超進化アンチテーゼ

悲しい夜の向こう側へ

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LOST IN TIME「いつも通りの、新たな、一歩」@新代田LIVE HOUSE FEVER 13.1.27

2013-01-31 04:26:39 | ライブレポ













感涙してしまったライブでした。










去年10周年を迎えて今年で11周年目のロストインタイム、その活動一発目となるライブという事で
特に集大成的なものは期待せず、手始めの一撃を食らうつもりで参加したライブだったのですが
途中の楽曲から思わずブワッと涙が出てしまってその後しばらく止まりませんでした。
それはきっと最近感じてる無力感や喪失感のツボに入ったからだと思うんですが
だとしても、ここまではっきりと泣けたライブは生まれて初めてだったかもしれません。
そりゃもうみっともなく目を腫らしながら観てたもんなんですが
やっぱり・・・
音楽は音を楽しむものとは言っても、結局心の側に居てくれる言葉や揺さぶってくれる歌詞を求めてる
自分はそういう類の人間なんだなあ、っていうのをはっきりと確認出来た気がします。
詳しくは以下記述しますけど、あの時は本当に今の自分の心境を見透かされ
その上で背中を押してもらった気がして涙が止まらなかった。
勿論勝手に思ってる感じてるだけですけど
どう受け取ってどう噛み砕くかは聴き手の自由ですから。本当にこのバンドを好きでいて良かったと思えた夜でした。

それは海北さん自身が傍から見ていてもトントン拍子の人生ではなく
人間らしく紆余曲折を繰り返してここまで来てるから
人生が沁み込んでいるから感動出来たのだと思う
聴き手である私だって私生活の挫折や間違いなんてザラですから(笑
その剥き出しのリアリティや心情がダイレクトに届いてくるドキュメント感は年々増していて
これから先もまた更に深みだったり哀愁を携えて唯一無二の存在になってくれそうだなと
そういう期待も持てた渾身のワンマン・ライブでした。
とにかく全曲良かったし、
全盛期以上の勢いなんかも感じたりして正に成熟の最中である事をまじまじと感じさせてくれました。
ここからもっと表現の純度も研ぎ澄まされそうですし、再び日本青年館でやる日もそう遠くはないのかも。
この日もスシ詰め状態に陥るほど人がパンパンでしたし、以前よりも状況が上向きになっていて
それに比例するようにバンドの状態や誠実さも上がっている・・・そんな印象です。
この日演奏した新曲群の手応えもバッチリで春からの動きも楽しみですね。
いつかフラカンみたいに這い上がってブレイクして欲しい。
個人的にはそんな事も感じましたね。今のロストインタイム、本当に良いバンドだと思います。それを伝えたいです。










「あけましておめでとう。」の声と共に気合一閃!という印象の「手紙」から始まり。
最初からかなりの硬質モードで個人的には良い意味での緊張感が流れているように感じられました。
その後も「約束」「通り雨」と矢継ぎ早に初期の名曲を連発
何も言わずに黙って演奏を続ける姿がひたすらに格好良く、非常に男らしいなと
多分笑顔すらなかったと思いますが、ピリッと引き締まった始まり方はこれはこれで興奮するものですね。
多少性急さを込めて演奏された「通り雨」はグイグイ引っ張られる出来栄えで
「僕の前から消えないで」と必死に叫び歌う海北さんのロールしている姿と歌は未だに頭の中で鳴っています。
心に傷跡を確かに残してくれるような序盤でした。

割とダンサブルな印象もあった「はじまり」は間奏の三井さんのギターの音色が艶やかで素晴らしく
音源以上に、前のライブ以上に一体感を生み出せていて感動しました。
ここで一旦軽いMCを挟んだ後に
これまた感情の機微を細やかに歌い上げた「合い言葉」の優しさにジーンと浸り
正にバンド名通り時が経って失ったものを深く描いた「一つだけ」の喪失感に胸を打たれる
この曲は去年のアコースティックワンマンで聴いた時のイメージも付随して
それまで以上に渋い楽曲として印象に残せた気がする(笑
景色を描く事でメッセージをあぶりだすそのさり気ない手法が好みですね。
その後の「教会通り」のセンチメンタルなビートにもしっかりと楽しませてもらいつつ
ここからいよいよ個人的なハイライトに突入します。


「探して行こうと決めたから~」的な歌詞が最後のフレーズだった新曲を聴いて
思わず鳥肌が立ちそうなくらい心の琴線に触れたんですが・・・凄く苦悩してる歌だと思ったんです。
この日一番の滾り切ったパワフルな演奏で普遍的な心情をドカドカ歌った後に
それでも「探して行こうと~」とボソッと、でも確かに声に出したワンフレーズを聴いて
この時点で多分涙腺は刺激されていたと思います。
素晴らしい新曲だと思った。

