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はねバド! 第7話「不調の原因」 感想

2013-12-07 19:30:06 | 漫画(雑誌感想)



















一度付けられた傷は中々癒えない。

















今月もなぎさちゃんのターン。
今回のお話は個人的に結構分かる部分もあって
人間って一度言葉のナイフで刺されるといつまでもその傷口を気にしてしまう
振り切れるようで振り切れない生き物なんですよね。
実際私もこういうレビュー活動を長年やってると楽しい反応ばかりでもないわけで
それが時折強い足枷になって「自由」という意識を失いがちになる時もあるんですけど・・・

でも、それはきっと「他人の価値観」であって
「自分の価値観」ではない
繊細な心に自意識の高さが加われば一気に自分の価値観が薄れて他人の価値観が滲み侵食していくけれど
それで本来そこにあったはずの自分の価値観や美意識が意味を持たなくなるのはやっぱりおかしいし
無意味だし、
本来はもっと自由に気ままに、思うままにやって許されるはず
そんな中で重なるポイントに気持ちを置けばいいわけで・・・その重なるポイントがコーチだった、と。


そもそもが「勝てて当たり前」的な扱いでしたから
それで「勝てない」となると更に慌ててスランプになって試行錯誤して迷走して、
そんな自分が嫌になって・・・と
随分苦しい時期を過ごして来たんでしょうね
でも、そういう中でコーチがなぎさの事をしっかりと分かってくれたこと
「もっと自信を持っていい」「自分の努力を見くびらないでいい」と背中を押してくれたこと
案外立ち直るきっかけは同じ価値観や美意識を持つ人の些細な声だったりします
長年他人の心無い声に悩まされ続けてきたなぎさの苦悩からの解放
ポテンシャルが花開きつつある手応えを感じました
こういう「青春要素」こそ濱田漫画に望む一番のトピックなので今月はとみに満足出来た回でしたね。

そんで、この後に匂わされる恋愛要素も中々に気になります(笑
濱田さんの事ですからそこは絶対に拾ってくるでしょう
綾乃の成長を予見させるシーンも挟まれていましたし今後の展開にも大いに期待ですね
その他にも部長の泉さんとかまだまだ掘り下げノータッチのキャラが大勢居るのでそこにも期待ですよ
そして最終的にはこの部自体に感情移入させるようなものになっていて欲しい。応援してます!


先月のなぎさのおっぱい描写は性的にグッと来ましたが(笑)。
今月は解放の表情、コーチにいじられて子供らしくムッとし赤面するシーンとか
みずみずしく吹っ切れてプレイをするシーンの躍動感だとか
勿論グラマーっぷりは目立ってますけど
それ以上に随分乙女ちっくで、かつ爽やかさを感じられる描写の数々だったかなあ、と
今月できっとなぎさのファンも増えたと思うので綾乃も負けないように頑張って欲しいですね
彼女は今現在「私つえー」中心なので彼女に感情移入出来るようになれば更にグッと面白くなるはず。
ひょうひょうとしてますが一応主人公だし(笑)。次回以降の精神的飛躍にも期待しつつ。

そして、初めて純粋にコーチを格好良くも思えました。やればできるじゃん、コーチ。











今までも地道なキャラの意識変化、バドミントン描写の小気味良さ等
楽しんで読んでましたし面白いと思ってましたが今月は今までの更に一歩を往く出来栄えで
同時に筆も相当脂のってるな~と如実に感じられたかなりの傑作回でした。
この漫画、既に表紙取れるくらいの人気はあるけど、まだまだいける。
そう確信出来たのも濱田浩輔ファンとして嬉しかった。
来年も応援していく!



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