超進化アンチテーゼ

悲しい夜の向こう側へ

3LDKの花子さん 第23話 感想(週刊少年チャンピオン 2013年48号)

2013-10-31 18:45:55 | 漫画(雑誌感想)
















アンケート出すのが楽しいなあ。













◆3LDKの花子さん

掲載順上昇!
そして次週センターカラー!!
う~ん今週は流石に嬉しかったですしアンケ出してて良かったなと思いました
しかも7番手って事でこんなに前に載ってると本当にニヤニヤしてしまいますね
同期の新連載陣に比べて多分一番扱い的には低かったと思うんですが
個人的には今チャンピオンで一番ワクワクしながら読んでるのでこれからも健闘して欲しいですし
出来る限りの応援は続けていくつもりです 二度も上昇出来たのはある種の復調の兆しみたいなものなので
この調子で中堅定着を目指して欲しいところですね
「泳げ!ひなのちゃん」が単行本も出ずに終わったのはホントに悲しかったので・・・。

「泳げ!ひなのちゃん」は終盤からアンケで加担し始めましたが時既に遅し状態でした
その教訓を踏まえてやっぱチャンピオンは何もしないでいると危ないな、って思ったんですよね
微力ながら加担していきたい気持ちです
毎週掲載順見るのドキドキしてますけど(笑
ジャンプは一番推してるソーマが完全に安全圏でじっくりやってるような状態なので
今じゃジャンプよりチャンピオンの方の掲載順を過度に気にしている自分がいますね
だから今週はまず次回予告でカラーを確認、そして目次チェックで上昇とダブルで嬉しかったです
あんまり注目されてる感じはしませんが、あくまで個人的に大好きな漫画なので。


で、信は将来引きこもりになってるのか(笑
連載当初はふっつーの少年の元にトラブルメイカーの花子が~って流れだったと思うんですけど
途中からむしろ信の方がトラブルメイカーになっちゃってるのが笑えますね
でもそんなダメダメな信を見守るのも個人的には悪くないです
ダメなりに徹夜したりみぞれさんの為に頑張ってたり良い部分も残ってますからね。

将来のシーンは完全に信が腫れ物状態になってて無駄にシリアスでしたね(笑
なんというか、両親ですら「あっ、うん・・・」みたいな反応なのはよっぽどだと思うんですよ
しかもみずちゃんの結婚相手の披露のタイミングというのも中々に幸せ水差し野郎っぷりが際立ってて。
でもある意味この漫画に於ける目標みたいなもの?が生まれた感じもありますね
これからも頑張って花子さんには信のお世話を焼いてあげて欲しいものです
ただ、一方的ではなく花子さんも過度に心配性な部分もあるのでそれを制止する役目は信ですね
そう考えると単なる一方的な関係でないのが構成として優れてるなあ、と
バランスが良いっていうかね。

なんなら、花子さんが信の嫁になってもいいくらいですけどね(笑)。
トラブルメイカーから誰よりも献身的で健気なヒロインへ・・・良い方向転換だと思います
信も頑張って真人間になっていってもらいたいですね そっちの意味でも応援して行きたいです。


今週の作劇に関して言えば、信はまあ男子特有のアレでしかなく
花子さんの早とちりだった訳ですが
先にあんな将来を見せられては過度に敏感になってしまう花子さんの気持ちも分かるワケで(笑
その勘違いっぷりにクスクスすると同時に本当に心配してくれてるんだな~って気持ちと責任も伝わり
中々の完成度だったように思います
何よりも後ろにブツを隠されてぷっくり頬を膨らませた花子さんの表情がめっちゃ可愛かったし(笑)。
この漫画、過去作と比べても大分絵柄が磨かれてる印象ですがパッと見の印象以上に表情の作画が好きですね

信もダメだけどなんか憎めない感じだし(笑
女子3人にエロ本所有を確認されると言うシチュも中々珍しいような
何も悪い事はしてないはずなのにいつの間にかそういう空気になってるのが面白かった
それにしても「いちご」もエロ本扱いなのは流石だなあ、と。あれは核弾頭扱いですからね!


