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野の花ガーデンblog

野バラが大好きのんのんです。植物と一緒の暮らしを楽しんでいます。

カカヤンバラの花粉に

2016-06-21 22:15:10 | 観察
緑色の虫が止まっています。

ツユムシの仲間でしょうか。



おしべを端から順番に食べていってつるつるにしてしまいます。


カカヤンバラは蒸し暑い梅雨の時期に
毎日純白の大きな花が咲いて、
濃厚な香りがするのでうれしいのですが、

きれいなのは朝のうちだけ、、

暑い時期のバラは敵が多くて大変ですね。

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川のテリハ海のテリハ

2016-06-10 22:35:52 | 観察
ツクシイバラ観察に出かけた時に出会った野バラ2種です。

川のテリハ

蕚筒が赤いので気になっていました。
見つけた時はまだ咲いてなかったので、
はじめましての花です。


開き始めた時はほんのりピンク
わくわく・・

でも、

咲いて見たらほとんど白の花でした。

ちいさな葉がよく茂って地面を這ってはいますが
興味しんしんなのは托葉、

幅がせまくて、切れ込みもないなんて、
近所の山で観察しているミヤコイバラタイプに近いかも・・??



海のテリハ

つぼみがピンク色で


咲き始めはピンクの花


写真では伝わらないけれど、
実物はもっとピンクでかわいいです。


やがて白い花に。


これは砂浜に広がっていたもので

どんどん走っていくだけで茂みにはなりません。

こちらも川のテリハと同じくらいの小さな葉で
托葉の幅も狭くて、切れ込みがありません。
テリハノイバラもいろいろありますね。


自生地でみつけた野バラが咲くと、
咲いていた場所の空気が漂ってくる気がします。



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カナダの野バラ-3

2016-06-09 20:55:41 | 観察
まだちいさいので変化してくるかもしれませんが、
細部を観察してみました。


蕚片と蕚筒には腺があります。
花柄はつるつるで刺はありません。

葉は5枚から7枚で明るい緑色、光沢はないですね。

Vの字ほどではないけれど、平たくもないです。


托葉は緑色で幅は広め。


茎はつるつるで、トゲもほとんどありませんが

出てきたばかりの新梢には細かい針のような刺がびっしり、、
翌年には紅色になって、刺はほとんどなくなっています。

地下茎で増えるタイプのようですね。
最初は1本しかなかったのに、いつのまにか増えています。

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散らないバラ

2016-06-07 20:54:41 | 観察
実生湖南バラが咲き始めたのは5月の中頃でした。

一週間たっても散らずにそのまま

日蔭を彩ってくれる存在で、

色が褪せたとはいえ咲き続けて月が変わり

アジサイが咲いてもまだ、花びらが残っています。


白花タイプも同じように咲き続けています。

退色するというよりも、緑っぽく変色?


そして今日、開花してから3週間以上たったのに

花びらはついたまま、蕚筒はまんまるにふくらんでいます。

こんなに長く間散らないなんて・・ビックリです。
名前も謎めいていましたが、すごい力を秘めているバラですね。

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梅雨に咲く

2016-06-06 21:18:58 | 観察

ムタビリス


クラリーセージ


〈ホワイトモジト〉



ムシトリナデシコ
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カナダの野バラ

2016-06-03 20:22:14 | 観察
種まきして4年目です。
今年もまた花に会えないままだったと
諦めかけていたところでした。
遅咲きのバラなんですね。


感動の対面です。はじめまして・・
ちいさな花なのに、とってもいい香りがしています。
ハマナスのようなスパイシー系、かな?
ダマスクのような豊かな香りも含まれていますね。


先進むと花色は淡くなってラベンダーピンク、、

丸くてふっくらとしためしべがかわいいです。


でもこの感じ、、
数年前から咲いている実生のバラにそっくりです。

お花屋さんの切り枝のバラの実生です。

比較のために鉢を下に置いて観察してみました。

つぼみの様子も・・


開きかけの様子も、、


どれが誰だかわからないくらい、、
そっくりですね。

刺の様子も



同じです。

ということは、
お花屋さんのバラの実は、カナダで咲いている野バラと同じ??









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カカヤンバラ

2016-06-01 22:33:32 | 観察
Rosa bracteata

夏のバラが咲き始めました。
これから続く暑さに負けずにグングン伸びて
純白の花が次々と咲いて楽しませてくれます。

うれしいバラだけれど、太いシュートが勢いよく伸びて、
しかも地面を這うように広がるので
石垣のような高さのある場所があればよかったなぁと思います。
仕方がないので、思い切って短く管理しています。


なんといってもこのバラは香り・・
トロピカルフルーツ?のような濃厚な香りがたまりせん。

それと純白の花、
野バラの中では大きい方ですね。

ハマナスとおなじくらい。。
開花の時期も似ているし、香りもいいし、、
南と北のバラで夏のデュエットですね。


咲き始めはちょっとナニワイバラを連想します

全然違う樹形だけど、香りは共通してるかも・・
熟した梅の香りもするかな?


