二畳庵庵主の戯れ言

一輪の桜に従い野に。ついに2015年、人生の第三ステージの場・高知に立つ。仁淀川に魅せられたオヤジの戯れ言日記。

朝の色

2013-04-12 12:33:04 | 徒然に想う
ベチッと音がしたくらいだから、さぞかし痛かったろう。二羽の雀がメスをめぐってか、空中戦。一羽はかろうじて青い青い布のフェンスを越えたが、あとを追っていたのが見事に激突、弾かれ、車道に叩きつけられた。エッ何? 何が起きたの、なんて顔がみえた。思わず、ぁ、い、痛い。

遊水池で波紋を立てぬ程に歩いている白鷺、一羽。私の足音か気配に警戒してか、歩調が少しづつ早くなったかと思ったら、小さな波紋を立て飛び上がった。朝の薄明かりに翼の広げた白い姿が、薄暗い水面に真っ白に映えて。その美しさときたら。

青の時間は散歩に出る頃には最高潮を過ぎている。もはや夜ではなく、なんとかベガやアンタレスのような強い星くらいしか見てとれない。神社に着くと、間もなく赤の時間。太陽が昇れば、ピークとなる。ただ、春の赤の時間は一瞬。あっという間に色褪せてゆく。

目に入ってくる緑色を数えたら幾つになるだろか…。





今日の一枚:軽く霜が降りた。神社の展望台より、5時20分頃。

最新の画像もっと見る

コメントを投稿