その次のこれまた大好きな「青よりも蒼く」は、この曲を聴きながら泣いた夜もあったな~と
しみじみと自分のダメダメな一夜を振り返りつつ(笑
後半の海北さんの咆哮で更に感受性に訴えかけるカタルシスを獲得
「誰かが泣けば 誰かが笑う」という歌詞もまた今の自分の心境にはピッタリでした。
そんなカタルシスたっぷりの演奏の後に繰り出された「バードコール」という曲が涙腺決壊の引き金でした。


「はばたく事に疲れてしまったのかい」

このワンフレーズが耳に飛び込んできた瞬間、堰を切ったように涙がポロポロ溢れてきました。
自分でもビックリしましたが、勿論鼻をすするほどの大号泣ではありませんよ(笑
そうではなく、自然と涙が次々に出てきてそれが止まらなくて
時折下を俯いたり、
或いは泣きながら彼らの姿を目に焼き付けたり
この楽曲の本当の意図や素晴らしさがこの日初めて分かった気がする。
本当は誰だって自分の痛みや葛藤や恐怖心を認めて欲しいし、頑張れ頑張れでは物足りなくなるものなんだって。
その上で聴き手を内包するような精一杯の優しい言葉の数々に胸をグッと掴まれたままで・・・。
表現の真髄を最大限に味わえた自分にとって奇跡のような時間でした。
痛みを認めてもらえた事が次のアクションへの勇気にも繋がる
もう一度はばたくことを決断出来るポイントになる。
諭してもらったような、
いや、一緒に悩んでもらったような・・・そんな気がした特別なワンアクトでしたね。
今思い返してもちょっと泣きそうになります(笑 それくらい心のど真ん中を貫かれた一曲でした。

ちなみに次の「声」でも引き続き泣いてましたけどね!
涙が持続するライブなんて初めてだなあ・・・。
前の曲と併せて物凄いトリップ感とスケール感で鳴らされていてまた一つバンドの可能性も感じられたり。
意外と音響系の壮大なアレンジやアプローチも似合うのかもしれませんねえ。
この曲はずっと聴いてみたかったので遂に聴けて喜びもひとしお。

とどめと言わんばかりに「旅立ち前夜」!感動のラインがまったくとまらねえ(笑
「バードコール」からの流れがあったからこそ「歯を食いしばって僕らは生きてる」という歌詞が余計に響く
この曲も滅多に聴けないのでなんか新年早々プレゼントを複数貰った気分でした。
「鼓動」もまた当時リリースツアー未参加なので初聴きでしたけど。
それもまた嬉しかったし、
音源よりも源ちゃんの歌が堂々としていて年月を経たからこその佇まいも感じつつ
彼のドラムソロもまた迫力満点でユーモアもあって、金髪も似合ってて(笑)すこぶる良かったと思います。
ここから更に盛り上がりの一途を辿る事に。


オーディエンスとの一体感が美しく格好良かった「希望」の立派なアンセム化に加えて
それを受けて更にヒートアップしていくバンド演奏の力強さが印象に残った「ココロノウタ」と
終盤に入ってここぞとばかりに代表曲を連発、
「希望」では珍しく突き上がる拳の波に感化されて自分も何度も拳を突き上げました
それくらい「希望」という曲がファンの中で育っているのに密かに感動。
相変わらずサビ前の「聞こえているかい」がじんわりと沁みる「ひとりごと」と完全に温まったところで
最後の楽曲、新曲「最後のページ」を披露。この楽曲は仲間を意識した楽曲だそうで
最後の最後くらいは笑って終わりたい、
そうなるように動いて生きていきたいという
祈りと能動が入り混じった渾身のミディアム・ソングに仕上がっていました。
本編最後を新曲で終えられるというのはバンドが前を向いてる証拠で気持ちも良かったです。
終わりに抗う事ではなく、終わりに向かって堅実に歩いていくことを示唆させるようなそんな曲でした。

幾つものカタルシスを生み出して本編は無事に終了
泣いた、泣いた、とか恥ずかしいレポートになってしまいましたが(笑
でもこの日の出来事は克明に記述して置きたかった。
それくらい結果的に自分の中で物凄く大事な夜になった、心を揺さぶられた渾身のライブでしたね。
新年早々ここまで張り詰めつつ、包み込む優しさを見事に表現してくれたロストインタイムに心から拍手です。
素晴らしかった。