オチも非常に良かったと思います
花子さん今まで性方面、恋愛方面には疎い印象だったので
やっと赤面&卒倒ネタが来て個人的に嬉しかったしニヤニヤしてしまった(笑)。
苦し紛れの嘘なのは元々見え見えでしたけど実践した事でごまかし様もなく発覚してしまいました
ただ、卒倒で信のエロ本発見のインパクトが和らいだ分ある程度の鎮火には成功した模様。
花子さんの卒倒する描写も、
こっくりさんの珍しくエロをからかうような表情もgoodでした
中々のお気に入り回ですね。来週は単行本も出るので二重に楽しみです!









◆ツクモモモ

す、ストレートな美談だ・・・逆に意表突かれて面白かった
そして途中のラブコメっぽい描写も新鮮で良かったです
高い所が怖い、という弱点もキャラにメリハリが付いてベターなのでは
これまでで一番出来よかったと思います



◆ペーパーブレイバー

あれですね、まな板が見世物みたいになる、というシチュは案外好みな事に気付きました
そして悔しがってる表情は確かに可愛かった。グラマーもまな板も正義ですね。



◆名探偵マーニー

えっ、このオチは何なの!?(笑
かなり度肝抜かれたんですが、まあでもある種振り切れてもいるのでアリっちゃアリか
結果的に被害者同士から両方とも幸せになれたってのは素直に素敵なオチだとも思うしね
ただ予想外過ぎただけだけど。それが面白くもあった良回。



◆777

毎週引き力が高いですな(笑)。
個人的にはこういうドラッグとか、或いは性犯罪ネタって現実を見せるという意味で必要かと
そういう汚い部分を敢えて描く事で危機意識も高まるって思うし、
実際自分もそういうのの影響を受けて夜都会を出歩かないという心掛けを持ったりもしてたので
ドラッグネタと性犯罪ネタは少年誌に於いて出来れば必要悪として残していって欲しい。



◆バチバチBURST

以前もそうでしたが「特別な理由」や「因縁」に対するコンプレックス
そういうのを持たざる者ならではの劣等感や苦悩を描いている印象がありますね
それに加えて今回は自分を過度に軽視する事の罪も描いていました

実際、そういう心境に陥ってしまうのは人間どうしても他人と自分を比べてしまう生き物
そこからは決して逃れる事が出来ないからなんでしょうね
でもそれはある種必然でもあって
そういう邪念を振り切る事が出来た時こそ「本当の気持ち」の最たる証拠になるのだと思います
相変わらず選手に感情移入をさせるのが上手い作品です 絵柄も意外にシュッとしていて読みやすいですね
男くさいけど、無駄にそれを強調してないというか、距離感がある感じが良い。



◆錻力のアーチスト

シード狙いっていうのはセコいと言えばセコい考え方ですもんね
ある程度の「そこそこ」を狙うのとバカみたいにてっぺんを目指す気持ちの違い
だけど、今の桐湘には積み重ねた努力の結果があるので空回りもしない、という
読んでて気持ちの良い内容に仕上がっていました
最初に先輩たちの描写を多々入れたのは成功だった気がします
そして部員同士の熱い信頼・・・これこそが他人を疑い続けている清作に最も足りないもの、かな。
違う言い方をすると自己顕示欲が強すぎるというか。

でも、まだ名前の強さは健在のようですし
しっかりと後々花開く土壌が提示されてるのはいいですね
清作が本格的に復活し頭角を現すようになったら盛り上がりが凄そうです
そして八子との再戦もかなり熱い模様になりそうで今から楽しみ
彼も彼でまだ隠している心情があると睨んでいます。


