湘南自転車オヤジのまったりサイクリングは今日も明日も絶好調 (^^)/

毎週湘南地方をポタポタと徘徊してるよん。アマチュア無線はCWで主にQRV (^^)v

BRM421 果てしなく彼方に豊科

2007年04月22日 | ブルベ

幼い頃、フラッシャー付きではない自転車を親に買ってもらい、近所を徘徊していたハナタレ小僧は、今30ウン年の時を経て立派な自転車オヤジになりました。
近所を2~3キロ走っては大冒険であり、幼い心を刺激したものです。
それが、今では夜通し400キロを走りきるプチモンスターマシンへと化け変わったのであります。

 昼過ぎのビール列車に乗って帰還いたしました(^。^)ゞ

さぁ!みなさん、私と共に400キロのブルベという旅に出かけましょうp(^-^)q

朝4時半、静かに自宅を出る。このまま箱根を越えて沼津に・・・・・というわけには絶対にいかない。5時22分下りの始発に間に合うよう茅ヶ崎駅にむかい、赤唐辛子号の慣れない分解を行う。本当は、泥除けが邪魔であったけど、前回みたいな雨に遭遇したときには、救命胴衣に匹敵するほどすごくありがたみを感じるであることは体が訴えていたのだ。
また、この赤唐辛子号には見た目も泥除けが必要なのである。(あくまでもカタチにこだわるワタシ)

車中の人。旅人には車窓に映るビールがよく似合うのだが、これから400キロ走る身にとってあまりにも不謹慎であるため今回はパス。


アレ?masaさんも同じ列車に乗るはずだったのにいない。まさかの箱根越え?いやいや違う列車でした。

6時38分、沼津駅に到着。早速、駅前で赤唐辛子号を組み立てる。泥除けがあるぶん、組付け点数と調整に時間がかかるが、ここでしっかりとやっておけば400キロの道中でガタがでることはあるまい。


駅前から約4.8キロ地点に本日のスタート地区沼津遊泳場がある。まだ集合まで時間があるから、プラプラとね。

8時10分、集合地に到着。再びおはようございま~~す masaさん! イッシーさんははじめましてです! おっ!あの青いサリーはTakaさんに違いない!

ブルベライダーが集まりはじめてきた。


ん?前回の300とは異なり、テンション高い人が多く、しかも荷物にオーラを感じてしまう。つまり、何度も400~600キロを走っているライダーのオーラを感じていまうのだ。なんて少量な荷物!

ブルベカードに記入し、検車をしていよいよ出走だ。


高まる胸の鼓動、折り返し地点はここから200キロ先の豊科というところなのだ。すっげー遠いじゃん!焼きそば名物の富士宮の隣じゃないよ!はるか彼方なんだぜ。はたして、明日の今ごろ、ここに無事着いて祝杯をあげることができるのだろうか?
不安がよぎる。緊張してきたぞ! あぁぁ不安的中(x_x;) あんだけ苦労して作ったこれらを忘れて、これしかない。
地図なし400キロは正直言ってびびりまくりだ(-。-;)しゃーない。

9時出発進行! スタート切ってから、場内の蛇口で給水したが、ここは沼津、水がすごくおいしい。オススメ(^-^)
ありゃま、鈍尻スタートだ。

お天気は晴れ、気温は丁度よし!先ずは北上しk380を左折し、そのまま西進む。
過去のリザルトを分析すると、PC1までは皆さん結構飛ばしていた。本日も、速い人はあっという間にいなくなっちゃった。
湘南自転車オヤジはこの先のことを考え、いつものマイペースで流してゆく。けど、運よく同じペースの編成に組みこんでもらった。向かい風っぽかったのでラッキー。フラットコースを西へ向かう。
製紙工場の独特な臭いをかぎ、富士川へ。
富士川の橋を渡るときは車道が狭いので気を遣う。静岡県はどうも自転車にとって優しくないようだが・・・。

橋を渡ったら、右折をし北上してゆく。富士川サイドを遡上してゆくのだが、坂道などはまだない。追い風お天気絶好調(^-^)v 川沿いのため、過激なのぼり坂はなく先ずはほっとしている。

しかし、稲子はひとこぶ越えてなくてはいけない。

おぉぉ フロントギア26T様!あなた様のおかげで前のライダーについてける~

やがてPC1に到着。11時13分。53.2キロ。早速、コーラ補給でレシートを取得し、5分の休憩後、スタートする。


左岸のK10を遡上継続してゆく。適度なアップダウンと追い風、少ない交通量、川沿いの素晴らしい風景。素晴らしいコースだ。


先程のサリーを抜かした時、ご挨拶。やはりtakaさんでした。本日よろしくです(^-^)/
波高島からR52に出ると大型車の往来があるので要注意。
85キロ地点で先週新たに甲西バイパスの延伸開通したので、ボサッと走っていると・・・・・・・。

