仏教を楽しむ

仏教ライフを考える西原祐治のブログです

仏教本が売れている

2012年03月29日 | 日記
仏教本が売れています。一昨日、築地へ行った折、少し遠回りして上野駅構内にある売れ筋の書店をのぞきました。

正面の平ずみの新書コーナーには、『ほんとうの親鸞 』(島田 裕巳講談社現代新書2012/3/16) が並んでいます。2日前の新聞で、東京のブックセンターのベストテンに入っていた島田 裕巳の前著『浄土真宗はなぜ日本でいちばん多いのか 』(幻冬舎新書)は、すでに、少し格下のコーナーに移されています。そのメインコーナーには、他に『禅・シンプル生活のすすめ』『道元の言葉』が置いてありました。

その格下のコーナーには『他力本願のすすめ』 (朝日新書・水月昭道・2012/3/13))、この方は本願寺派の僧侶で、立命館大学衣笠総合研究機構研究員および、同志社大学非常勤講師だそうです。その横に『法然・親鸞・一遍』(新潮新書・釈 徹宗 (単行本 - 2011/10))、『マイ仏教』(新潮新書みうらじゅん (新書 - 2011/5/14)・)が平ずみになっています。まだ何冊か仏教本が置いてありました。

今、仏教が新しいといった思いをもって、何も買わずに書店を後にしました。帰り際思ったことは、“仏教書”ではなく“仏教本”が売れる。私は“仏教書”を書くから売れないのだというヘンな理屈です。
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