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「細川護熙 数寄の世界と細川ガラシャ展」

2007年09月24日 | おでかけ

1_4 熊本城築城四百年祭行事の一環で
元首相熊本県知事も勤められた
細川家十八代当主細川護煕氏
陶芸家としての作品と氏の先祖
ガラシャ夫人ゆかりの資料を紹介する
展示会が開催されているので行ってきた。
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入場料は無料と云うことだったので気軽に入ったのだが予想以上の
作品に圧倒され感動した。

楽焼や信楽焼の茶碗(わん)、唐津焼の水指など茶道具を中心に
約百三十点が展示されていて元知事さんの多彩振りを拝見できた。

特に掛け軸や屏風の書にはつい見入ってしまった。

なんの心得もたしなみも無い私が云うのもおこがましいけどその書体や
言葉がとても優しかったり力強く感じたりして心惹かれた。

_0001_2 中でもチラシの右側の写真の掛け軸に
書かれた言葉が印象的だった。

南坊宗啓の「南方録」からの言葉で

”水を運び薪をとり  湯をわかして
  茶をたて仏に供え 人にも施し我も飲み
  花をたて香をたき  皆々仏祖の行ひの
  あとを学ぶなり ”


読んでいると、普通のおばさんの私でも
心が洗われる様な気がして何度も読み
返した。

「ガラシャ展」はガラシャの手紙や手縫いの
衣服などが展示されていてどの文章を読んでもかなりの美人だったと記されていた。

忠興公があまりの美しい妻ゆえ人の目に触れることを嫌がったとあった。

それにしてもこうやって同じ会場での展示を見て
「あっ!ガラシャ夫人は細川元知事にとっては直のご先祖様なんだ」と
あらためて再認識。2_9

熊本弁でひとこと

夫曰く
細川さんのごて、晴耕雨読て云うとば
してみろごたるね~!


生まれ変りばっせにゃん、むんな話たい!

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