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超進化アンチテーゼ

悲しい夜の向こう側へ

ジャンプフェスタ2014 雑感

2013-12-22 21:07:14 | 雑記



















今年はカメラ撮影OKのブースが出来てたのに、
そんな時に限ってカメラ忘れてしまうという体たらく。
う~ん少し悔しい。

幕張は正直近いので熱中してる漫画がある時はさり気に行ってます。千葉でやるのがいいですね(笑)。
















■45周年記念ゲート

歴代の表紙がいっぱい敷き詰められていました
驚いたのは人気作ばかりでなく10週で終わったような漫画の表紙も程好いサイズで展示されてたんですよね
それがまず嬉しかったのと、そういう作品に対してのリアクションが結構見受けられたのが二重に良かった

12週で終わったような漫画の表紙見て「これ面白かった」とか(しかも10年以上前の漫画)
3クールで終わった漫画の表紙を見て「これ単行本持ってる。面白かったのにすぐ終わっちゃった」だとか
意外にも知名度の低い作品に対するリアクションが多々聞かれたのが楽しかったです
同時に、やっぱりみんな人気の度合い云々じゃなく「好きなものは好き」なんだなあ、と
純粋な気持ちに触れる事が出来たのが一番良かったかもしれないですね

「恋染紅葉」は結構リアクション多くて「めっちゃ面白かった」って声が聞こえたり
あと「パッキー」も意外とみんな覚えてるみたいみたいでした
「武士沢レシーブ懐かしい~」とか明稜帝に反応してる人を見て個人的に嬉しかったり
中には知識抱負な人も居て黒岩よしひろの表紙のジャンプを見るなり、
「この人いっぱい連載してたけど全部打ち切りなんだよ」ってトリビアを披露してました
また何気に黒岩よしひろが連載した4本とも全部揃ってるから・・・(笑)。
所謂アンケート不振で終わった作品にも根強くファンや好きな人が残ってるんだなあ、って実感出来ました
別に聞き耳立ててないのに自然に耳に入ってくるくらいの反応の大きさですよ
こういうのがある、ってのが個人的には良かったです

でも「幕張」が表紙のジャンプはひとつも展示されてませんでした。細かく見たんだけど。
あの漫画かなりコンスタントに表紙飾ってたのに全然見なかったのは単なる運の悪さ、なのかな?
それと「初恋限定。」のキャラに関して熱心に友達に解説してたお兄さんはいい人っぽかったな(笑)。
「あねどきっ」の表紙を見た途端に「この人昔BL描いてたよね?」って隣で言い出したお姉さんにも驚いた。
意外と濃いWJファンが集まってた印象。




■過去作品の生原稿展示

「みどりのマキバオー」の生原稿、レース中のもあったけど
一方でたれ蔵が豚みたいに太ったページが展示されてて「何故このチョイス!?」って
思わず笑ってしまいました でも正直面白かった(笑)。

あと「ジャガー」の深海の生カラーイラスト原稿が傍目から見てても凄く好評でした
「上手い!」って声がたくさん聞こえたような 絵自体はすごくシュールでそのギャップも良かった。

「スラムダンク」の生原稿もあったけど殆ど修正液の跡が見られなかった。すげえ。



■現行作品の生原稿展示

「γ-ガンマ-」は本当に上手いなあ、とか
サイン色紙も整っててきれいでしたね
「HACHI」の第1話の扉絵が生で見ると余計に美麗に思えたのと
「ニセコイ」はやっぱり上達してるなあ、ってしみじみ思いました
「食戟のソーマ」は何故か白黒の原稿が展示されてなかったのがやや残念
来年は是非決めシーンの白黒原稿も展示して欲しいです。




■メッセージボード

入場者が自由にメッセージを書けるボードがあったんですが
某漫画家に対して「仕事しろ」だとか(複数件あった)、「渚くんはヒロイン」だとか
「虹を出してくれ!」とか某ブリー○の作者の間違ってる写真の絵とか(ゲイビデオ風のやつ)
この辺はかなり無法地帯でしたね(笑
まんべんなく現各作品のファンが寄せ書きしてるイメージで眺めてるだけで楽しかった

「食戟のソーマ」の唐揚げロールでも買おうかな、って思ってたら早々と売り切れてましたね
これは素直に残念でした。まあ現物ほどではないでしょうけど。








■荻野純さん参加のステージを見た。

私は「γ-ガンマ-」が大好きなので彼が参加するこのステージを見るのが大きな目的でした
新人作家の寄せ集めなのでそこまで観客は賑わってなかったんですけど(笑
でもさり気に顔も見れたし良かったですね
あんまり顔出ししたくないのかお面を付けての登場でしたが生イラストを描いてる最中に
ズレててはっきりと拝見してしまいました 某芸能人に似てるなあ、って思ったけど
お面を付けてたので一応名前は伏せときます。

