『悪魔の辞典(新編)』 (岩波文庫・1997/1/16・アンブローズ・ビアス著),
''1911年に発刊された本書は、容赦ない毒舌ジャーナリストにして、米文学史上もっとも有名な失踪事件でも知られる著者による辞書パロディ本です。以下抜粋です。
安心 隣人が不安を覚えているさまを眺めることから生ずる心の状態。
祈願する 取るに足らない存在、と自ら認めているたった(人の嘆願者のために、宇宙の全法則が廃棄されることを願う。
幸福 他人の不幸を眺めることから生ずる気持のよい感覚。
好み 一つのものが他の一つのものよりも優っているという、誤った信念から生ずる感情、もしくは気分。
自尊 (沼弓詬芯の日り・) 誤った評価。
信仰 (「巴弖り・」 類例のない物事について、知りもしないくせに語る者の言うことを、証拠がないにもかかわらず正しいと信ずること。
聖職者 自分は天国に至る道のインコースを走っている者であると主張し、かつその道を通る者に通行料を課したいと思っている紳士。
憎悪 十分に理解できないものを非とする度合はいろいろとあるが、そのうちの一つ。
罪の意識 無分別なことをしでかしてしまったことを、世間に知られている者の心の状態。自分の行為の跡を隠しおおせた者の気持とは区別される。
平和 国際関係について、二つの戦争の期間の間に介在するだまし合いの時期を指して言う。
無宗教 世界じゅうの偉大な信仰の中で最も重妾な信仰
''1911年に発刊された本書は、容赦ない毒舌ジャーナリストにして、米文学史上もっとも有名な失踪事件でも知られる著者による辞書パロディ本です。以下抜粋です。
安心 隣人が不安を覚えているさまを眺めることから生ずる心の状態。
祈願する 取るに足らない存在、と自ら認めているたった(人の嘆願者のために、宇宙の全法則が廃棄されることを願う。
幸福 他人の不幸を眺めることから生ずる気持のよい感覚。
好み 一つのものが他の一つのものよりも優っているという、誤った信念から生ずる感情、もしくは気分。
自尊 (沼弓詬芯の日り・) 誤った評価。
信仰 (「巴弖り・」 類例のない物事について、知りもしないくせに語る者の言うことを、証拠がないにもかかわらず正しいと信ずること。
聖職者 自分は天国に至る道のインコースを走っている者であると主張し、かつその道を通る者に通行料を課したいと思っている紳士。
憎悪 十分に理解できないものを非とする度合はいろいろとあるが、そのうちの一つ。
罪の意識 無分別なことをしでかしてしまったことを、世間に知られている者の心の状態。自分の行為の跡を隠しおおせた者の気持とは区別される。
平和 国際関係について、二つの戦争の期間の間に介在するだまし合いの時期を指して言う。
無宗教 世界じゅうの偉大な信仰の中で最も重妾な信仰