開ききると桜の花の形になります。

花びらの端がハート型にへこんでいるからですね。











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ブルノニーと似ている野バラ

2016-05-28 18:58:28 | 観察
ロサ・ロンギクスピス

別名にRosa moschata var yunnanensisとか、Rosa yunanensisというのがあって
すごく興味しんしんですが、中国の西南部(雲南、四川、貴州、インド北部にも)
広く分布していて変異の幅が広いらしいですね。
花の数が4-5花から10花とか、、その中でも花の多い変種がシノウィルソニーということでしょうか。
香りについてはある本に「バナナ」と書かれていたりして
気になっていますが、粉っぽいムスク香の陰にノイバラ香が混じったという感じかな、、
良い香りだけどバナナとは思えないままです。



ロンギクスピスよりもっと花つきがよくて豪華なのが

ロサ・ムリガニー
ジョージフォレストが雲南省で採取したということで中国のバラなのですが、
この名前は中国植物誌には載ってなくて、あれこれ想像しています。
この花もフルーティな香りとか、バナナの香りと書かれていたりもしますが、
私の株は頭がくらっとするような強いノイバラ香です。
時によって香りは変化するのでいつか違う面を知る日が来るかなと楽しみでもあります。


今年はブルノニーの花がたくさん咲きました。
実生10年目、本来の姿が出た頃でしょうか。

日当たりが好きなようで、木の上から咲き始めます。
(2階の窓から見られるように植えたらよかった・・)


Rosa moschata var.nepalensisということで香りの確認が夢でした。
ロサ・モスカータの香りとはちょっと違いますね。
もう少しダマスクにあるようなスパイスが効いている気もします。
やさしくて暖かい、元気が湧いてくるような、うれしい香りです。


長い枝の先に咲く花は枝垂れて

咲き始めはクリーム色で、花粉が金色、
こういう姿もかわいいですね。


ブルノニーとムリガニー、ロンギクスピスの花枝を切って
花房の大きさを比較をしてみました。

右がブルノニー

左はムリガニー、
中と下の2つはロンギクスピスです。

ブルノニーは「複傘房薔薇」というだけあって、花房がいくつも重なっています。
花梗が長いのですっきりして花がきれいに見えますね。
ロンギクスピスは花梗が短いのでぎゅっと詰まった感じ、
しかも枝が斜めに伸びるので、花瓶に挿そうとするとくるくるまわって収まりません。
その点ムリガニーは直立する枝もあるので花瓶に挿すこともできます。
でもぎっしりと花がつく感じはロンギクスピスと似ていますね。
関係があるのか、違うバラなのか、じっくり比べてみたいなと思いました。












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五家荘紅花ノイバラ(一重)

2016-05-24 19:50:03 | 観察
ノイバラと名前がついていますが、
開花時期はテリハノイバラと同じで遅く、
枝ぶりも、光沢がある小さな葉も、幅が広い托葉も
花の感じも、、テリハノイバラ?
という感じですが、花が・・


野バラとは思えないほど赤いですね。
中心が白くてそこに金色のおしべがふわふわと開いて、、
なんとも言えずかわいいです。

でも目を離すとすぐにうどんこをかぶって真っ白になるのが悩みです。
それで予備のために挿し木したら上に伸びるタイプになって

最初の株(下の小さな葉と花)とは違う感じになって
もしかしたらツクシイバラなどの遺伝子もあるの?
などといろいろ想像がふくらみます。


挿し木でも感じが変わっていくものなんですね。
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野生のミヤコイバラ

2016-05-22 19:53:34 | 観察
バラ園で購入したミヤコイバラは

花も大きめでひらひらして、雄蕊がきゅっと閉じているので
上品でオシャレな感じがします。


私が近所の山で見つけた株は

研究者のМさんに「ミヤコイバラです」と認定してもらったのですが、
葉が小さくてつやつやしています。


花も小輪で、どちらかというとキュートなタイプ?