アンコールではお気に入りの一曲「あしたのおと」の心地良い音色と
「線路の上」のがむしゃらな演奏を叩き付けた後、ダブルアンコでムードたっぷりに「呼吸」を披露
これがまた感傷的な余韻を残してくれてベストだと言わざるを得ない好選曲でした。
最後の哀愁があったからこそ、より深化したロストを肌で感じられたという印象が完成したのは間違いない。
本人も「三十路の哀愁が出てきた」ってさり気に言ってましたしね(笑)。
次のツアーの告知や音源発表でお客さんも沸いて、
「一年を掛けて「仲間」というテーマを提示していく」という盛り上げ宣言もワクワク感を煽ってました。
ライブが更によくなってるだけでも嬉しいのに音源/ツアー/企画と今年もまたロストが凄そう。
気が付けば2年以上新譜を出してないので今年は確実に踏み出す一年になりそうですね。
チケットもソールドアウト、人パンパンで
内容も最高とこれからの一年の充実を予感させるファンにとってはとても大切な一夜になりました。
改めて、ありがとうございました。いい涙を流せて思い出にも焼き付けられました。










セトリ
1.手紙
2.約束
3.通り雨
4.はじまり
5.合い言葉
6.一つだけ
7.教会通り
8.オーバー(新曲)
9.青よりも蒼く
10.バードコール
11.声
12.旅立ち前夜
13.鼓動
14.希望
15.ココロノウタ
16.ひとりごと
17.最後のページ
encore
18.あしたのおと
19.線路の上
encore2
20.呼吸












よく力むと外す、という発言を聞きますが
この日のロストインタイムはその力みが完全に良い方向に作用していて
シリアスな日本語ロックバンドとして相当の位置を獲得したかのような手応えを感じました。
その上ストイックでもあったし、誠実さも感じられたし、人生観もますます滲み出すようになっていて
それらの好条件が重なって感涙出来るほどのライブに自分にとってはなったのかなあ・・・と
そう思うと本当にライブって生モノ、その日ならではの感動があるなと
今まじまじと実感してますね。
元々ライブには定評のあるバンドだと思いますがこの日は個人的に大当たりでした。
春からのツアーも本当に楽しみですね。今年はライブ一杯やるそうでワクワクしています。

この日聴いた「バードコール」は多分一生忘れないと思う。
音楽が持つエネルギーを真っ向から浴びれた気がして嬉しかったなあ。
はばたくこと、生きること、頑張ることに疲れた時は
きっと何度も何回でもこの曲を思い出すんだろうな。自分だけのお守りにさせてもらいます。
重ね重ね本当にありがとうロストインタイム。
心から勇気をもらえたよ。



コメント

MOON CHILD「It’s a brand-new day!!」@SHIBUYA-AX 13.1.26

2013-01-30 15:46:53 | ライブレポ











先週の土曜日、MOON CHILDのライブを観に行ってました。












実は赤坂公演に行くはずだったんですが、大雪のため行くことが出来なかったので
個人的に念願の初参加でした。ただ、一つだけ良いなと思ったのはこの日の一曲目が「STAR TOURS」だった事で
この曲がMOON CHILDのラストナンバーだったのもあり(オリジナル作品では)
この日のセトリの方が止まってた時間が動き出した感じがして
ある意味追加公演で再会出来たのは幸いだったのかなあ、と今となっては思います
個人的には「STAR TOURS」の方が「Brandnew Gear」よりも思い入れがあったりもするので
あの曲で始まったということ自体が限りなく自分にとってはベストだったんじゃないか・・・と
そう考えると少し運命的なものも感じたりしますが・・・
イントロの時点で針がカチッと鳴った気がしました。
元々終わりの為の楽曲だったのに
それが始まりのナンバーとしても機能するっていうのは実にドラマチックで素晴らしかったですね。
同時に、衰えや懐メロ感も一切感じなくてむしろ現役のパワーを受ける事が出来て
その意味でもとっても嬉しい再会になってましたね。

もう、MOON CHILDが活躍してた時期はまだ小学生くらいの時だったので
当然ライブになんて行けない訳ですからその頃の楽曲を生で聴ける喜びは相当のものでした
憧れ続けた名曲たちがバンバン飛び出してくる訳ですから
その度に目頭が熱くなってしまうというか・・・
赤坂のライブは体調不良っぽかったですが、この日は絶好調で音源以上の歌の上手さを発揮してましたね
あの頃と変わらないMOON CHILDがしっかりと深みを携えて戻って来てくれたのが一番嬉しい復活ライブでした。

個人的には定期的にこういうライブを開いて欲しいな、と
一番好きな「POP AND DECADENCE」のオリジナル曲を聴く為にも更なるワンマンを期待したいですね(笑
未だに色褪せない名曲群をたっぷりと堪能出来た素晴らしいワンマンライブでした。
「ESCAPE」が特別に感じないくらいどの曲もクオリティが高いのを感じたので
その意味でももう一度このバンドの価値を世の中に投げかける意味はあると思いましたね。
この先の活動にも当然期待しています!








