Mr.トレイルのオーディオ回り道

「音質アップ」を目的として、
システム全体の「基礎的項目の見直し」に、
重点を置いて試行錯誤や実験をしています。

NHK-FM 「吉田秀和が語ったベートーベン交響曲」。

2015年08月18日 | ピュアオーディオ
昨日ご紹介した吉田秀和氏の「名曲の楽しみ」から、今日は交響曲の紹介が有り、14時から貼り付いて聴いていました。交響曲の1番~9番まで「抜粋」で各演奏家の演奏を紹介して有りました。

「交響曲 第1番 ハ長調 作品21から 第1楽章」
ベートーベン:作曲
(管弦楽)ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団、(指揮)レナード・バーンスタイン
(9分21秒)
<グラモフォン F00G-20115/20>
「交響曲 第2番 ニ長調 作品36から 第2楽章の一部」
ベートーベン:作曲
(管弦楽)クリーブランド管弦楽団、(指揮)ジョージ・セル
(2分15秒)
<CBS SONY 32DC 484>
「交響曲 第3番 変ホ長調 作品55から 第3楽章」
ベートーベン:作曲
(管弦楽)18世紀オーケストラ、(指揮)フランス・ブリュッヘン
(5分35秒)
<PHILIPS PHCP-1667>
「交響曲 第4番 変ロ長調 作品60から 第4楽章」
ベートーベン:作曲
(管弦楽)バイエルン国立歌劇場管弦楽団、(指揮)カルロス・クライバー
(5分00秒)
<ORFEO C100 841 B>
「交響曲 第5番 ハ短調 作品67から 第1楽章」
ベートーベン:作曲
(管弦楽)ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団、(指揮)ウィルヘルム・フルトヴェングラー
(8分32秒)
<EMI CC35-3162>
「交響曲 第6番 ヘ長調 作品68“田園”から 第3楽章」
ベートーベン:作曲
(管弦楽)ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団、(指揮)ヘルベルト・フォン・カラヤン
(3分08秒)
<グラモフォン F35G50002>
「交響曲 第7番 イ長調 作品92 から 第4楽章」
ベートーベン:作曲
(管弦楽)ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団、(指揮)カルロス・クライバー
(8分33秒)
<グラモフォン F35G 50243>
「交響曲 第8番 ヘ長調 作品93 から 第2楽章」
ベートーベン:作曲
(管弦楽)ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団、(指揮)ヘルベルト・フォン・カラヤン
(4分00秒)
<グラモフォン POCG-9361>
「交響曲 第9番 ニ短調 作品125 から 第1楽章」
ベートーベン:作曲
(管弦楽)バイロイト祝祭管弦楽団、(指揮)ウィルヘルム・フルトヴェングラー
(17分45秒)
<EMI CC35-3165>

印象に残ったのが、5・9番のフルトベングラー・・・鬼気迫る迫力が有ります。それにこんなに録音が良かったっけ?と思うくらいノイズレスの放送でした。
4・7番のカルロス・クライバーも音楽の勢いが有って躍動感あふれる演奏でした。カラヤンの6・8番も良いですね。ジョージ・セル指揮の2番は、一糸乱れぬ弦楽器群は今でも感動モノでした。

NHK-FMで「吉田秀和が語ったベートーベン」をやっています。

2015年08月18日 | ピュアオーディオ
一昨日いつもの様にNHK-FMの番組表を見ていたら、今週火曜日から木曜日までの4日間 14時-15時55分、「吉田秀和が語ったベートーベン」をやっています。昨日は一回目の「第1回 大作曲家の全体像」でした。

昔良く聴いた番組でも有り、懐かしさも有りじっくりと聴きました。ベートーベンも初期・中期・後期で曲の傾向が有ります。初期から中期にかけては、「エイエイヤー」的な派手な曲で「外向的」で有るのに対し、後期になり耳がまったく聴こえなくなると「内向的」になっているんですね。どちらにも名曲が有り楽しませてくれます。

中でも気を引いたのが、以下の演奏者たち。

「ピアノ三重奏曲 第1番 変ホ長調 作品1 第1から 第1楽章」
ベートーベン:作曲
(ピアノ)ダニエル・バレンボイム、(バイオリン)ピンカス・ズーカーマン、(チェロ)ジャクリーヌ・デュ・プレ
(7分20秒)
<EMI CE25-5835/38>

デュ・プレは35才前後で無くなっていますのでみんな若い時代の録音です。熱気が伝わってくるくらいの演奏でした。明日からは交響曲に入る様なので楽しみです。

メインシステムのチューナーST-5000Fは故障中で外していますので、必然的にサブシステムのST-5150Dで聴いています。早く修理に出さないといけません。