殊のほか寒くて長かった冬のうっぷんを一気に払う様に開花から超スピードで満開となった
今年の桜。
地震後閉鎖されている熊本城の行幸坂が桜の季節4日間だけ開放されるのを待って
ビールと花見弁当を持って、あ！一番大事なカメラを肩にして花見へgo~!
。
行幸坂を上がったところの備前掘と桜の風景が大好きな私。今年も大勢の見物客と共に
きれいな桜を見る事ができた。
ただ、地震の爪痕の大きな痕跡と艶やかな桜の花とのコラボは何とも胸が痛む。
熊本弁でひとこと
はよう、天守閣前で、花見のでくるごて、ならんどかね！
熊本電鉄の日帰りバスツアーで「糸島の牡蠣」を食べに行った。行きがけに立ち寄った
酒蔵「杉能舎」でオットーは日本酒、私は「粕漬の素」を買う。
牡蠣のツアーは私は2度目だけどなんとなく前回の方が美味しかったような気がした。
でも、これをカバーしてくれたのが帰りに立ち寄った「マリノアシティ 福岡」。
アウトレットは鳥栖しか知らないのでとても楽しみにしていた。思った通りの広大な敷地に
ワクワクする店舗がいっぱい！
そして今日いちばん美味しかったものに出会う。
「GODIVA（ゴディバ）」の店舗を見つけた。熊本のゴディバではチョコ以外ではアイス位しかないが
ここではチョコドリンクがあった。
濃厚なダークチョコレートの飲み物でカカオ75％にしては少し甘かった。でも流石、チョコブランドの
ドリンクは美味しかった。
他にも見るだけでも楽しい雑貨屋さんや珍しい食材のお店などあって又、ゆっくり訪れたいと思った。
予定通り17:30熊本着で楽しい一日が終わった。
熊本弁でひとこと
こら、どおし、懐ばしっか、温（ぬく）めて出直さにゃんばい！
夕方、「いっぱい貰うたけん、食べてかせして」とお隣さんから沢山のヒトモジを頂いた。
夕食に間に合うようにすぐお湯を沸かしてヒトモジをさっと茹でて「ぐるぐる」を作った。
酢味噌を作り食卓へ。我が家の酢味噌は少し甘めが好みだ。焼酎のソーダ割りで乾杯！
この一品が食卓にあがると「春だなぁ」と毎年感じる。しばらくは「ぐるぐる」を作る日々が続きそう！
ヒトモジのお届けが落ち着くと次は筍が届くようになる。こうして季節の移りを食べ物で知ることは
とっても幸せな事だと感謝しながら「いっただきま～す」
熊本弁でひとこと
ぐるぐるば、巻く時、最後に、プチッて、いわすっとが、好いとっとよ～！
「熊本城マラソン」も終わり出場した息子も神奈川へ帰って行き少しホッとしている我が家。
それではと、梅の開花にあわせて特別開放中の「細川刑部邸」へ行った。
梅園の花は五分咲き位で馥郁とした香りが漂って春だなぁと感じさせてくれた。
ただ、まだ地震の爪痕は痛々しく、普段は薄れつつある（薄れてはいけない！）あの日がここに来て生々しく
思い出された。
無惨な姿の塀と、その塀の中の見事に手入れされたお庭の対照的な光景が心に沁みた。
熊本弁でひとこと
なんもかんも、元んごてなっとは、何時だろかねぇ！そるまで、頑張ろばい！