荻野さんはかなりべしゃりに関して不得手のように思えてぎこちない上に声も小さめでした
その上相当緊張してるっぽくて4人の中では一番素人っぽかったです
まあ漫画家は漫画が仕事なので別に喋りが得意である必要はないんですが(笑
そんな様子も初々しくて良かったですね。

逆に「FANTASMA」の賀来ゆうじさんはタレント?って思うくらいむっちゃこなれてたなあ・・・
どっかのニュース番組のコメンテーターみたいでした
koppyって人は生で見ると倖田くみっぽかった
そしてリビドーハンターの方は早口で饒舌でしたね
あの人は「(リビドーハンターを)俺のために描いてる」とか
「天才美少女漫画家(巨乳)で俺の漫画が大好きで「豚野郎」って罵ってくれる人がタイプ」とか
なんというか、ビックリするくらい欲望に忠実な印象で逆に好感が持てました(笑
本当にただただ自分の願望を漫画にしてるみたいです。それはそれである種潔いなあ。


荻野純さんのタイプは「犬好き」だそうで書き下ろしたイラストがまた堪らなかったですね
「γ-ガンマ-」自体はそこまで引っ張らずに一直線にドンドン完結に向かっていくそうです
来年はソロでこういうステージ出来ればいいな・・・と思いつつ
生で書き下ろしイラスト見れて楽しかったですね
「FANTASMA」の方は勝手に女性だと思ってたので男性が現れて結構ビックリしちゃいましたが・・・。
しかも元々漫画編集者だという話を聞いて二重にビックリした。編集者→漫画家なんているんだ。

数時間後のジャンフェス終わり際のジャンケン大会は見事に全敗。運ねえなあ(笑)。



■入場者へのメッセージ

去年「クロス・マネジ」の生原稿目当てに行ってたんですが
去年はなかった写真撮影OKの書き下ろしの作家陣からのメッセージボードがありました
これは結構面白かったら是非撮りたかったんですけどねー。千棘がテンプレのツンデレ台詞だったり
みんなが主人公を描いてる中で何故かトリガーは木虎、ソーマはアリスのメッセージイラストだったり
サイン色紙よりもユーモアがあって良かったですね HACHIなんか漫画風だったし。
佐伯俊さん、サイン色紙は創真単体でメッセージイラストはアリス単体って何気にアリスが好きなのかな?
そして木虎も当然葦原さんお気に入りなのだろうな(笑
なんて事も垣間見れて良かったです。ニセコイはサイン色紙もメッセージイラストも両方千棘単体でした。

ガンマは当然サイン色紙もメッセージイラストも北鹿姉妹!

















色々あったけど、こんな感じかなあ。
まあ正直大人の方が断然多かった辺り基本的に熱心なファン向けのイベントなんでしょうね。
今年初めて最後まで居たけど、過去作品のコーナーを作った事で微妙に熱気が上がってた気がする。
来年以降も過去作品のコーナーの充実を祈りつつ、楽しかったですね。うん。




夏休みのエリナ 簡易感想ほか(週刊少年ジャンプ 2014年 4・5号)

2013-12-21 14:16:11 | クロス・マネジ(WJ系)



















瓶子イジりすんなら「幕張」レベルじゃないと。
未だにああいうのが出てきて欲しい幻想があるなあ。
















■夏休みのエリナ

よく「色恋沙汰にかまけて~」とかそういう台詞あるけど、
実際のところ色恋沙汰にかまけないと色々とやっていけないですよね(笑
色恋沙汰にかまけた結果こうやって生命があるわけですしね。まあ彼女はまだ若いし
これから幾らでもチャンスはあるだろうし、問題はそれが創真なのか?って事だけですね
個人的にはアリスか田所ちゃんが良いんだけど、まあ本格的にデレてないから発揮はこれからなのかな。

それにしてもやっぱりえりなよりもアリスのが私的には好きだな~、なんて思いました(笑
どっちも態度は不敵なんだけど、アリスはそこに不思議な愛嬌が付随してる感じ
そんな彼女の笑顔や水着カットを見れただけでも眼福な番外編でした
あ、でもタオルにくるまってるえりなは可愛かったかも(笑
今度は二人の子供時代のお話も・・・って
作中でも言われてたけど何気に仲悪くないよね、この二人。




