二畳庵庵主の戯れ言

一輪の桜に従い野に。ついに2015年、人生の第三ステージの場・高知に立つ。仁淀川に魅せられたオヤジの戯れ言日記。

入れ替わる

2011-08-16 08:07:05 | 徒然に想う
おい、どうした?

指先でつついてみると、何の反応も見せない。指に伝わってきた感触が軽い。命の重量というのだろか、生きていれば抵抗してきて、それが重さとなって伝わってくるのに…。

いくら何でもアスファルトの上じゃ可哀想。寒かろう。角を持って雑木林の中に放った。放って、ハッとした。あまりに軽々しく扱ったのではないかと。



見れば、立派な角を雑木林の中にしっかり向け今にも進んでいきそうだった。

うん、彼が動いていてもきっと同じことをした。だって、アスファルトは彼がいる場所には相応しくない。


辺りは、今日も暑くなりそうな蝉時雨に包まれていた。

《夜明け時 誕生の喜び 蝉時雨》





今日の一枚:神社の裏参道、5時10分頃。