熊本城築城四百年祭行事の一環で
元首相で熊本県知事も勤められた
細川家十八代当主細川護煕氏の
陶芸家としての作品と氏の先祖
ガラシャ夫人ゆかりの資料を紹介する
展示会が開催されているので行ってきた。
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入場料は無料と云うことだったので気軽に入ったのだが予想以上の
作品に圧倒され感動した。
楽焼や信楽焼の茶碗(わん)、唐津焼の水指など茶道具を中心に
約百三十点が展示されていて元知事さんの多彩振りを拝見できた。
特に掛け軸や屏風の書にはつい見入ってしまった。
なんの心得もたしなみも無い私が云うのもおこがましいけどその書体や
言葉がとても優しかったり力強く感じたりして心惹かれた。
中でもチラシの右側の写真の掛け軸に
書かれた言葉が印象的だった。
南坊宗啓の「南方録」からの言葉で
”水を運び薪をとり 湯をわかして
茶をたて仏に供え 人にも施し我も飲み
花をたて香をたき 皆々仏祖の行ひの
あとを学ぶなり ”
読んでいると、普通のおばさんの私でも
心が洗われる様な気がして何度も読み
返した。
「ガラシャ展」はガラシャの手紙や手縫いの
衣服などが展示されていてどの文章を読んでもかなりの美人だったと記されていた。
忠興公があまりの美しい妻ゆえ人の目に触れることを嫌がったとあった。
それにしてもこうやって同じ会場での展示を見て
「あっ!ガラシャ夫人は細川元知事にとっては直のご先祖様なんだ」と
あらためて再認識。
熊本弁でひとこと
夫曰く
細川さんのごて、晴耕雨読て云うとば
してみろごたるね~!
私
生まれ変りばっせにゃん、むんな話たい!
貴高く芯の強い女性でしたね。
「ちりぬべき 時しりてこそ 世の中の 花は花なれ 人は人なれ」
まさに悟りのなかでの、潔い最後でした。
ちょっと間違った~!笑って許して~^^
晴耕雨読は老後を過ごす者の憧れですね。
スロー人さんはかなり近い環境と
思いますが・・・
ガラシャ夫人の生涯はやはり信仰心に
よる強さでしょうね。
歴史上の人物の辞世の句はどの句も
それぞれ趣があって判らぬまでも
好きです。
私何時も思います。
他のブログでコメント間違った時
編集できたら良いのにと・・・
自分のブログしかできませんものね!