イントロの時点で堪らなかった「STAR TOURS」の感動、
サポートの大渡さんと都さんの存在もこの日は大きかったと思います。
確実に彩りと聴き応えをもたらしてくれたんですが、この曲も大渡さんのギターの音色が気持ち良かった
個人的にはお二人ともMOON CHILDの良さを理解して弾いてくれてる感じがあったのが嬉しかったですねえ。
それは勿論あくまで個人的な感覚ですけど、ある種メンバー?ってくらいの安定感はあったかと。
グサグサ刺さってくる歌詞の快感にも身を任せつつ、
初っ端からオサムダンスが炸裂した「ラブソング」の衝撃も凄かった!
この曲は割と今風にも感じるのでその意味でも早かったバンドでもあったのかな、と
サビのシリアス具合が今の時代性にもマッチしてる感

多幸感に包まれた「アネモネ」はひたすらに楽しい空気で佐々木さんの広がりを見せるボーカルも良かった
妖しげでダンサブルな魅力を放つ「微熱」も大人の渋みが出ていて気持ち良かったし
これまたこのご時世にも似合う「Over the Rainbow」、
「素直に笑いたい」という詞が今の自分にピッタリで感情移入しながら聴いていました
決して純粋なままでは生きていけない悔しさが滲んでいる名曲。

その次が「グロリア」で、これはひたすらに勢いとファンキーさが満点で素直に踊れました
感受性的にグッと来る場面が多くて最高に気持ちが良かったですね
「人並みに生きるより陽気なSuicide」とか後先考えないやけっぱち具合がいつ聴いても痺れる(笑)。
で、ファン的にはこっちが代表曲じゃないの?ってレベルの「requiem for the man of nomad」はやはり至高
生で「僕が電話してる場所が分かんない」の名フレーズが聴けたのは感動しました
ライブ向けの楽曲だとは思ってたけど、想像以上の盛り上がりで
ここでもまた現役のパワフルさを感じました
この曲が生で聴けたのは本当に目頭が熱くなるくらい嬉しい事でした・・・。


さり気ない名曲「ララバイ」が心に沁みる中、
都さんのイントロからヒット曲「ESCAPE」が繰り出される
何だかんだ言ってこの曲の持ってるエネルギーと悲哀の表現は凄いな、と
都さんもまるで自分のバンドみたいにノリノリで弾いてて夢中になってる感が楽しかった(笑
90年代の曲なのに「瓦礫の街に咲いた花」とか今の時代にも合ってるのが実に不思議だ。
更にはグルーヴ感や重厚さも音源以上のパワーを感じさせてくれてその意味でも価値ある再演でしたね。

ただ、個人的なハイライトは「選ばれた場所」だったと思います
誰かに気持ちや熱意が届く事を渇望するような歌詞と必死で転げるような演奏が
自分の心境にグッと響いて心底たまらなかった
「君の手はポケットの中」ってフレーズが実に象徴的で、シンパシーを感じざるを得ないな、と。
当時は気付かなかったけど、今聴くとMOON CHILDの歌詞って相当にロール感が強調されていて面白い。
その意味でも今の時代には似合うんじゃないかなあ、って密かに思いつつ
間奏の空白のシーンでファンが「待ってるよ・・・!」ときれいに声を入れてくれたのもまた感動的でした。
もう周りのオーディエンスも明らかに若者は少なかったけど、
でもこの圧倒的なロール感は今の時代には個人的に必要だと思ってる。
周辺のお客さんが「極東少年哀歌」とかマニアックなカップリングの話をしてたり
観客的な意味でも良かったなあ、と思える公演でしたね。
それを強く感じさせた一曲でした。

美しく盛り上がりを見せた「夏草の想い」から、
みんなでチュルッチュチュチュチュル~♪って歌ったのがジーンと来た「Brandnew Gear」のカタルシス
「すべてが今から始まるように―」の歌詞が象徴していたようにここから何かが始まる
また新しい時間を重ねていくのかな・・・と思うと非常にワクワクしました
何度もギアを入れ替えて立ち上がる我々の日常
そこにMOON CHILDが再び存在していてくれたら、個人的には嬉しいし気持ちが豊かになるなと
そんな再生の意味合いを最後に提示してくれた、キチッと纏まった素晴らしいワンマンだったと思います
また再会出来る日を願いつつ、みんなで復活を祝福出来たこの日を忘れる事は絶対にないでしょう。
最前線に戻って来てくれる事を祈りつつ、取り敢えずの成功に拍手ですね。
ありがとうございました。









セトリ
1.STAR TOURS
2.ラブソング
3.アネモネ
4.微熱
5.Everything to Love,Everything to Lose
6.Over the Rainbow
7.グロリア
8.ポータブルロック
9.requiem for the man of nomad
10.ララバイ
11.ESCAPE
12.WILD CHERRY
13.選ばれた場所
14.夏草の想い
15.Brandnew Gear
encore
16.フリスビー
17.Hallelujah in the snow
encore2
18.Sweet R&R Music
19.グッド・バイ・バイ






