二畳庵庵主の戯れ言

一輪の桜に従い野に。ついに2015年、人生の第三ステージの場・高知に立つ。仁淀川に魅せられたオヤジの戯れ言日記。

怒り

2009-02-08 08:52:26 | 徒然に想う
星の時間からあさぼらけまでと、日の出から太陽が地面を照らすまで。朝の時間帯はホンの差でも全く異なる表情を見せる。乾燥して澄み切っているこの季節、この二つの短い時間帯が豊かで想像的で楽しい。

月が出ていれば、あさぼらけまでの時間はそれこそ言いようがない。今朝、月は西の地平線、はるか彼方に沈んでいる。しかし「月光」が耳元から庵主だけにスポットライトのように当たっていた。

あるべきを考え言ってきた。人はそれを批判だと言い、黙って、上に従えと命ずる。合理的で公正なら従えよう。だが…。もちろん無批判の批判には従える。いやいや従う従わないの話ではない。身をゆだねることが出来る。でも、どうも、そう出来るのは、「自然」との関係においてのみでしかないようだ。

仕事のことが頭に浮かぶ。全く台無し、すべて台無しだ。何で、そんなことを考えながら歩かねばならない! 月明かりは吹き飛び、すべてが冷たい北風に霧散していってしまった。


今日の一枚:神社の下の公園。日の出から20分弱、JRの高架橋の向こうから太陽が顔を出し地面を照らし出した。