Mr.トレイルのオーディオ回り道

「音質アップ」を目的として、
システム全体の「基礎的項目の見直し」に、
重点を置いて試行錯誤や実験をしています。

システムのケーブルは全て自作

2014年10月09日 | ピュアオーディオ
自宅のシステム(SP-707J+α)・音楽部屋のオリンパスシステムもケーブル類は全て自作品です。電源トランス配線、電源ケーブル、ラインケーブル(RCA・XLR)、SPケーブル、SP箱内配線も全て自作のケーブルを使って、プラグや半田材も十分吟味して作っています。管球のプリアンプやパワーアンプ、ネットワーク内部配線も自作ケーブルを使って配線している徹底ぶりです。

おちこちのブログや掲示板で、8NだOFCだとケーブル材の話題が載っていた事が有りますが、私はスーナーケーブルに興味を持ちました。現在使っているケーブル材は全てスーナーケーブルを使っています。日本みたいにオーディオ専用に作られているのではなく、工業用や軍事用に作られていますので、端末加工は硬かったり太かったりで大変でした。

自分も10年前までは「ケーブル」の音質に与える影響には懐疑的でした。どんなケーブルでも良いとは思いませんが、一応名の通ったメーカーのケーブルなら問題ないだろうと思っていました。そんな時にある掲示板で「スーナーケーブル」を知り、実際に他の方が自作されたRCAケーブルを購入して、CDP-プリアンプ間で使ってビックリしました。音の鮮度が全く違いました。他にも音数や音の空気感等「音質指標」と呼ぶ項目の殆どが大幅にアップしました。その後、スーナーケーブルを入手して自作の道に入りました。実際にやって見る事が大事です。

現在使っているケーブルは5代目に製作したケーブルで、1代目からすれば大きく音質改善しています。現在ではほぼ満足できるレベルだと思っています。現在までに作ったケーブルの本数は数百セットになります。ケーブルの材料代だけでも凄い金額です。ケーブルにはプラグが付きます。このプラグにも吟味を加えて、例えば電源プラグは現在フルテックのFI-50(セット価格¥5万円)を使っていますが、その所有本数は40数本有ります。自分なりに「良いケーブルとは?」何がキーポイントなのだろうか?と問いを出して、意識して作るようにしました。

例えばRCAケーブルを作る場合は、材料として①ケーブル材 ②プラグ ③半田材 の3つ上げられます。材料それぞれに吟味する内容が有ります。簡単に述べて見ます。

1)ケーブル材・・・太さと5m程度で線抵抗値が簡易テスターで、「0」(測定不能)でなければ使い物になりません。

2)プラグ・・・両端にテスターのプローブを当て「抵抗値」を測定、プラグとソケットのクリアランスは狭いほど良い。コレットチャック方式の採用。

3)半田材はどんな半田が良いか?・・・従来の共晶半田(鉛とスズの合金)より鉛レス半田の方が「抵抗値」が一桁下がる

4)総合的に「出来映え」は、出来上がったRCAケーブルの両端にテスターのプローブを当て、「抵抗値」を測って見ます。

ケーブルは信号の「伝送」を担っています。この部分で「抵抗値」が大きいと、「情報量」が減少すると感じています。上述の例えは簡単に述べていますが、まだまだ沢山のチェック項目が有ります。

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