アンコールで大好きな「フリスビー」を演奏してくれたのも嬉しかった
この曲赤坂では演奏しなかったらしいのでその意味でも自分向けのセトリだったかな、と(笑
個人的には絶頂期の曲よりも「POP AND DECADENCE」の辺りのが思い入れあるんですよ
だからその時期のシングル全曲演ってくれたのは最高のサービスでした
相変わらずABメロのキレが半端なくてこの楽曲の素晴らしさも再確認出来ました。

名バラッド「Hallelujah in the snow」の堂々とした佇まいや
一体感が素晴らしい「Sweet R&R Music」の温かさもまた心に残りました
現役感や色褪せてない感触は記事中にも書いてるように顕著ではあったんですが
「ラブソング」にオルタナの匂いを感じたり「アネモネ」の多幸感は明らかに音源より飛躍してたり
「ESCAPE」は更にグルーヴが増してたり「グロリア」のドライブ感にグッと来たり
「選ばれた場所」はあの頃以上の必死なロール感を印象として受けたり
決して止まったまんまではないというか
確かにバンドの中で何か大きなものが動き始めた感触ももらえたライブでもありました
端的に書くと再び最前線を目指す気合を感じるというか・・・。
ま、個人的な印象ですけどね(笑

でも、衰えや懐メロになってるどころか明確に進化の手触りを覚える事が出来たのは大きな収穫でした。
やっぱり今でもMOON CHILDが大好きだって事をしっかりと確認出来た最高の復活ライブ。
文句なく盛り上がりと確かな意思を得る事が出来た最高の一夜でした!
また新たな「始まり」にも全力で期待してますので。




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(アニメ)琴浦さん 第3話「嬉しくて、楽しくて」 感想

2013-01-29 03:54:00 | アニメ










泣いた・・・。











後半震えながら観てました・・・。どこまで私の心を揺さぶるんだこのアニメは。
森谷さんは悪意をストレートにぶつけて発散させようとした訳ですけど
それに対する覚悟があまりになさすぎた。
感情のままに行動するだけで、その先のビジョンに対する想像力が欠けてたんじゃないかと思う。
でも、相手を傷つけるという行為は加害者側の想像以上に甚大なパニックを引き起こす可能性もあって
その罪の意識に当然ながら溺れた森谷さんに向かって琴浦さんが優しく語りかけるシーンで、
個人的には涙腺決壊してしまいました。
本当は怒りも憎しみもあるだろうに、それでも「大丈夫」と口に出した琴浦さんの言葉にグッと来た。
同時にそれで森谷さんも森谷さんで救われて少し改心する・・・という流れもドラマチックで良かったです。
彼女はきっとこれからも罪の意識を背負っていくんだろうけど、
百合子さんが前半で贖罪をしていたように
彼女の再起再生のエピソードも是非描いて欲しいですね。
人間の愚かさや醜さが端的に描かれてましたけど、だからこそ、そこからの「反省」に期待してしまうのも事実
憎しみに憎しみをぶつけても、結局は憎しみだらけの世界になっていくだけ。
そんな大事なことを個人的には教えてもらった気がしました。

結果的に、琴浦さんと関わった事で追い詰められてしまった真鍋くんと森谷さん
琴浦さんは生真面目というか、すぐに背負い込んでしまうタイプなのは見ていて明白だったので
こういう顛末になるのも仕方ないのかなあ・・・って思いましたけど
やっぱり、「自分と関わると、、、」っていう
そういう気持ちもリアルと言えばリアルなんですよね。
それもまた観念的な考えではありますけど、でも琴浦さんの人生は楽観的に考えられるようなものではなかった
今までの経験が生んでしまった悲劇なんですよね。誰もが誰も心に罪悪感を負ったまま終わった3話目
あまりの壮絶な展開に寒気すら感じましたが(笑
だからこそ個人的にはドラマチックで見応えがあって面白い。
今期のどんな新作アニメよりもこの作品をまずは観て欲しいだとか
そういう過剰な事を思ってしまうほど見入ってしまいました。これはソフト買うわ。
それぞれの美醜入り混じる感情が織り成す繊細で真に迫るクオリティのドキュメント的アニメ作品
今回は事態が事態だっただけに衝撃的なオチにせざるを得なかったと思いますが
その分ここからの再会と和解に全力で期待したいですね。
登場人物たちの悲しい気持ちや、か弱い感情が容赦なく視聴者の心に溢れて滲んでいくような恐ろしいアニメ。
傷跡を残すような作品だからこそ本気で感情移入も出来る。最早言う事もなしの大傑作回でした。
今や心から大好きだと言えるアニメの一つですね。来週が凄まじく楽しみですね。


