今年はカメラ撮影OKのブースが出来てたのに、
そんな時に限ってカメラ忘れてしまうという体たらく。
う~ん少し悔しい。
幕張は正直近いので熱中してる漫画がある時はさり気に行ってます。千葉でやるのがいいですね(笑)。
■45周年記念ゲート
歴代の表紙がいっぱい敷き詰められていました
驚いたのは人気作ばかりでなく10週で終わったような漫画の表紙も程好いサイズで展示されてたんですよね
それがまず嬉しかったのと、そういう作品に対してのリアクションが結構見受けられたのが二重に良かった
12週で終わったような漫画の表紙見て「これ面白かった」とか(しかも10年以上前の漫画)
3クールで終わった漫画の表紙を見て「これ単行本持ってる。面白かったのにすぐ終わっちゃった」だとか
意外にも知名度の低い作品に対するリアクションが多々聞かれたのが楽しかったです
同時に、やっぱりみんな人気の度合い云々じゃなく「好きなものは好き」なんだなあ、と
純粋な気持ちに触れる事が出来たのが一番良かったかもしれないですね
「恋染紅葉」は結構リアクション多くて「めっちゃ面白かった」って声が聞こえたり
あと「パッキー」も意外とみんな覚えてるみたいみたいでした
「武士沢レシーブ懐かしい~」とか明稜帝に反応してる人を見て個人的に嬉しかったり
中には知識抱負な人も居て黒岩よしひろの表紙のジャンプを見るなり、
「この人いっぱい連載してたけど全部打ち切りなんだよ」ってトリビアを披露してました
また何気に黒岩よしひろが連載した4本とも全部揃ってるから・・・(笑)。
所謂アンケート不振で終わった作品にも根強くファンや好きな人が残ってるんだなあ、って実感出来ました
別に聞き耳立ててないのに自然に耳に入ってくるくらいの反応の大きさですよ
こういうのがある、ってのが個人的には良かったです
でも「幕張」が表紙のジャンプはひとつも展示されてませんでした。細かく見たんだけど。
あの漫画かなりコンスタントに表紙飾ってたのに全然見なかったのは単なる運の悪さ、なのかな?
それと「初恋限定。」のキャラに関して熱心に友達に解説してたお兄さんはいい人っぽかったな(笑)。
「あねどきっ」の表紙を見た途端に「この人昔BL描いてたよね?」って隣で言い出したお姉さんにも驚いた。
意外と濃いWJファンが集まってた印象。
■過去作品の生原稿展示
「みどりのマキバオー」の生原稿、レース中のもあったけど
一方でたれ蔵が豚みたいに太ったページが展示されてて「何故このチョイス!?」って
思わず笑ってしまいました でも正直面白かった(笑)。
あと「ジャガー」の深海の生カラーイラスト原稿が傍目から見てても凄く好評でした
「上手い!」って声がたくさん聞こえたような 絵自体はすごくシュールでそのギャップも良かった。
「スラムダンク」の生原稿もあったけど殆ど修正液の跡が見られなかった。すげえ。
■現行作品の生原稿展示
「γ-ガンマ-」は本当に上手いなあ、とか
サイン色紙も整っててきれいでしたね
「HACHI」の第1話の扉絵が生で見ると余計に美麗に思えたのと
「ニセコイ」はやっぱり上達してるなあ、ってしみじみ思いました
「食戟のソーマ」は何故か白黒の原稿が展示されてなかったのがやや残念
来年は是非決めシーンの白黒原稿も展示して欲しいです。
■メッセージボード
入場者が自由にメッセージを書けるボードがあったんですが
某漫画家に対して「仕事しろ」だとか(複数件あった)、「渚くんはヒロイン」だとか
「虹を出してくれ!」とか某ブリー○の作者の間違ってる写真の絵とか(ゲイビデオ風のやつ)
この辺はかなり無法地帯でしたね(笑
まんべんなく現各作品のファンが寄せ書きしてるイメージで眺めてるだけで楽しかった
「食戟のソーマ」の唐揚げロールでも買おうかな、って思ってたら早々と売り切れてましたね
これは素直に残念でした。まあ現物ほどではないでしょうけど。
■荻野純さん参加のステージを見た。
私は「γ-ガンマ-」が大好きなので彼が参加するこのステージを見るのが大きな目的でした
新人作家の寄せ集めなのでそこまで観客は賑わってなかったんですけど(笑
でもさり気に顔も見れたし良かったですね
あんまり顔出ししたくないのかお面を付けての登場でしたが生イラストを描いてる最中に
ズレててはっきりと拝見してしまいました 某芸能人に似てるなあ、って思ったけど
お面を付けてたので一応名前は伏せときます。
荻野さんはかなりべしゃりに関して不得手のように思えてぎこちない上に声も小さめでした
その上相当緊張してるっぽくて4人の中では一番素人っぽかったです
まあ漫画家は漫画が仕事なので別に喋りが得意である必要はないんですが(笑
そんな様子も初々しくて良かったですね。
逆に「FANTASMA」の賀来ゆうじさんはタレント?って思うくらいむっちゃこなれてたなあ・・・
どっかのニュース番組のコメンテーターみたいでした
koppyって人は生で見ると倖田くみっぽかった
そしてリビドーハンターの方は早口で饒舌でしたね
あの人は「(リビドーハンターを)俺のために描いてる」とか
「天才美少女漫画家(巨乳)で俺の漫画が大好きで「豚野郎」って罵ってくれる人がタイプ」とか
なんというか、ビックリするくらい欲望に忠実な印象で逆に好感が持てました(笑
本当にただただ自分の願望を漫画にしてるみたいです。それはそれである種潔いなあ。
荻野純さんのタイプは「犬好き」だそうで書き下ろしたイラストがまた堪らなかったですね
「γ-ガンマ-」自体はそこまで引っ張らずに一直線にドンドン完結に向かっていくそうです
来年はソロでこういうステージ出来ればいいな・・・と思いつつ
生で書き下ろしイラスト見れて楽しかったですね
「FANTASMA」の方は勝手に女性だと思ってたので男性が現れて結構ビックリしちゃいましたが・・・。
しかも元々漫画編集者だという話を聞いて二重にビックリした。編集者→漫画家なんているんだ。
数時間後のジャンフェス終わり際のジャンケン大会は見事に全敗。運ねえなあ(笑)。
■入場者へのメッセージ
去年「クロス・マネジ」の生原稿目当てに行ってたんですが
去年はなかった写真撮影OKの書き下ろしの作家陣からのメッセージボードがありました
これは結構面白かったら是非撮りたかったんですけどねー。千棘がテンプレのツンデレ台詞だったり
みんなが主人公を描いてる中で何故かトリガーは木虎、ソーマはアリスのメッセージイラストだったり
サイン色紙よりもユーモアがあって良かったですね HACHIなんか漫画風だったし。
佐伯俊さん、サイン色紙は創真単体でメッセージイラストはアリス単体って何気にアリスが好きなのかな?
そして木虎も当然葦原さんお気に入りなのだろうな(笑
なんて事も垣間見れて良かったです。ニセコイはサイン色紙もメッセージイラストも両方千棘単体でした。
ガンマは当然サイン色紙もメッセージイラストも北鹿姉妹!
色々あったけど、こんな感じかなあ。
まあ正直大人の方が断然多かった辺り基本的に熱心なファン向けのイベントなんでしょうね。
今年初めて最後まで居たけど、過去作品のコーナーを作った事で微妙に熱気が上がってた気がする。
来年以降も過去作品のコーナーの充実を祈りつつ、楽しかったですね。うん。