藤倉学園は多分噛ませ・・・というか桐湘がどれだけ成長したか、の証拠を示す為の存在だろうけど
これから先本格的なライバル校、強豪と対戦する時は元々のキャラメイキングがいいので
更に熱さを演出出来そうで中々にワクワクしてます
今の時点でキャラの個性付けはバッチリですし最初に紅白戦から始めた構成も頷ける。
その中で清作がどういう風に成長していくか、が鍵ですね

個人的にメガネの先輩がスタメンじゃないのがややショックだった(笑
限りなく良心に近い存在だと思うのでメガネの先輩の動向にも注目していきたい。
そして「ガラの悪さ」は言っちゃ悪いが既に極めてるでしょう。
ギャグ描写もイイ感じなのが尚素敵。



















今週は特に読み応えがあって楽しかった号でした
読み終わってからすぐにアンケを投函しに行きましたが
個人的に推してる「花子さん」がやや調子上がり気味なので応援行為もまた楽しいですね
雑誌掲載の内から応援・支持する事の意義や面白味がようやく分かって来ました。



久々に爆笑した思い出

2013-10-30 02:21:11 | 雑記




床上浸水の事でずっと動いてたんですがそれが一段落して(まだまだすべき事は多いですが)
その後普通に生活出来るようになってからちょっとした燃えつき症候群的な感じになってしまい
中々ブログ活動をしようと思う意欲が沸きませんでした
はっきり言えば、生活と復興活動だけでもう何もしたくなくなる感じ
それくらい一気に体力を奪われてたんですが、
まあ合間にちょこちょこ更新はやってましたし今後はまあまあのペースで続けていきたいと思ってます


ところでここ数日間漫画は南国アイスホッケー部とかってに改蔵を交互に読んでたんですが、
すげえくだらないネタに爆笑したりして、なんか生の実感すら受けてしまいました

というか、ここ一週間以上「爆笑」という行為をしてなかった事にその時初めて気が付いて
本当に何もなかったんだな・・・と不意に妙な気分になりつつ、でも単純に笑えた自分が嬉しくもありました
「あ、いま自分爆笑してるわ」って。それくらい笑うという行為から遠のいていた自分・・・。
少しくらい明るくなる事が今の自分には必要ですね。


それにしても万乗大智がわざわざ単行本に寄せたコメントはいつ読んでも最高ですね(笑
自分も自分の事を「雑草」と常に考える程度の根性が必要なのかなあ。




好きな歌詞 vol.5「ドラマ・ロゴス/LOSTAGE」

2013-10-29 14:02:42 | 音楽(歌詞分析)







月の夜に独りになっても
損な役は断るほうがいい
いつか僕に毒が回っても
そんな歌は聴かないほうがいい









解説:木曜日のライブの余韻が残りすぎてここ数日LOSTAGEしか聴いてません。
   「自分を維持する」「自分を曲げない」というテーマに関しては本当にブッチャーズの意思を引き継げてる
   その反骨精神の塊のような歌はある種のセラピーや応援のように響くのが不思議です。







LOSTAGEpresents [SHOWNEN] w/HUSKING BEE@新宿NINE SPICES 13.10.24

2013-10-25 18:54:35 | ライブレポ
















LOSTAGEとHUSKING BEEの対バンを観に新宿へ。
















最近ライブレポっていうと大体ロストエイジかロストインタイムのどちらかって感じになってますが
ロストエイジのライブに関して言えばもうある種中毒的なものとしか言い様がないですね
毎回最高沸点を刻んでくれる上に
這いつくばって生きてるような人間の心を完璧に捉えてくれるので、
ロストエイジのライブに行くという行為自体が最早私には欠かせないものになっています
それくらい有無を言わせない格好良さ、男らしさ、ストイックさに溢れるライブを魅せてくれる方々です

この日は・・・本当に最高でした
ハスキンがめいっぱい温めてくれた空気をロストエイジがそのまま拡げてくれた感じで
個人的にはやや意外性のある組み合わせに感じましたが、
思ってた以上に相性良く感じられたのが嬉しい誤算でした
何より両バンドともセットリストがとにかく私的にツボだったのでその意味でも素晴らしい一夜でした
音楽ファンとしての喜びをたくさんたくさん感じられた名対バンに仕上がってたと思います

