオットー写真館を観てやってください。m(_ _"m)

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「さわ大大学院」 第１１回

１１回目となる今回の講義はなんと・・・・・・・・・・
「最近のエレクトロニクス」と題してのお話。
熊本大学工学部教授　久保田先生による講義で
目に見えない電子が社会を持続的に発展させる
と言う内容の講義だった。

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先生のお話によると講義する対象は小学生から
高校生、大学生、企業のお偉方、議員さんに至るまで
幅の広い受講生だが今回が一番高齢者だそうで
どうしたらエレクトロニクスを解りやすく説明してそれを
少しでも理解して貰えるかが課題だったそうだ。

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まず配られたテキストを見て？？？？？？？？
高齢者を対象とした噛み砕いたテキストだと思うが
それでも馴染みのない単語が羅列されていて
最初から引いてしまった。
でも先生の説明が凄く楽しくて段々惹き込まれていった。
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日頃接する事のない分野の話なので頭の中を素通りして行くのを少しでも留めたくて
ちょっとでも聞いたこと、見たことのある単語が出てくると理解しようと努力しつつの
１時間半の講義は少しばかり疲れた。
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それでも電子の働きや電子の流れをコントロールするスイッチが半導体だということなど
ちょっぴり賢くなったような気がしたのは自己満足だろうか？。
そして熊本県が農林水産業ばかりではなく半導体産業でもかなりの位置づけが
出来ているということがわかった。
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今度息子が帰省したらエレクトロニクスの話でもしようかな！
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熊本弁でひとこと

今日は、たいぎゃな、脳ばつこうたけん、ち～っとどま
頭ん、ようなったごたる、気のすっとたい！

す～ぐ、わするうばってんね。

百周年を迎えた 「八千代座」へ

毎年恒例の八千代座への「玉三郎舞踊公演」の観劇へ・・
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今年は八千代座初お目見えの中村獅童丈を伴っての舞踊公演。
玉三郎さんの美し過ぎる程の舞台に今年も「あぁ～！生きててよかった！」。
そしてテレビの芸能ニュースでの映像しか知らなかった獅童さんは「吉野山」で
狐忠信を演じてその見事な所作にあらためて感動。
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今年「八千代座」は建築百周年、来年は
開業百周年を迎える。

１９８９年廃墟同然の八千代座を訪れた
玉三郎さんによって翌年から始まった
「舞踊公演」が八千代座の活性剤となり地元の
方々の努力と必死な思いが繋がってこの公演も
今年で二十周年となる。

その間に平成の大改修を行った八千代座は
国の重要文化財として今なお進化している。
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私は毎年大体同じ席をとる。
下手席は花道での所作の時に衣装の裾捌きが観客の顔にかかるほどに近い場所での観劇となる。
それが大劇場では味わえない芝居小屋ならでの醍醐味だ。
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熊本弁でひとこと

こやん、近かとしゃが、きれ～かきもん（着物）に
触ってみろごてなったいね！

水前寺成趣園 （水前寺公園）

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数年振りの水前寺公園。
正式には水前寺成趣園と云い熊本藩初代藩主・細川忠利公が渾々と清水が湧く
この地を殊の外お気に召され、御茶屋として作事されたのが始まりでその後
綱利公によって作庭が行われ桃山式の豪華な回遊庭園が完成したという。

庭園の中にある「出水神社」は細川藩歴代藩主を祀った神社で神紋は細川藩と
同じ九曜の紋。

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面積約７３０００平方メートル、池の面積約１００００平方メートル、阿蘇の伏流水が
湧き出て冬でも凍ることがないその透明度の高い池は池底まで見通せて熊本城と並ぶ
自慢の観光地になっている。
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富士山に見立てた築山や池の浮石、植木、石橋などは東海道五十三次の景色を
模して造られたと言う。
私の小学生の頃のお見知り遠足やお別れ遠足によく訪れたものだ。
昔は花見の名所だったけど今は当時の賑わいはないみたい。
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※「古今伝授の間」
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今回の水前寺公園の目的は修復成った「古今伝授の間」の見学だった。
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茅葺、書院造のこの建物は細川家の
初代幽斎公が八条宮智仁親王に
古今和歌集の奥儀を伝授した場所で、
昔、京都御苑の八条宮邸内に建てられた
この建物を明治維新の時、
桂宮家（旧・八条宮家）より、細川家へと
下賜され水前寺公園内に復元されたとの事。
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この場所でお抹茶を頂きながら眺める
水前寺公園の景観は素晴らしい！

　※古今伝授

　　　古今伝授とはその名の示す通り、
       「古今和歌集」の解説など秘説を
       伝える歌学伝授の一形式のこと
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　　　三条西実枝から伝授された細川藤孝（幽斎）が八条宮智仁親王に伝授。
        さらに智仁親王から後水尾天皇に伝授されたことで古今伝授は御所に入り、
        代々の天皇に伝えられるようになる。
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※　池でくつろぐ鳥たち
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熊本弁でひとこと
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せっかくの、よか景色も、こっじゃワヤたい！　→

ばってん、見ようによっちゃ、洒落とるかも

 

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