二畳庵庵主の戯れ言

一輪の桜に従い野に。ついに2015年、人生の第三ステージの場・高知に立つ。仁淀川に魅せられたオヤジの戯れ言日記。

友人の条件

2009-10-04 20:11:27 | 徒然に想う
遊水地には尾瀬のように雰囲気はないが木道ならぬコンクリの道が通る。下を水が流れザリガニや魚が行き来する。カルガモの雛たちは下を通り抜けられるが、親鳥たちは出来ない。太陽が顔を出して三十分、やっと水面に光が当たり始めた。

そう、遊水地は低いところに広がって、土手が木を生い茂らせて取り囲む。今朝もいつものように、土手の上、笑顔の散歩師、マラソンのアラレちゃん、太極拳のガマの小母さん。ミーちゃんがいっぱいのおバア、柴犬を連れた矍鑠ジイちゃんと、おはようございます。

「どうしたんだろう、最近復活された散歩士がいない」と思ったら、頭の上のほうから、手を大きく上げられ、おはようときた。なんだ、タイミングがずれただけか。思わず両手をあげて振りながら、「おはようございます!!」

いつも土手を一周してから、中道へと下る。誰もがたいがい同じ時間、同じようなところを歩く。しばらく「おはようございます」ができないでいると、「どうされました」という顔をして「おはようございます」をする人たち。こう言ったら叱られるが、一言しか交わさないで友人にさせてもらった。



今日の一枚:昨日は中秋の名月、ベランダからでは上手く撮れなかった。結構雲が流れ、見え隠れ。