あとは、ハコがかなり狭かったんですが
狭い割にはステージが見やすい作りになってたのが良かったですね
しかもソールドアウトでもあったので心地良い興奮と環境の中じっくりと楽しめたのが良かった
それと新宿だと大体行きも帰りも迷うのが当たり前だったんですがこのハコは公式の地図が分かりやすい(笑
だから行きも帰りもスムーズにハコや駅に辿り着けたのもこの日はとても良かったです
組み合わせ良好、セトリもグッド、ハコも好印象と素晴らしい一夜と評する為の条件は完全に揃ってましたね
いや、なんかもう、幸福でしたね これでまた毎日を生き抜く為の力を貰えた気がしました
ありがとう、ハスキンとロストエイジ。











◆HUSKING BEE

実は観るの初めてだったんですよね
ハスキン自体は案の定ブラフマン、ハイスタ、BDB等が流行った辺りによく聴いてて
後はソロのCORNERとかMARS EURYTHMICSも音源買って聴いてたりリスナー暦が長い割には初めてでした
ただまあ学生時代はほぼライブに行ってなかったので(ライブハウスに怖いイメージあったし)
ようやく・・・と言った感じでもありますね
磯部さんは多分面白いMCで温かそうな人だな、ってイメージだったんですが正にその通りでした
いいとも終了を知らなかったみたい?で「知らなかったんですか?」ってツッコまれたりして
それと年食ってこの歌は歌うのがキツいね、とか割と正直なMCも格好付けてない印象で良かったですね
そんな磯部さんのギターは迫力がありつつも鋭利な感覚もあって終始気持ち良かったです。

個人的にハスキンの曲で特に好きなのが「摩訶不思議テーゼ」と「新利の風」なんですよ
この2曲さえ聴ければ本望、って気持ちだったのでまさか最後に立て続けに演奏してくれるとは思わず
完璧に興奮してしまいました(笑
「新利の風」のアンサンブルの小気味良さや後半の展開のカタルシスはやっぱり絶品で
もう10年以上経った今でも秋に真っ先に聴きたくなる一曲、理想のフォルムのナンバーだったりします
それもこの日は音源よりもテンポが速くソリッドに決まってたので余計に気持ちがアガりましたね
「摩訶不思議テーゼ」はラストの咆哮がグッと来て思い切り感動しました
やっぱりこの曲の歌詞は素晴らしいと思う

その他にも私世代にとっては印象深い名曲「THE SUN AND THE MOON」を演奏したり(サビのハモリ最高)、
叙情的な曲も明るい曲も疾走感溢れる曲も特に差異もなくどれも良い曲に感じられる安定感、
そう、どの曲ももれなくおいしく感じられる安定感こそ最も素晴らしかったかなと
その中でも最後の盛り上がりに関してもしっかり演出してたり安定以上のものもあったのが尚良い
久々に演奏するという「I'M A TREE」もキッズの気持ちを呼び起こしてくれたし、
初めてのハスキンはこれ以上ないくらい好感触でしたね
もう一曲目の時点でハッピーな雰囲気が生まれてたのが名バンドである事を実感させてくれました。
いや~なんか無条件で良かったです。



◆LOSTAGE
1.BROWN SUGAR
2.僕の忘れた言葉達
3.楽園
4.SURRENDER
5.BLUE
6.ドラマ・ロゴス
7.ガラスに映る
8.NAGISA
9.新曲
10.TOBACCO
11.海の果実
12.GOOD LUCK