R52旧道からK12に入ってしばらくすると、PC2の南ALP店のコンビニに到着。13時29分、101.54キロ。
過去データを参照すると、まずまずかな?データは、昨年24時間で走破しているi出さんのタイムを目標にして今回は臨んでいるのだ(^^)
ここを左折すると、懐かしい芦安温泉だ。が、本日は直進なり。それにしても、復路で遭難しそうな予感のK12。
甲府盆地特有の扇状地の緩やかな上りは、このPCで一旦はピークを迎える。ブルベライダーはみな元気一杯(^-^)

低い位置から甲府盆地を右手に臨みながら、田舎ロードを進み、穴山橋でR20に出た。甲州街道だ。交通量はもちろん多く、何を勘違いしてるのか、トレーラーも飛ばし過ぎなんだ。

白州道の駅でこのジェラート食べたかったんだ(o^_^o)


さて、ピリ辛っとした緩やかにのぼりが感じられるようになってきた。本日の第一関門か?目の前に控えるは富士見峠。読んで字のごとく、そこから富士山が見えるのであろう。しかし、残念ながら、後ろを振り向くと本日は富士山のふ の字も見えてこない。時折、スタンディングをかましながら、でっかいヘアピンカーブもこなしてゆくと やがて峠らしきピークに。ようやくここまでこれた。これも、超コンパクトドライブのおかげだろう。 16時23分。


峠からは、諏訪湖盆地に向け下り基調となる。時速30~40キロ以上をキープして下ってゆくと、そこは諏訪の市街地の手前PC3のローソン諏訪普門寺店。ライダー達は各々食事を楽しんでいた。17時03分。



takaさんのサリーと記念撮影

夕刻の移動時間帯に入り、ぐくっと交通量が多くなってきた。また、だんだんと、体力の消耗が気にかかり始めてきた。ここまでの距離は156.08キロ!?おぉぉぉぉ。我ながら素晴らしい。自分自身を誉めてさし上げよう(^^;

さて、このポイントを過ぎてから、本日の第2関門!塩尻峠が控えているのだ。標高差はそれ程ないにせよ、坂道にはかわりがない。一番軽いギアに入れると前に進まないので、3枚押し込んで、ゆっくりとスタンディングでのぼり、時折、車上でのストレッチングを試みる。だいぶ、体が硬くなってきた証なのだ。でもね、やっぱり軽いギアが1番(^-^)v takaさんのマシンと諏訪湖をバックに記念撮影。


18時48分 塩尻峠に到着。太陽はだいぶ傾きかけてきた。


i出女神様の参考書によれば、19時代に豊科PCに着いていなくてはいけない。そのため、ここからの下りは明るいうちにぶっ飛ばしてゆきたいのだ。まだ、完全日没ではないので、50キロ近く出しかっ飛ばしてゆく。

え(@。@; もう折り返しライダーが上ってきてるじゃないの!驚異!
また,一人絶叫ライダーとすれ違いました。masaさんみたい。masaさ~ん(^o^)/ 速いなぁ。

やがて、というかとっくに日没。とうとう、本日の第3関門である暗夜行路へと突入なのだ。

R19を右折。塩尻市街地を抜けて、松本市街地へ。ブリーフィング通り、左側にはファミレスが沢山あり、いきなりの左折やサンキュー右折が絶えない。そんな中、交差点進入時、並走していた軽に不穏な動きが。反射的にブレーキレバー握った瞬間、ウインカー即左折!「オリャーバカヤローガァーヽ(*`Д´)ノ」と怒鳴って寸前で停車、わずか50センチですり抜けね。危うくぶっかるとこだった。もちろんドライバーに対して文句を言いましたが・・・・・。
後ろを走っていたtakaさん、心配かけスンマセンでした。まさにブリーヒィング通りです(-。-;)

だんだん街灯もなくなり、真っ暗闇になってきた。豊科までの暗い道は交通量がそこそこあり、心細くはないが、やっぱりナイトラン。車が途絶えると真っ暗闇。下り基調で追い風なので、快調だけどちょっぴり不安。これって復路最悪?
沢山のフルベライダー達が沼津に向け走り去ってゆく沢山のブルベライダー達とスライドする。みんないか釣り漁船みたいだよ(^-^)。

豊科IC左折の看板が現れ、左折。 ぽつんとコンビニの明かりが見えてきた!本日のPC4だ。よかった、無事に着くことができたようだ。 19時43分。


ここまでのネットアベは18.6キロ 距離は勿論203.5キロ ネット時間は10時間43分。参考書と照らし合わせたらまずまずの進行具合とみた。
参考書から、i出さんが「湘南自転車オヤジ君、頑張ってね。」にっこりと微笑んでくれているような気がしてすっごくうれしかったよ。っちゅーか、リアルi出さん隣でパン食べてんじゃん!

コメント (2)
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