確かに「お悩み」という苦悩の分類があるようです。お悩みに対しては、答えを提示することと、道を提示することがあるようです。
昨日の続きです。“お悩み”の特徴は、困難など解決したいことが対象化できることでしょう。こうしたほしい、こうなればなど、深い気づきにはなりにくい。いわゆる欲望の満足に終わる傾向があります。
まずは①番目です。
おっしゃる通り、お互いが「頑張っているね」と尊敬しあえたら、どんなにすばらしいことでしょう。でも「理解してほしい」という、あなたの願望をつき進めていくと「理解してくれない」という不満となり、その不満が腹立ちになることも考えられます。ですからここはご自身の問題としてトライすることをお勧めします。
あなたの過去も含めて生活全般で“相手から評価されることによって満足する”という他律指向が強いのではありませんか。だとすると常に周りの人や社会に振り舞わされることになります。
生きがいや幸福の尺度を、ご自身の中に見出すことです。「今日も一日頑張れた」とか「家事に楽しみを見出す」とか「自分の中に目標を立てる」とかです。もっと長い目で見たら、人間的な成長でもいいと思います。この人間的成長と言う点から“「私も頑張ってるんだよ」というのを理解してほうしい”という心の動きを判断すると、その心は見返りを求める行為で人間の不完全さの表れでもあります。その思いを否定するものではありませんが、その不完全さに気付くだけでも、新しい成長のとびらの前に立つという意味のあることだと思います。要は自分の問題として、悩みに対することです。
②一方通行であっても、恋が愛となり、その愛が深まっていくということがあります。愛は、お互いが1つに成ろうとする思いです。1つに成れないところに苦しみがあります。その苦しみを突き抜けていくと、1つに成れなくても相手が幸せになっていくことを喜べるという心境になることもあります。母の子に対する思いです。
今、手の届かない芸能人に恋をしているのであれば、1つに成るという愛ではなく、相手が活躍して成長していくことを喜ぶという愛の方向にシフトチェンジすることをお勧めします。
そうした思いに成れるか成れないかは、これば別の問題です。別の問題とは、あなた自身の成長にかかわる問題です。その時は、またその時の悩みを聞かせていただきます。
③新しい職場で、何を大切にして人間関係をもつかという視点が大事です。「今までの経験」「技量の向上」「虚栄心」「信頼される人に成る」等などです。これは私の提案ですが「人間的に成長する」ことを基軸として新しい職場に身を置かれたらいかがでしょうか。年下の人に頭を下げるのは「今までの経験」を尺度にしたら不本意でしょうが、人間的な成長から言えば、年下であっても一人の人間として尊敬できるということは、重要なことです。思い通りにならないことが多いと思いますが、そのすべてを自分が成長するための試練として対応していくことです。
以上、口から出まかせ(出るにまかせて)ですが、私の答えの傾向があります。それは問題の解決ではなく、“お悩み”を通して、自分自身の深い部分に触れていくという傾向です。“大きなお世話”と言われるかもしれません。なぜなら余計、悩みが深まっていくからです。“混迷の中から、新しい秩序が生まれていく”質的な成長は、生みの苦しみを必要とします。
昨日の続きです。“お悩み”の特徴は、困難など解決したいことが対象化できることでしょう。こうしたほしい、こうなればなど、深い気づきにはなりにくい。いわゆる欲望の満足に終わる傾向があります。
まずは①番目です。
おっしゃる通り、お互いが「頑張っているね」と尊敬しあえたら、どんなにすばらしいことでしょう。でも「理解してほしい」という、あなたの願望をつき進めていくと「理解してくれない」という不満となり、その不満が腹立ちになることも考えられます。ですからここはご自身の問題としてトライすることをお勧めします。
あなたの過去も含めて生活全般で“相手から評価されることによって満足する”という他律指向が強いのではありませんか。だとすると常に周りの人や社会に振り舞わされることになります。
生きがいや幸福の尺度を、ご自身の中に見出すことです。「今日も一日頑張れた」とか「家事に楽しみを見出す」とか「自分の中に目標を立てる」とかです。もっと長い目で見たら、人間的な成長でもいいと思います。この人間的成長と言う点から“「私も頑張ってるんだよ」というのを理解してほうしい”という心の動きを判断すると、その心は見返りを求める行為で人間の不完全さの表れでもあります。その思いを否定するものではありませんが、その不完全さに気付くだけでも、新しい成長のとびらの前に立つという意味のあることだと思います。要は自分の問題として、悩みに対することです。
②一方通行であっても、恋が愛となり、その愛が深まっていくということがあります。愛は、お互いが1つに成ろうとする思いです。1つに成れないところに苦しみがあります。その苦しみを突き抜けていくと、1つに成れなくても相手が幸せになっていくことを喜べるという心境になることもあります。母の子に対する思いです。
今、手の届かない芸能人に恋をしているのであれば、1つに成るという愛ではなく、相手が活躍して成長していくことを喜ぶという愛の方向にシフトチェンジすることをお勧めします。
そうした思いに成れるか成れないかは、これば別の問題です。別の問題とは、あなた自身の成長にかかわる問題です。その時は、またその時の悩みを聞かせていただきます。
③新しい職場で、何を大切にして人間関係をもつかという視点が大事です。「今までの経験」「技量の向上」「虚栄心」「信頼される人に成る」等などです。これは私の提案ですが「人間的に成長する」ことを基軸として新しい職場に身を置かれたらいかがでしょうか。年下の人に頭を下げるのは「今までの経験」を尺度にしたら不本意でしょうが、人間的な成長から言えば、年下であっても一人の人間として尊敬できるということは、重要なことです。思い通りにならないことが多いと思いますが、そのすべてを自分が成長するための試練として対応していくことです。
以上、口から出まかせ(出るにまかせて)ですが、私の答えの傾向があります。それは問題の解決ではなく、“お悩み”を通して、自分自身の深い部分に触れていくという傾向です。“大きなお世話”と言われるかもしれません。なぜなら余計、悩みが深まっていくからです。“混迷の中から、新しい秩序が生まれていく”質的な成長は、生みの苦しみを必要とします。