レビンソンNo380Lへの音質対策を実施して鳴らしこみに入っています。4時間ほど鳴らしてチェックCDで確認して見ました。
従来のC-290の時の音数よりははるかに多くなっています。それでも現状では何処か?(F-25V?)詰まっているような感じが少し有り、「音のバランスがまだ十分ではない」と感じました。
「音質対策」の基本は「低抵抗値化」です。オームの法則から行くと、電圧が一定の場合、抵抗値を下げると電流値が大きくなります。「電気の流れる量が少ない」と感じる時に「ふん詰まり」を感じます。
今回の対策で、プリアンプ自体の活性化にも時間が掛かりますが、伝送量が増加していますので、後ろの機器やケーブル類が馴染むのにも時間が掛かります。現在のシステムではF-25Vが導入後約1ヶ月なのでこの部分がネックとなっていると推定しています。
鳴らしこみによる低抵抗値化という視点は経験上うすうすわかっているのですが、原理的な説明で納得ができます。
この間の経験からは、ツイーターにYAMAHA0506やJBL075の初期16Ωタイプ(8Ωとは別物で繊細さわやかな高域が素晴らしい)のように振動板が極薄の鋭敏なものを使うと機材の微細なノイズを出してくれ劣化の進みに気付かされることが多いです。
ノイズまで行かなくても劣化は確実に進行している訳で、聴感上聞き分け難いため聴き過ごしてしまいがちのようです。
冒頭のヒューズのことと関連しますが、特に電源周りの高温がコンデンサーを劣化させ、電源電圧の微妙な不安定が音質の劣化を招いて行くようです。
マルチ化の結果、機材の総点検と取捨選択が進むことになりました。
パーツの劣化のお話の前に、電子部品の使い方(設計の仕方)はJISでも定格の2~3割で使う様に推奨されています。電子部品は一般に出荷段階で定格の100%を保証する様に検査されています。このギャップを考えると極端な劣化は起こりにくいと思います。
コンデンサーではOSコンやタンタルコンを使えば劣化は考えなくて良くなります。(自動修復機能が有ります)
コンデンサーは容量ヌケが一番の大敵で、電池と同じで「使わない事」が最大の故障の原因になります。
高温環境下での使用も劣化を早めます。高温よりも湿度の影響が大きいと思います。
マルチアンプの場合、SPユニットとアンプの組合せを理想に近づける事が出来ます。
ウーハーにはTr型のハイパワーアンプ、ホーンには管球のシングルアンプが「音圧」的に合います。