二畳庵庵主の戯れ言

一輪の桜に従い野に。ついに2015年、人生の第三ステージの場・高知に立つ。仁淀川に魅せられたオヤジの戯れ言日記。

アジサイ

2008-06-12 05:15:12 | 徒然に想う
車が途絶えると、雨のモニョモニョと水溜りを叩く、時折ピチピチと水滴がたれる音が混ざり合って聞こえる。頼む、車、しばらく止まれ、音を聞かせてくれ。

昨日の午後のこと。予報では雨が降る。昼飯のあと、ちょっと昼寝。ハッと我に返ると、まだ太陽が…。写真を撮りにいこう。待て待て。パスポートの有効期限が切れるだろ、申請用の写真が要る。髪の毛も切らなければ鬱陶しくなってきた。雨が降るとして立てた予定通り、写真でなく床屋さんだ。

予定をこなし、カメラ持って外に飛び出す。だめだ、まったく詰らない。いい塩梅に光がこない。何故?出勤前の限られた時間のような制約があったほうがいろいろある。アンテナの張り方に違いがある、求めてしまった、から…。

そう、そんな一瞬でいい。複雑な音、そういえば水琴の音のようなのも混じる。また、車、…なんてこと。薄暗い雨雲の、太陽は既に昇っている、マンションの庭に薄紫のアジサイがぼやけて見える。

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