野バラなので個体差も大きいだろうし
もともと徳島は分布域から外れているので
こちらに分布するヤブイバラに近いのかな・・?と思ったりして
いつか自生している野生のミヤコイバラと比べてみたい!
と願っていました。

その願いがとうとうかなって、
岐阜の方に頂いたミヤコイバラの苗に蕾がつきました。

上が徳島、下が岐阜のミヤコイバラです。


葉の大きさ、つぼみの付き方、開花時期も同じです。
徳島のもミヤコイバラでいいんだなという実感が湧いて
しみじみとうれしいです。


でも細かく見るといろいろ違っていますね。

岐阜のはつぼみがピンクで、腺毛が少なくて
葉の質感も艶がなくて平たい感じ、
そんなところはバラ園のミヤコイバラと同じですね。



翌日の花も多少ひらひらしています。


こちらのものはやっぱりヤブイバラに近くて、
本来のミヤコイバラはオシャレな野バラなんだなと感じました。







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カタイエンシスとその実生

2016-05-21 20:01:07 | 観察
ロサ・ムルチフローラ・カタイエンシスの実生苗


咲き始めは黄バラ?と思うほどですが、


開花にするにつれてクリームホワイトになります。

四季咲きなのはアリスターステラグレイと交雑したのかなぁ、、。
今年は少し大きくなって、ミニバラサイズは卒業です。


おかあさんも咲き始めています。

咲き始めは濃いピンク


次第に淡いピンクになっていきます。
この株はもしかしたらカタイエンシスと違うのでは?
と言われていると聞きましたが
花も葉もかわいいのでお気に入りです。


実生して一季咲きをから四季咲きが生まれるのは
お母さんがすでに四季咲き性との交雑種だったからと聞いてから
ずっと気にして見ていますが、何バラが混じってこんなバラになったのか
全然想像がつきません。












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変化朝顔の楽しみは

2016-05-17 20:10:25 | 観察
双葉の時から始まっているそうですね。


豊露は葉が広くてリッチな感じ、
蜻蛉葉は双葉の時からトンボみたい、
柳白撫子は白い斑入りで、、
それぞれに特徴があって双葉の時からかわいいですね。


変化する確率は低いそうですが、
どれがそうなのやら、、
なにしろ初めてなので、ただぼんやりと眺めています。


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ツクシイバラと湖南バラ

2016-05-16 21:07:51 | 観察
宮崎のツクシイバラはすごく大きくて、

日当たりのいい場所では、抱えるほどの大きな花房が
天に向かって咲いています。

木陰に誘引した枝は細く枝垂れて

実生湖南バラと絡まりあって咲いています。


さてここでクエスチョン、
どれが湖南バラ実生で、どちらがツクシイバラでしょうか。

答えは、
上は実生湖南バラのピンク色タイプ
下半分の雄蕊が多い方がツクシイバラです。


湖南バラはいろんなタイプが生まれていて

白いノイバラタイプと


ほんのりピンクの半八重


底白で濃い紅色の一重とがあって

半日蔭にも耐えて明るく彩ってくれるので



鉢植えから解放してあげようかなと思っています。


ちなみに、実生湖南バラの母

ツクシイバラに押されて日陰になったせいか
色白のほっそりさんに咲いています。

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庄之助薔薇

2016-05-08 22:12:11 | 観察
Rosa multiflora watosoniana

江戸時代には貴重な変わり種として好事家に愛好されていたそうですね。
伊吹山に自生していたという記録があるそうですが、
こんなに小さなバラが山で生き延びていくのは大変だったのではと想像します。



バラの中では最小ということで、
5ミリくらい?のちいさな花です。

花びらが細いうえにほんのりピンクがかったりするので
よく見ないとわかりませんね。


ルーペで見ると茎にも葉にも、つぼみにも、
ほわほわのうぶ毛があって、かわいいです。


ロサ・ムルチフローラということなので、
托葉を見てみました。

どこが托葉?というくらいほっそりとしていますね。
切れ込みはまったくありません。
???


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ピンク野バラ

2016-05-04 20:07:14 | 観察
ずいぶん前に盆栽コーナーで買ったもので、
刺無タイプです。

ヤクシマノイバラやテリハノイバラは毎年花が咲くのに、
これは病弱で、、ヒョロヒョロ伸びるばかり、、
一度も花を見たことがありせんでした。
それがやっと、咲きました。


目に入れても痛くない?ほどちいさな花です。
色も、ピンクというにはあまりにも淡いですね。


我が家のピンクノイバラの中では一番花がちいさい

山道の野バラと並べてみます。


中央の蕾の濃いピンクが山道、右の淡いつぼみがピンクノイバラです。
つぼみの時から淡いピンクですね。

咲き進むと大きくなるのかと思ったけれど

朝のままでした。
葉が大きいのでよけい花が小さく見えます。

刺なしのところが魅力点なんでしょうかね。
どうしたものかと迷います。

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