真鍋くんの本心からの琴浦さんを気遣う心情描写も良かった。
理不尽な暴行を受けながらも、それでも琴浦さんの無事を一番に願うその純粋さ
でもそれが逆に琴浦さんにとっては厳しかったのかも。
本当は自分の存在のせいでそうなったのに
一切責められる事はなく、汚い感情もなく、何も思われないのが本当に辛かったんだと思う。
勿論基本的な原因は森谷さんの暴走ですけど、でも琴浦さんがいなければ入院せずには済んだのもまた事実で
そんな罪悪感に苛まれながらこの先の更なるトラブルを覚悟しながら関係を続けるのが
彼女にとっては怖かったし、申し訳なかったのかなと
そういう部分も「いい人」ですけど
そういう人ほど社会では割を食うのもまた恒常的な事なんですよね。
その辺の不器用さが切実に伝わって来ましたけど、でも個人的には真鍋くんとの約束を是非果たして欲しい
ちょっとやそっとじゃ壊れない絆の結実を見せて欲しい・・・と今は素直に希望します
それもまたドラマチックになりそうですけどね(笑
でもこの作品のテーマは「贖罪」、
罪や行為は決して消える事もなくなる事もないけれど、そこから必死に幸せや誰かに与えることを目指す物語
誰もが関係性の中で少しずつ磨り減っていくのを感じましたけど、
その中で生きて歩み続けるのも美しくてリアルだと思う
そんなに都合良くは行かない、という厳しさが提示された今回でしたが
是非運命に打ち勝つ二人を観てみたいですね。気付けば相当壮大なお話になって来た気もする。
こういう衝撃があるからアニメは面白いんですよね。森谷さんの「反省」含めて素晴らしかったと思います。
ここまで登場人物全員に報われて欲しいと思える作品も早々ない。
完全にストーリー性に骨抜きにされた30分でした。
この構成力は、凄い。

後は室戸と百合子の関係もまたいいですよね
普段は百合子が生意気な目配せで優位に立ってる風だけど
時折室戸くんが彼女の心境を察して慰めて、ちょっと照れさせる
この二人の関係性もまたもっと見てみたいです。
互いに色々と積み重ねて来たんだな、というのがちょっとの描写でも伝わって来るのが秀逸かと。
百合子さんもまた不器用で非情になりきれない感じがとてもいとおしいキャラですね。










感情が揺さぶられたのは勿論、
琴浦さんの初期の態度がある種の報いにもなっていて
でもそれもまた仕方の無い事だったりして・・・と白黒付かない現実的な面白さのあるアニメだなと
誰も彼もを完全には責めきれない人間らしい描写の塩梅がここまで夢中にさせてくれるのかと
ここまで涙腺にグッと来るアニメは中々ないと思います。絶対支持。



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クロス・マネジ 第18話「早見来襲」 感想

2013-01-28 08:23:51 | クロス・マネジ(WJ系)












今週は個人的に、完璧に魅せられてしまった。









こりゃたまげたなあ・・・若本と関を使っての自然な基本ルール説明も良かったけど
今回は早見先輩の設定を上手く生かしての更なるルール解析に加え、櫻井の才能の提示に
それぞれの長所の掘り下げ、それが今回の勝利への説得力にも繋がった上に
ラブコメとしての面白さも追加、っていう
一番最初に読み終えたときに完全に惚れ惚れしてしまった出来でした。やっぱりこの漫画レベル高いわ。
一週で無駄なく様々な描写をしっかりとこなしてくれた印象で正に実力発揮!と言うに相応しい回でした。
ようやく勝ち星、ポジティブな話題が多くなってきたのも塩梅的には良いですし
何より櫻井の一人一人を大切に扱っている姿勢が本当に素敵でね、
所謂捨て駒とか数合わせのキャラが一人もいないんですよね。
前のノートの設定が確実に生きているというか、一人一人をしっかりと見ていたからこそここまで到達出来た訳で
そういうこの漫画特有の着実性がきれいに現れていた美しい傑作回だったと思います。
何もかもが自然な流れで上手く一本の線に繋がったようで
読み終わってからの充足感が半端なかったですね。やっぱりこの漫画が今のWJで一番好きな模様です。