■ニセコイ

「すげえなお前!!」のコマが何となくスケットダンスっぽい、
っていうかツッコミ自体に微妙にスケットの影響を垣間見ました(あくまで個人的な感想)

もっと言えば、スケットダンス無き今最もスケットに近いポジションをキープしてる漫画なのかも
深く掘り下げれば「ボンボン坂高校演劇部」ポジションというか・・・。
基本コメディでたまに恋愛要素に着手する、
そう考えると良い具合に伝統を引き継いでる気もするから不思議ですね
今週の話もあんまり恋愛に関係ないコメディでしたけど
ネタ元自体はラブコメっぽいネタ元だったのでさり気に「っぽさ」はそこはかとなく味わえましたし
これはこれで悪くないのかもしれないですね。というか結構純粋に面白かった。

あと、やっぱり千棘が一番可愛い!私服センスいいね。




■ニューカマーギャグ祭

伊原大貴のは毎回なんでこんなに性的なんでしょう
性的というか、思春期を感じさせるエピソードというか・・・。
個人的にはスクエアあたりで思春期ギャグを、或いは青年誌でもいいからやって欲しいですね
この人は本当にいつも飛び抜けててイイですね 観寺さんはもっとキャラものに吹っ切れてもいいのかなと。




■HACHI-東京23宮-

仲間の死、という犠牲まで使って突き詰めた地図が無効化か
そりゃ確かに絶望感ありますわな というよりも虚無感に近いのか
アポロンは無邪気な悪っぽくて中々にキャラ立ちしてますね
前回が明らかな噛ませだっただけに今回はアポロンにも何かしらの感情が抱ければいいなあ。
取り敢えずは白紙に戻った状態でどれだけ抵抗出来るか、ですね

それにしても毎回思うけどやっぱ個性的な絵柄ですね
中性的というか、男性っぽくも女性っぽくもある感じ
大手振って応援するほど夢中にはなってないけど、密かに生き残らないかな、って思ってます(笑)。



■こち亀

千葉には「船橋ソースラーメン」っていうのがあるんですよ。
いつか取り上げてくれないかな。いや、その前に食った事ないんですが。















ミウラタダヒロ、そっち方面行っちゃうかー。
お色気ラブコメが再び普及すんのがまた遠くなっちゃって残念だ。
高山としのりに期待ですな。

それにしても最近ラブコメ→新ジャンルに挑戦って流れが結構本格的になって来ましたね
それを思うともりしげさんみたいな方は個人的にありがたい
でも林崎文博みたいにまた戻ってくるパターンもありますけど。
それはそれで嬉しいですけどね。個人的にはやっぱり恋愛ものの方が好きなので。




師走 雑記

2013-12-19 23:10:41 | 雑記






個人的に精神が乱れている時は文章を書かないようにしています
そういう時に書いても何も楽しくはないし
ムカムカした顔で「良かったです」なんて書いてる自分が滑稽に思えてくるから
基本的に毎日更新を謳ってますがそういう時は中々に難しくなって来ましたね
でも毎日更新自体はいつまでも続けるつもりです。

来年からまた方向性もちょくちょく変えていくと思います
取り合えず今年の総括を今は進める時期ですが来年こそもっとアクティブに更新して行きたいところです
精神的な成長が求められますね。色々と。





H.O.M.E Habitant of melting ecstasy/山崎かずま

2013-12-18 21:41:00 | 漫画(成年)





















■鈴木さん

猫に見られながらするのが恥ずかしい、というシーンがあるんですが
彼(彼女)らは結構にそういう方面に関して興味津々だったりしますからね
内容は割と奥手なメガネ女子が猫をダシにアプローチ、という可愛げのあるもの。



■いもうとプレイ

何にでもすぐ影響される妹が兄貴のお宝本を読んで・・・とかそういう話
この妹の造詣は確かにめっちゃ可愛い、上に性格も幼さが良く出てて中々に楽しく読めました
影響されてる事はされてるんだけど、時折素の感情が垣間見れる部分が非常にツボでした
ラストでさらっと家族の前で兄貴と行為に及んだ事を告白する妹は精神レベル高すぎですね(笑
でもなんか憎めない可愛さが滲み出てて最高でした。



■少女サニー

むさい男(失礼)が後輩にアプローチかけられるも、
自分のルックス等に自信がないため疑心暗鬼になったりする話。
恐らく人柄に惚れた、って事なんだろうけど(面倒見良さそうだし)
それにしてもあそこまで疑ってかかる気持ちも個人的には分からなくもない
きっとこの先もコンプレックス抱えて生きてくんだろうけど、頑張って欲しいですね
まあコンプレックスの代わりにいい人が側に居るし(笑
色々な意味で初々しいお話。



■cheer!

