二畳庵庵主の戯れ言

一輪の桜に従い野に。ついに2015年、人生の第三ステージの場・高知に立つ。仁淀川に魅せられたオヤジの戯れ言日記。

火土月金

2014-01-28 09:53:05 | 徒然に想う
ゴミの収集とかではなくて、南から東の空にかけてに並んだ惑星たち。視野の金星と火星の離れ具合を角度で90とすると、30、60の位置に月、土星。しかもそれらがほぼ一直線上に並ぶ。金星に時計の中心を合わせ、6時の方向を地平線に垂直にすると、二時の方向に。地球から全くバラバラの距離なのに、狭い範囲に幾何学的な美しさ。五時半過ぎのこと。

そんな、揺らぎ、曖昧、不確かな世界なのに、人工的な天空のショーを見上げながらカワセミの川の辺を進む。

図太く「おはようございます」、間髪入れず、少し甲高い「おはようございます」の二重奏。最近よく会う親子。いつもお父さん、息子、お姉ちゃんの順、縦一列に、並んでいる。五時半過ぎのこと。

よく子どもたち、そんな時間に起き、お父さんに付き合ってる…。いい家族なんだろと羨ましく思いながら、足を早める。

神社の展望台、分かっているのに…。もう少し早く家を出れば、そこから、惑星の直列が見える。まだ日の出まで3、40分あるが、星々には十分に明るい。金星と月だけは確認出来た。





今日の一枚:6時15分頃、神社の展望台にて。


数日前、北風が強かった。散歩から家に着く頃。

《凍つる風 少女の襟元 たわむれる》