二畳庵庵主の戯れ言

一輪の桜に従い野に。ついに2015年、人生の第三ステージの場・高知に立つ。仁淀川に魅せられたオヤジの戯れ言日記。

4次函数!

2015-06-23 12:40:12 | 徒然に想う

いよいよ、促成栽培の実習が終わりに近づいた。先週からキュウリの担当。昨日収穫をしていて、摘心せよと指示が伝わる。あゝ、ついに…。

光合成って、水、光の強さ、温度と二酸化炭素の濃度を変数として持つ四次函数。環境制御の問題は、その函数の最大をいかに導き出すか。二次元でもわからないのに、四次だなんて…。

人生って、25年毎で区切られる周期を持つ。25歳まで(数年は前後する)は、親の庇護のもと「子」として日々を送る。そして、結婚。それが契機となり、25からは「子」から「親」、あるいは「家庭人」としての日々になる。そして50からは、「子」でも「親」「家庭人」でもない日々となる。分かってもらえるだろうか、それは決して、「子」「親」「家庭人」を否定することでなく、「個」でも「自我」とかでもない。ただ、それをしておかなければ、最後の25年間に、つまり75歳以降、間違いなく後悔する。

これもまた、四次函数なんだろう。一生という函数に対し、4期というパラメータをいかに決定し埋めていくかによって最大値を求める。もうすでに最初の二期は値が出ている。残り二期をどう過ごすか。ちと多変量過ぎ、か…。

 

 

 

今日の一枚:摘心した生長点、陽を浴びた植物たちはここを成長させようとする。成長はある意味最大化だ。でも、繰り返しなるが、転流という最大の謎が庵主にはある。