GE6550シングルアンプは2台所有しています。このアンプは三栄無線のキットを組んだものを入手し、真空管をすべてNOS品に交換し、内部配線を特殊な銀線に交換して、「高性能化」させています。
余りお見せした事のない「たどり着いた最終局面」の内部配線です。白い配線に見えるのは「特殊な銀線」です。基本的に太線1本に細線2本の3本で「1本」です。ただ、内部配線するには狭い処や、強度のないターミナルが有り、理想通りに配線できない処も有ります。基本的に必要な処の補強を終わりましたので、更なる音質アップをしていると思います。
このアンプは今回の監修をする前に、ALTEC604系のスピーカーを手玉に取るほどドライブ力でした。下手なプッシュプルアンプが軽く退けられる実力を持っています。特筆すべきはTR型アンプもかなわないSN比を持っている点です。
WE101Dppパワーアンプも監修しましたが、もう手を加える事を諦めました。余りにも狭く、半田こてが入りません。
部品と回路を選んでASSYして音が出て来た時の満足感は格別ですよね。
配線はもう少し綺麗に纏めるとノイズに強くなりますよ。
自作アンプ製作をお楽しみ下さいませ。
アンプの設計はしません。それだけの知識が有りません。自作アンプの中古品を買い求め、聴き比べて良さそうな物に、内部配線やヒューズの交換、良いパーツへの交換で「音質アップ」をさせています。
この内部配線の交換は絶大な効果を持っています。ハイスピード化、音数の増加、高SN比等「目からうろこ」の変化です。当然ノイズは全くない。100万円以上のTr型アンプがSN比で負けます。
やって見ると面白いことが分かります。常識と云う不確かな情報で、固定観念を持っている方にはにわかには信じられないでしょう。オーディオの固定観念は根拠もなくオーディオ雑誌や評論家で作られています。実際に挑戦したモノだけが手に入れられる世界です。