二畳庵庵主の戯れ言

一輪の桜に従い野に。ついに2015年、人生の第三ステージの場・高知に立つ。仁淀川に魅せられたオヤジの戯れ言日記。

輝くもの

2010-06-07 07:30:29 | 徒然に想う
昨日のこと。朝とは反対にコースをたどり、神社、カワセミの川へと。土手の手前、北西の空に飛行機雲が一筋。ゆっくり上を見上げファインダーをのぞく。

足下に犬が寄って来た。柴の小型。乳母車押して若いお母さんといっしょ。カメラを空に向けている庵主を追い越していった。あれ?乳母車の主が、いない。まさか、あの犬が…ねぇ。まぁいいや。

また空を見ると日輪が太陽の九時と三時の位置に微かにでている。シャッターを切っては、太陽に背を向けモニターを覗き込んだ。儚い太陽のお遊び。気付けるものなら気付いて見ろと言わんとするようだ。写真に写し込めない、何度も手をかざして狙いすます。

彼女が立ち止まり、畑の向こうを見ている。ちゃな子を抱えた白いシャツ、ゆっくりこっちに畑の間の道をやって来た。若い夫婦、犬を連れて散歩中。彼らには微かな日輪より、歩き始めたような二人の間にいるものの方が何倍も輝いているか。




今日の一枚:えぃ、と携帯で。三時の方向のものを撮ったつもりなんだが。