アンコール
13.NEVERLAND






一曲目「BROWN SUGAR」はまるでパンクバンド?って思うくらいのテンションでした
っていうかいつも以上にパンク寄りでした やはり対バンのハスキン意識だったんでしょうか
続く「僕の忘れた言葉達」は、沁みましたね・・・
この曲最早ライブでは相当鉄板曲のような気がするんですけど
兄弟で一緒に歌う部分はいつ観てもいつ聴いても感動してしまいます
また歌詞が本当に自分が言いたかったこと、思いたかった事を取り戻すというこれまたグッと来るテーマなので
凄く心地の良い福音を思いっきり浴びせかけられるようで聴くたびに至福状態に陥りますね
そしてベースラインの美しさにも浸らせてもらいました
今やロストエイジを代表するアンセムの一つですね。それを強く感じました。

「楽園」は何度聞いても拓人さんの鮮烈で耳に残りやすいギターフレーズが絶品です
それと共に要所要所で印象に残る一音をスパッと叩ける岩城さんのドラミングもまた素晴らしい
この曲は今やかなり芸術性の高い楽曲として育って来た気がする
是非ライブで体感してみて欲しい一曲です
渋みが一斉に空間に拡がって行く感覚が堪りません。


本来なら3曲目だった、という「SURRENDER」
拓人さんがセトリ用の紙に記入を忘れた所為でこの位置になったようです
ただ「僕の忘れた言葉達」の多幸感の余韻に浸りたかった気持ちもあるのでこれはこれで怪我の功名だったかも
人気ナンバーなだけにここ最近ちょくちょくまた演奏してくれるようになったのは嬉しいです
Bメロのノルスタジーをくすぐるようなメロディラインがこの日はツボでした
3人でも余裕でこなせるようになってきてますね。

ストレートに突き抜ける「BLUE」の快感を味わいつつ、
3人のアンサンブルの進化を更に感じる事が出来たのが「ドラマ・ロゴス」と「ガラスに映る」の2曲
この2曲は4人時代の、最近では滅多に演奏される事のない楽曲だけに観客も興奮状態でした
前者も後者も4人時代のライブとも遜色ないくらい情感、迫力溢れる演奏を披露出来ていて凄かったですね
前者は緩急による気持ち良さ、後者はドラマチックなメロディを思い切り叩き付けるカタルシス
歌の迫力のインパクトはここ数回のライブでも一番だったと思う

また、こういう古い曲を演奏するようになった事でセトリに緊張感も生まれますし
今後更にロストエイジのライブが面白くなっていく予感にファンとしてワクワクしてしまいました
それくらいこの2曲の演奏、そして内容は素晴らしかったと思う
それに名盤「DRAMA」からの楽曲だしね。


でも、個人的なハイライトはこの後の「NAGISA」でした
リリースツアー以来、3人で聴いたのは初めての「NAGISA」
終わり際の拓人さんのギターフレーズの圧倒的な温もりには本気で涙が出そうになった
人間が出してるとは思えないほどの美しさと悲しい気持ちを全部掬ってくれてるかのような抱擁感・・・
今まで聴いた「NAGISA」の中でも間違いなくベストでしたね
「美しい夢を見てる」という歌詞にも心底感情移入させてもらったしハコ出てから思い出して
不意に泣きそうになったくらいこの日の「NAGISA」は素晴らしかった
あくまで個人的な印象に過ぎませんが、
ただアウトロの拓人さんのギターフレーズの殺人的な美しさは絶対に忘れないと思う。
ロストエイジもまた弱者、這いつくばって生きてる人間の心情を完全に理解してくれてるバンドですね。
益々自分の中で「NAGISA」が特別な一曲になってくれました。この曲は特に全力で感謝の意を表したいです。

この間からちょくちょく演奏している不穏さ漂う新曲、
段々馴染んできたのが肌で伝わって来ました
早くも鬼のようなグルーヴを叩き出せてて素晴らしかったです
そしてこの曲でも岩城さんの畳み掛けるような鬼気迫るドラミングに圧倒された
っていうか全体的にこの日の岩城さんキレッキレでしたね