深空のサッカーで言う所のファンタジスタ的な才能のお陰で
得点力の描写にも「なるほど」と思えましたしタイマンで勝負出来る環境があるのも面白い。
最初にドラマを展開してたからこそ今回のような説明回もただの地味な説明回ではなくなった訳で
その意味でもこの漫画の構成力には唸らされる・・・といった所ですかね
初期から櫻井は他人の指導が上手く才能を見つける事も得意という描写がされていたし
その上で加藤さんの時のように、しっかりと部員一人一人を見て誰もなあなあにしない生真面目さもあった
序盤は散々練習描写ばっかりでしたけど、でもだからこうやって勝利を重ねられる今があるし
彼の絶えず頑張ってきた努力のお陰でチームが纏まってるというのにも説得力がある。
そして今回の早見先輩のように単なるラブコメ要員に思えて
実は若本関以上の踏み込みが出来る優秀キャラとして再登場したという見事な流れが素晴らしい。
しかもそれで説明回の退屈を打ち消すという方法論もまた好きだ(笑
文章多目の回でしたけど、普通に展開にワクワクしながら読めましたしね。
欲を言えばもっと接戦になる試合も読みたいですけど
それはまあ土台を作った先にあるのでしょう。少なくとも今回で戦える理由は揃った気がしますから。
唯一小松さんのゴーリーの理由が明かされてませんけど、それは複線になるのかな?
何にせよここまでチームが固まったのは櫻井のお陰ですし
元々素人集団だったとは言え
それぞれに役割を与えられていれば強くなるのもまた必然と言えば必然
最終的には主人公側のメンバー全員が存在価値を高める事が出来た内容になってるのが素敵な回でした。

と、同時に今後の展開に向けての布石のようにも思えた回でした
実際に戦術を駆使する場面も出てくるんでしょうね
その時が凄く楽しみになりました!
久々の早見先輩も最高に可愛かったしで言う事なしですね。次は是非長期戦を観てみたい。

それにしても早見先輩のキャラクター性は個人的に大好きですね
何とも不器用で健気な人だなあ、というか・・・。
「ああん もうっ」ってのが最早口癖になってる感じもしますが(笑)。
出来ればある程度は報われて欲しいなあ。まあ基本的に櫻井×深空が一番好きなんですがね。
でも、いつかは先輩にも本格アタックのチャンスとかは与えてあげてね、とも。
そんな彼女のナチュラルな表情の数々にも魅せられたお話でした。



ここからは本編に関係ない部分の話。
まず、掲載順が下降してから初めて上がりました。
中の下くらいの位置で、少なくとも全体の内から下ではなくなりました。
以前も微上昇した時はありましたけど、あれは全体からしたら下である事は変わりなかったですから
それが今回遂に上昇したという事はここに来て生き残りの可能性が出てきたという事ですね
少なくとも今期は逃れられるんじゃないかと
先週の絶望感が一気に吹き飛びましたけど(笑)。変にネガティブになってすいませんでした。
ただ、もうずっとあのくらいの位置だったのでファンとして心が折れてしまったのです。
それと比べると今週は内容も先を見据えてる印象で
確かに続くんだ!という確証が持てて最高でした。もうすぐ終わるんだったら更なるルール説明不要だから。
その意味じゃ今週は掲載順的にも内容的にも重要な号であると言えそうですね。

しかし、継続的にこの位置もしくは真ん中を保てないと完全に安心!とは言い切れません
その意味じゃむしろ生き残りの芽が出てきた今こそアンケで援護射撃をすべき時なのかな、と
この漫画が好きな人は今が動きどきだと思います!(笑
個人的には何があっても最後までアンケは出し続けるつもりでしたが
今回のこれでもう一度望みを持って投函出来そうでモチベ的にはかなり助かりました
というか生き残りを確認出来た時に泣きそうになったくらいです。それ程この漫画が好きだったんだなって。
取り合えず今期は無事に回避出来たようで本当に嬉しいですし、続きを読めるのが幸せです。
それが「普通」になるように今後も応援は続けていこうと思います。
週刊でこれだけ夢中になれる作品も私的に稀なので。
今週の読み応えも凄かったもんね(笑 この漫画の感想を書ける事もまた幸せ。
いつも見てくれる皆さまどうもありがとうございます。








ラクロス独自の面白いルール提示に加えて部員の才能の提示、櫻井の努力の凄さに
それがもたらす勝利、更には普通にラブコメエピソードとしても楽しめる根本的な話の面白さ
様々な要素が入り組みつつもきれいに一本にまとまった素晴らしい回でした。クロスマネジ大好き!