試合に負けて落ち込んでる野球部員をチア部の彼女が励ます話
この話はなんか・・・無条件で好きですね
とにかく終始明るく男の子の為に尽くしてくれるチア部の彼女が生き生きしていて良い
内容は勿論行為描写中心ですが何故かその笑顔とハイテンションに「爽やかさ」を感じてしまいます
多分今回の中で一番「いたらいいな」って思ってしまった子 
キャラデザも性格も一番お気に入り。あとスタイルもめっちゃ好み!



■少女メロディ

援助交際で生活費を稼ぐ主人公、誘いをかけたおじさまにビンタされ叱られて逆に惚れる・・・という
序盤のダーティさと比べて中盤甘々になって最後はハッピーエンドという二転三転する状況が面白い
ルックスは不良くさいけど心はピュアなのが良かったですね
「本当は叱られたかった」って気持ちもなんとなく理解出来る。



■少女メロウ

目次間違ってますね、こっちのがメロディより後に載ってます
これは多分一番地味子?目も小さめで結構リアル路線のお話かも
これに限った話ではないですが、基本的に成年漫画にありがちなむっちゃデカいバストとかはないです
どれも現実的というか・・・いや、むしろ現実のグラマーよりちょい控えめくらいかもしれない
その上で結構写実性とか現実感に拘ってるのでその意味じゃこれはこれで質感にリアリティがあって良い
まあシチュは結構ぶっ飛んでるものも多いですが(笑
この子も良い子やねえ。



■トーコ!

あなたの通天閣が、私の道頓堀に・・・!
溢れ出しちゃうっ!!

って妄想は凄く笑えました(笑)。トーコもキャラが凄く純真でスレてなくて好感触ですね
大阪弁の女の子を主人公に据えた所謂「方言女子」ものですかね。
なんかもう一緒にいるだけで元気になれそうな感じ そしてそういう女の子がこの本には非常に多い。
落ち込んだ時に読むのにも向いてるかもなあ。前半のクスクス笑えるラブコメ描写も◎。



■少女フェイク

多分作者は女性なんだろう、って感じてたらこの作品の解説で男性だったのが判明
女性の心情描写が結構繊細なので女性作家と言われても違和感ない感じだなあ・・・
このお話は一夜限りの恋人プレイ、ですが
女性の気まぐれに振り回される男の描写が結構ありがちにも思えてその点でも女性作家っぽいお話
お話の仕上がり自体は適度にアンニュイさが漂っていてこれもまたイイです。



■is this love?

所帯持ちの男がアリバイを作って不倫、しかも相手が実妹・・・という
二重の意味でアンモラルなお話
あの不適な態度、大人びたルックスで「お兄ちゃんあいしてるよ。」はちょっとキたかも
この話もどことなく背徳感とアンニュイさ漂う内容ですが、、、その「暗さ」もまた悪くないですね
むしろそれが興奮を引き立てる、という。基本的にダメなんだけど切なさも加味されてるお話です。

まあ、基本的に若くてグラマーな女教師ならば目線は黒板でなく別のところですよね。ワカル。



■荒巻さんとヨーコちゃん

う~ん、そもそも露出多すぎでは・・・(笑)。
まあキルラキルみたいなのもあるしアリっちゃアリなのか。
でも彼女がああいうコスチュームで外に出てる、っていうのは逆に燃えるものなのかも。

こだわりはわからなくもない、でも、結果的に可愛けりゃ大抵は許されます
そんで何だかんだで燃焼しちゃうんでしょうね。はっ。

















表紙とかカラー絵が気合入ってるのって実は中身は・・・ってのも多くて
まあでもあまりに表紙のカラーリングと構図、キャライラストがツボだったので思い切って買ったら
想像以上に面白くて一気に読んでしまいました これは表紙の美麗さに内容が伴ってるパターンですね

個人的に、純真な笑顔の女の子がゴムを持っている、というシチュ(?)が好みなので
その点でも素晴らしい表紙イラスト、裏表紙もまた扇情的で最高なんですが(笑
素朴でアッパーなものからアンニュイなものまで適度に楽しめる一冊です
特にキャラが記号的ではなく活き活きとしてる印象なので、
明るくてポップで、かつ扇情的な成年漫画を好みの方には薦められる一冊ではないでしょうか
正直どのキャラも男に一生懸命尽くしてくれる感じが成年漫画として秀逸でしたね
こういう「汗の匂い」まで伝わってきそうな写実性のある成年漫画が個人的には好みです
凄く気に入りました。