goo blog サービス終了のお知らせ 

Mr.トレイルのオーディオ回り道

「音質アップ」を目的として、
システム全体の「基礎的項目の見直し」に、
重点を置いて試行錯誤や実験をしています。

6L6のメタル管ついて

2008年11月28日 | ピュアオーディオ

6l6metal 管球アンプで6L6系の球を使ったTrail仕様管球アンプを揃えている件は既にお話しています。最初に使った球の印象が良くなかったので「使えない球」と思っていましたが、組み合わせに使ったアンプが良くなかったようです。当該アンプをTrail仕様化した事で半田材と配線類を一新され本来の性能を発揮し始めたようです。

RCAやケンレッドのメタル管は驚くほど安く手に入ります。これがGECのKT66と変わらない性能と云えば納得されるでしょう。

ただこの球はほとんどが「中古球」です。用途がほとんど軍用で有ったと推測されますので、真空管の寿命が判らなかった時代ですので指定の時間使われてから払い下げられた物がほとんどだと思います。

実際は非常に丈夫な球で「指定の時間」ではエージング程度の使われ方だと思います。しかし、その後誰かが使ったのかは外見からは全く判断できません。その意味では「非常に危ない球」かもしれません。

このメタル管の表面には電源をONしますと30V程の電流が流れますので、知らずに触るとビリビリっと「感電」します。もっともSWを入れると熱くなるので触る人はいないと思いますが知識としてはお持ちいただく事が必要です。

特にアンプがトラぶった時、通電しながら調整や測定をする時等は注意が必要です。


最新の画像もっと見る