仏教を楽しむ

仏教ライフを考える西原祐治のブログです

小6女子自殺か

2012年03月01日 | 日記
昨日(24.2.29)の夕刊に「小6女子自殺か、線路で貨物列車にひかれ死亡 」という記事が掲載されていました。目を閉じて冥福を祈るという行為がありますが、私は浄土真宗の徒なので冥府を祈ることはありません。しかし新聞を読みながら、十数秒間、目を閉じて、死ぬほどの気持ちの中を過ごした子どもと、親御さんの思いを、察することはできないまでも、思いを巡らせました。

先日、ある学習会で自死問題にかかわっている人が、遺族からの相談に、列車で自殺して、事務的な整理が終わったころ、鉄道会社から多額の賠償金請求が届き、困っておられる方がいると聞きました。

いまネットで調べると、あるニュース記事“人身事故という名の「電車飛び込み自殺」 「遺族に1億円請求」は都市伝説か”(2008/8/14)http://www.j-cast.com/2008/08/14025166.html?p=allに、現況が紹介されていました。

でも実際に100万円単位でない額が請求されているようです。

今月(3月)は、自殺対策強化月間だと、読売新聞にフォーラム開催記事が出ていました。記事を見ながら、どのような状況に至っても“希望”を見出せる精神構造って何だろうと思いました。もちろん、苦しみの中にあって寄り添ってくれる人がいることは重要です。それと共に日常生活の中に、その精神構造を創造するために寄与できる人間関係、教えが必須です。新宗教の悪口ばかり言わずに、見習うところは見習うべきでしょう。自分に。
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