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WJ雑記 9号(食戟のソーマ8話ほか)

2013-01-27 23:59:01 | クロス・マネジ(WJ系)









昨日は更新せずにすいませんでした。一応これが日曜日分の更新という事で。クロマネは個別感想。










◆SKET DANCE

正直、めっちゃ面白かったですね・・・(笑
確かにこのタイプの能力ならそういう使い方してもおかしくない
ぶっちゃけグラマーな女性をまじまじ眺めたい願望は男だったら誰にでもあるでしょう。
そんな願いを叶えてもらった気がして個人的にはお気に入りのお話でした。
・・・にしても恐らく最後の海回がこんな顛末だとは(笑)。
勿論個人的な予想ですけど、
まあそれもスケットらしくていいですよね。寒い日が続いてるので温かい気分も味わえた良回でした。
下衆って素晴らしいですね!(真剣

それにしても、じわじわ完結に向かっている感触の本作ですけど
ボッスンとヒメコの関係性をどう締めるのかはかなり気になるなあ。
初期は二人のラブコメ系の話を連発してたし、
その辺りは絶対に何らかの形で触れて欲しいなあ、って個人的にですけど希望しています。
正直これ以上お似合いの二人もいませんからね。
以前の修学旅行中の人格入れ替わりの話とかめっちゃニヤニヤしたしね。
まあそれはなくとも取り合えずこの漫画は無事に円満を迎えそうでホッとしてますね。

久々にWJ購読を再開した時、この漫画の入り込み易さに改めて感心した覚えがあります。
基本的に1話完結だし、絵もサッパリしてる上に達者で、他の作家が触れないデリケートなネタも満載で
今でも普通に大好きな作品だなあ、と微妙に再燃中ですね。
初期はレビュー書いてたしね。
この調子できれいに着地して欲しい。応援してます。



◆食戟のソーマ

う~ん今回の料理は流石に食べたくなりましたね・・・(笑
鯖バーグとかは個人的にそこまで食いたくはならなかったんですけど、これは本気で旨そう。
そして、安定のふざけリアクションがまた最高ですね。男も脱がす上にカップリングも意識させるなど
女性層意識もちゃんと出来てて何気にかなりの人気作品に育ちそうで楽しみ。
やっぱり少年漫画はハッタリが命だよなあ。
続きもしっかりと気になるし、来週は新連載組で唯一のセンターカラーもゲットという事で
これは毎週気持ち良く読めそうでその安心感もまた高ポイントの一つですね。

やっぱり、少年漫画は主人公に明確な目的や美意識があった方が面白いし
主人公の意思が垣間見えない漫画なんて少年誌という括りではあんまり読みたくないな、と
ソーマが新連載の中で突出出来たのもその辺が影響してるのではないでしょうか。
今回も先輩相手に挑発かますその不敵さにドキドキ出来ましたし、
それに対する反応もまた意味深でワクワク出来る。
その上で少年誌には必要だと個人的に思ってるサービスカットも注入と抜けのない連載という印象です。
取り合えず最低限の人気は獲得出来た模様なのでこれからのヒートアップにも期待したいですね。頑張れ。



◆斉木楠雄のΨ難

うん、確かに猫とか犬って無条件で楽に生きれる数少ない生き物ですよね。
餌をとる必要もないし、場所の確保もする必要がない、ぬくぬくと気楽に生きれる動物・・・
でもその代わり自由という自由もあんまりない気はしますけど。
まあ隣の芝は青いってヤツですかね。



◆ニセコイ

こういう高圧的な人間は苦手なんですよね・・・と言いつつ
ホテル用意はよくやってくれた、と言いたい(笑 まあまだ実際確定じゃないですけど
ラブコメのお約束として是非やってみて欲しいなあ。「俺妹」でもやってましたしね。

人気投票は小野寺さんが一位。うん、まあ、実際その頃千棘超優遇で小野寺超不遇だったから
当然といえば当然の結果でもあるのかな。ぶっちゃけあの海回は今考えても酷かった。
あそこまでハッキリと贔屓されてちゃ応援しようって気はなくなるわなあ。
でも、それでも個人的には千棘派なのは揺るがないですね。
最初から相思相愛なのが苦手なのと、
従順じゃないヒロインの方が好きになる自分なので。何より恋する彼女の表情が一番可愛いですから。
今回のお話で少しでも新密度が上がればいいんですけどね。頑張れ楽と千棘。



◆クロガネ

WJ購読再開して、この漫画の存在を知ったんですけど
「こんな漫画やってたっけ?」と失礼ながら思ってしまったくらい存在感がなかったなあ・・・
ってこれはあくまで最初に触れた時の印象であって、後々時折真剣に読んでみると
たまに普通に面白いねって思える回もあったりして
でも単行本を買うほどではない、という
自分の中では非常に扱いが難しいタイプの漫画でした。言葉にもしにくいけど
でも割と嫌いでもなかったですね。お疲れ様でした。

あと、ヒカ碁キックスメガミックスOVERTIMEと違ってさゆりは最後まで成仏とかしないんですね。
まあまだ単行本で書下ろしが残ってるそうですけど。連載中にそうならなかったのは意外だったかも。







次週からの新連載は渡邉築「恋するエジソン」と
リリエンタールでお馴染み葦原大介「ワールドトリガー」です。
前者は読切が面白かったし、後者はデビュー作から触れてる作者なので何気に楽しみ。
それにしても最近女性主人公モノ多いな・・・(笑


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