「TOBACCO」はもう轟音ポップでした
ロストエイジのポップセンスを鼓膜がおかしくなるくらいの爆音で味わえるという贅沢さ
帰ってから耳が使い物にならない状態になってましたからね(笑 洪水のような音像に気分も高揚。
そしてラストの兄弟のハモリはやっぱり美しいと思いました。ブレイクの格好良さも流石。


イントロからして感動してしまった「海の果実」、
この曲も3人で聴くのはかなり久々でしたし今までの名曲に着手してくれる時期も近いのかもしれません
儚さ漂う歌詞と音像に陶酔しつつ、最後は先月の横浜でも凄かった新曲「GOOD LUCK」。

この曲のタイトルは吉村秀樹から最後に届いたメールの文面から、
今年「生活」を開催しないのは元々ブッチャーズありきの「生活」にしようと思ってたから
拓人さんが最近黒のテレキャスでステージに上がるようになったのは
今年4月のおとぎ話とブッチャーズの2マンを観に行った時に大好きな「JACK NICOLSON」で
吉村さんが弾いてたのと昔吉村さんに「拓人はテレキャスだな!」って言われた事があるから
その影響で・・・という話を長くされていて
物凄くブッチャーズ愛の伝わって来るコメントの数々にジーンと来てました
通りでこの曲の後半あんなに滾る部分があるんだな、ってストンと納得しつつ
この曲は未だ披露し始めてそこまで経ってないのに早くも定番、鉄板のような安定感
代表ナンバー感のある楽曲でカタルシスも尋常じゃなかったですね
早く音源で歌詞を眺めながら聴きたい一曲です。

アンコールはハスキンのベースでライブ盤にも参加されている岸野さんを招いて「NEVERLAND」、
温か味を多く感じたこの日のライブではこの曲が正にベストな選曲だったと思います
狂気的に締めるライブも、多幸感を演出して締めるライブも両方出来る
そんなロストエイジの懐の深さ、手さばきの見事さを感じられた名演でした。
今年4月の横浜FADでのライブも最高レベルでしたがそれとは別角度で最高レベルのライブだったかと
こうやってちょくちょく沸点を更新してくれる底力を観れるから彼らのライブは最高です
12月にまたFEVERでおとぎ話とのツーマンがあるのでそれも是非行きたいですね
間違いなく進化を感じる事が出来たライブでファン冥利に尽きる一夜になったと思います。


















この日はソールドアウトでしたけど
出来れば3人バージョンの「NAGISA」はこれからもちょくちょく演奏して欲しいですね
あの殺人的なギターフレーズの美しさ、聴き手を優しく包み込む抱擁感はやはり名曲だなと
あの音色が鳴っただけで私個人的に思い切り救われたような気持ちになったし
今後もその感覚に助けられていくんだと思う
ちょくちょく思い出して。
そういう沸点をしっかりと刻む事の出来る力はやっぱり凄まじいな、と改めて
9月の横浜も「GOOD LUCK」の滾りパートに度肝抜かれたし意識の高さを感じられたのが良かった

「僕の忘れた言葉達」「楽園」のような定番曲でもしっかりと新鮮に楽しめましたし
本当にこの日のライブは特に記憶に残るライブだったように思う
来年は新譜を出してツアーもやるみたいですが
今年も今年で最高のライブ盤と最高のライブの数々で新譜を出さなくても全然印象深いですね。それもまたスゴイ。




3LDKの花子さん 第22話 感想(週刊少年チャンピオン 2013年47号)

2013-10-24 15:45:37 | 漫画(雑誌感想)















信はダメ人間か・・・
ああみえて一応最低限宿題はこなしたり
先週は何気にいいとこ見せたりそこまで最悪でもないんですけど
まあ大久保さんのポテンシャルが高すぎるって事なのかな。
今週はほぼガールズトークが中心の回で花子さんと大久保さんで信の褒め合いみたいになってたのが
なんか心地良いラブコメみたいで実に面白かったですね 二人とも多少ダメとは認めつつ
それでもきちんと信の良い部分を見てあげてる姿勢がいいなと
まあ大久保さんの褒めた部分に関しては本当に良い部分なのかどうかも疑わしいですけど(笑
う~んチラ見を繰り返すセコさよりも堂々とガン見する男らしさに惚れたっていうのか
それともただ単に母性本能的なアレなのか(笑)。
何にせよ二次元人になる宣言をした大久保さんの今後の活躍にも注目ですね

