Mr.トレイルのオーディオ回り道

「音質アップ」を目的として、
システム全体の「基礎的項目の見直し」に、
重点を置いて試行錯誤や実験をしています。

ALTECのミニモニターはJAZZが好く鳴る

2018年04月12日 | ピュアオーディオ


元々聴くソースはクラシック音楽が多いのだが、ALTECのミニモニターを使う様になってJAZZを良く流す様になった。松尾アキラトリオの「ベサメムーチョ」や「アローン・ツギャザー」、 カレル・ボエリー・トリオ、 ルイス・ヴァン・ダイク・トリオ等明るい音楽を聴く機会が増えた。



ミニモニターのユニットはウーハーは30㎝、ツィーターは5㎝のコーン型らしいのだが、ツィーターは内部を開けて見れないので詳細は判らない。



ウーハーは30㎝だが、ALTECの38㎝の416Aや515B等の流れをくむ音だと思う。パワーを入れれば入れただけ鳴りが良くなる。JBLと違って分解能(解像度)が良くなるのではなく、「量感」が大きくなる。スケール感が出て来ると捉えていただければ判り易いと思う。

5㎝ツィーターはウーハーとはチョッと音色が違う。キレが有る。シンバルの音などかなり「リアル」だ。高域のレンジそのものは伸びてはいないが不足感はない。ハッキリした音でキレが有ると「スカッとした」鮮烈な音に聴こえる。ついついボリュームを上げて聴きたくなる。



組み合わせているC3+M4アンプでM4のメーターが半分くらいの処で振れている。これくらいパワーが入るとスケール感も大きくてキレの有るJAZZが軽快に鳴ってくれる。

「ちょっと試しに聴いて見よう・・・」と安直な気持ちで導入したのだが、これがなかなかのサウンドを出してくれるのでメッケモノでした。メイン・サブ共にJBLのユニットばかり使っているので、たまには他のメーカーの「音色」がもの珍しいのかも知れない。