昨日…7年ぶりにMと会った。
変らない~!!!そうはしゃぎながら言ったけど、話してて「あれっ」変ってしまっていた。みかけはたいして変らないんだけど。ちょっと中年ぶとりしてるくらいで…。
自分の話しは聞いてほしいのに、私の話はあんまり聞きたくない。でもぜんぜん聞かないと自分のことも話せない。だから聞く。でもできれば話さないでね。私、自分のことだけ話したいの。聞いてほしいの。しかもまったく否定しないでだよ。そんな気持ちが見え隠れしているから…疲れた。
もちろん2人で盛り上がれるところもいっぱいあったんだけど、なんせ7年ぶりだし。Mは話し上手だからごまかしがきいたけど、そうじゃなかったらきっと、とっとと帰りたくなっただろうな。疲れたモン。
あとからゆっくりと考えるに…たぶんRちゃん系の人、なんだと思う。これが酷くなるとYちゃんになる。Rはしつくこくからみついてはくるけれど、よほど空気を読めるから、Mよりも健康的なんじゃないだろうかとすら感じた。
YもMもあーだこうだ言うわりにちっとも変わらない。全部親のせい誰かのせい。そうそう2人とも聞きたくもない話しを無理やり話して聞かせるとことは同じ。あんた年いくつなのって思っちゃう。こっちが嫌がってる空気感はまったく無視。Yにたとえて「そういう話しはいやだし、めんどくさいんだよね」と言っても、自分のことも言われているとはまったく感じてないようで…。はっきり言えばオ病気。
2人とも根本的には同じ。強弱だけの差。
話す内容が7年前とまったく同じ。でも前より酷くなってる。昔はいろんなことに感謝して、ありがたいが口癖だったのに…。今は不満がけっこうでる。それも、うちよりもよほど立派な官舎に住んでいるのに。たしかに前の住人は酷かったんだろうけど、わざわざとった写真を許可もなくみせなくてもいい。そんなものみたくないってば。普通はみせない。そんなに酷いところにすまわされてかわいそうねっていってほしいのか。細かいところまでけちつけてさ…。だったら借家を借りたらいいじゃないの。住宅手当もでるんだろうし…。お金持ちの傲慢さがそこかしこにでるようになってた。してもらってあたりまえ。
そういえばあの昔の「ありがたいよね」も、どこかうわすべりでとってつけたように感じられたんだけど…ところどころね。たぶん本心でもなかったんだと思う。そう思ってたほうがいいんじゃないかな…みたいな。たぶん精神世界系の本による洗礼。
この人根本的なところで病んでるんじゃないだろうかと、昨日初めてそう思った。アルコールで全部心の奥底に流しこんでいるんだろうな。とはいっても晩酌程度だけど。
あんまりつきあいたい相手じゃないな。やたらにほめるのもどうも嘘っぽくて。会ってると気が沈んでくる。そりゃあ、またあの話し?もううんざりだわ、なんて思ってるんだからあたりまえのこと。でも原因はそれだけじゃないんだと思う。
会ってよかったな、と思えたことは、わずらわしい話しが続いたら、そうえいばさ~と話題をすんなり変えられるようになってたこと。変えられて腹をたてたり、すぐにでもさっきの続きだけど…とその話しに戻っていかないことが彼女の健全さかと…。
自分の不幸について話さないではいられないんだろうなと思う。たいしたことないわ。私なんか鼻で笑っちゃうけど。でも根本の不幸にはたどりつきたくないんだ。かわいそうに…。苦悩できない。鬱にもなれない。少量ですんでるみたいだけどアルコールに頼ってる。本人にいわせれば晩酌のおしょうばんなんだけどね。生活に困ってるわけじゃないし。自分に困ってるわけでもない。裕福で子どももいないから「暇」に困ってるといえば困ってるのか。
どこかふわふわと地に足がついていない。地につける努力はしていない。お金持ちにあぐらをかいて、暇をつぶせる種探しに忙しい。彼女にほめられても嬉しくないのは、そういうところもあるからなんだろうなと思う。
私にもああなってしまう可能性があったんだから、その道をともすれば選びそうになるのを必死でとどまってたりとどまれなかったり…。とどまれないほうが多いけど…。でも自覚があるっていうことがありがたい。