しかし気になるのは花子さんとのラブコメにする気はあまりないのかなあ、という事
この画力と可愛さならそういう話をやっても普通にウケると思うので恋愛方面にも注目したいですな
それよりもみぞれさんが信は一番好きなのかもしれないけど、
でも組み合わせ的には花子さんが最も似合う気はします

結局信の可能性と優しさを無邪気に信じてくれてる花子さん
途中思わず「アレ」っていう本音も飛び出しましたけど(笑
何だかんだいって持ち上げて支えてあげる姿勢はやっぱり天使レベルだな~、と
そんな花子さんの献身っぷりを楽しむ漫画にちょっと前からシフトしている感がありますね


思えば、最初は花子さんがトラブルメイカーとして異物として始まった漫画ですけど
ここ最近はツッコミ役の信のが逆にダメダメな子として描かれてますよね
だからどっちかといえば花子さんの方がまともに見えてしまう
でもこれはこれで花子さんが毎週天使に見えるので方向性としては有りな気がする
っていうか個人的にはこっちの路線のが好きかもしれません
完全にトラブルメイカー気質がなくなった訳でもないしね。

女の子同士の友情ものとしても資質を発揮し始めたところですし、この調子で雑誌に定着して欲しいところです
その為には当日のアンケ出しを頑張らないとねー、って事で
注目度とは別に個人的には毎週読むのがめっちゃ楽しみな漫画になりつつあります
本人のいないところで勝手に品評会もどきを始められてる状況がシュールで面白かった良回でした。

あとは、相変わらず作画が達者だなって思います
出てくる女の子がいちいち可愛いし
各々に個性もあると思うので
その意味でも評価されて欲しい漫画ですね 特に花子さんの表情の豊かさは毎週堪らない出来になっています。
雰囲気に流されて感動しちゃう花子さんや自分の趣向を露にする大久保さんに笑わせてもらいました
オチも良かったと思います まあ蓼食う虫も好き好きって事ですね(笑




◆錻力のアーチスト

こっちは初回からアンケ投入した結果2番手センターと結構優遇されています
春の県大会、関東大会に繋がる大会という事でここでまずはレベルアップが必要ですかね
カラーと言っても3Pカラーって事で早くも安定した人気を掴んだようで何より
清作もそっち疑惑が出てイジられキャラに変貌しつつありますな(笑

ただ、清作はちゃんと実績のある選手でもあるので
この大会の過程に於いてそのポテンシャルが少しでも花開いてくれれば、とも思います
仲間の大切さ、ちゃんと選手を敬う気持ちは獲得出来たので
後は中学ではもう一歩だった実力の開花が当面の最大の目標になっていく気がします
一回戦は案外楽に勝てそうですけど、個人的には春は顔見せや複線撒きが目的で
夏の大会のが本格的な内容になっていく気はします
本格的というか、より面白くなっていくというか。
取り合えず来週以降は練習試合で面白さと強さを見せ付けた先輩たちの手腕に期待、ですね。
それとそんな中でも清作には元実力派として一度は折れかけた才能を地道に開花させてもらいたい。

今はちょっと清作が可愛い後輩って感じになってますが、いずれ牙も再び剥いて欲しい所です。



◆バチバチBURST

これまた感情移入させるのが上手い漫画ですね
各々にしっかりとドラマがある、っていうのはやっぱりイイなと













今週の花子さんの順位は下の上、って感じかね
読み終わってすぐアンケ出しに行きましたし単行本も買って感想も書こう
当ブログは「3LDKの花子さん」を地道に応援しています。それとブリキが最近のお気に入りですね。