超進化アンチテーゼ

悲しい夜の向こう側へ

kocorono全曲レビュー その10「11月」

2010-11-30 23:38:01 | kocorono全曲レビュー



毎月恒例「kocorono」全曲レビュー、今回は「11月」です。明日から怒涛の12月!




この曲は、「5月」に続きインストの曲です。インタールード的な。2分チョイくらいの。


しかし、なのにむしろキャッチーな感じすらするのは
途中にどんよりした曲がちょいちょい入ってるからでしょうね(笑)。
インタールード的、とは言っても
単体で聴くのであればむしろ「6月」や「9月」より聴きやすいかもしれない。というか聴きやすい。
ガッツリとロックですし。

今聴いても全然通じるなあって思うんですけど
バリバリ乾いたサウンドの気持ち良さだとか、どんどん高まってくバンド演奏のボルテージだとか。
そういった面もあって割と即効性も高いんじゃないかと思います。
とはいえそれも限られてくるとは思いますが。
でも、きっちりと格好良いと思うんだよ。
最近のインストバンド好きにも受け入れられるんじゃないかなあ。多分。


11月がどんな季節かっていうと
12月の前哨、というか準備期間というか、何と言うか。
やっぱり個人的に12月って楽しいと思うんです。
明るくない人間にとってもね。
1年の総決算ですから。
その前に気持ちが高ぶる・・・と考えるとこれ以上ないくらいピッタリな曲です。
今聴くと正にそういう意図なんじゃないかと思えてくる。
そもそもインタールード的、ってとこからそうだし。

しっかりと一曲としても聴けるインタールード、という印象です。
高まってくアンサンブルは秋の紅葉を彷彿と・・・ってこれは考えすぎか。



にしてもこの全曲レビューも、あと2回で終わりなんですね。
時折タイミング逃すっていうポカをやらかしつつ(笑)、一応1年掛けて遂行出来そうです。
今からまとめの文章練っときます。




侵略!イカ娘 第9話「ピンポンダッシュしなイカ?/メイクしなイカ?/秘密兵器じゃなイカ?」 感想

2010-11-30 03:21:39 | アニメ




人類にとって本当の脅威・・・それはちづ(略)。



今週のイカ娘の感想です。
やー今週はオリジナル展開多かったねー。元はきちんと原作のネタなんだけど
ちょいちょい変わってて比較するのも面白かったわ。
しかもそのどれもが上手くハマってるし、誇張も違和感ないし。
って事で非常に面白おかしかった9話でした!
では以下つらつらと。




■ピンポンダッシュしなイカ?
最新7巻からのネタ。115話と128話です。


まず、嫌なタイトルだなあ(笑)。誘ってどうする。

子供に乗せられピンポンダッシュするも千鶴さんが偶然居合わせてあら大変、っていう。
なんかこう・・・色々と浅はかですね(笑)。
流されすぎよ。
そいでまた千鶴さんと顔見知りでね。その家の方が。
余計にまずいよ、ってなって、結局は娘さんを強引に拉致って口裏を合わせてもらう事に。
何気にずる賢いなぁ。

したらその娘さんも良い人でね。
そのまま本当の友達になろうよ、と。振りじゃなくて。
イカ娘の面白さに気づいたみたいです。
向日葵が咲き誇る夏の公園での語らい・・・BGMも合わさって中々に良い感じでしたね。
こういう味付けがあるからアニメ化っていいよなあ。

その遊びが楽しかったのか
お家に招待する、って約束してしまったイカ娘。でも自分の家じゃないよね?居候の身な訳だから。
それに気づくも、「イカに二言はないでゲソ」と覚悟の招待。
でもちょっと固く考えすぎな気もするけど。


当日。
ドキドキの初めてのお友達招待。
家に入った段階で怒られないか心臓バクバクのイカ娘。
それを見た栄子と千鶴はイカちゃんが友達を!?って感じで驚き、応援しようと。
イカ娘の心配は杞憂だった訳ですね。
何気に良い人たちだしね。

ただ、イカちゃんは例のトラウマがあるため、いちいち深読みしちゃうのよね。
また千鶴さんの応援する表情が力みすぎで怖いんだわ。
栄子も必要以上に優しくしすぎでこれもまた深読みの原因に。
たけるは・・・いつも通りだったな。彼に非は一切ないな。

完全に内心怒ってる!と勘違いしたイカちゃん、
清美を逃がして、自分だけ罰を受けようと必死の訴え。良い奴じゃなイカ。
何気に百合っぽかったけど・・・。
一人だけ勘違いしているイカちゃんがある意味哀れでした(笑)。予想外の反応に二人もビックリしたでしょう。

にしても千鶴さんは「美人」で栄子は「カッコいい」なのか。



■メイクしなイカ?
原作6巻102話がベース。何気に好きな話です。


イカちゃんに女の子、って概念はない。と、思う。
しかし面白いものを好む子供心はある、って事でメイクをしたがる話です。
途中から侵略に使える、って方向になったけど
イカちゃんの場合ナチュラルな方が逆に虜に出来ると思うんですけどね。

女心に目覚めたイカちゃんも見てみたい・・・ような見たくないような。


この回はギャルメイクをしたり部族みたいなメイクをするイカ娘も十分面白かったんですけど
一方でサブキャラの活躍も顕著でした。
 早苗はイカちゃんのメイクに興奮し過ぎだし、
イカ娘が海に口紅投げたら必死に取りに行く始末だし。
けど、それは判子だった・・・ってイカちゃん策士だなー!(笑)

千鶴さんのメイク術も見事でしたねー。
唯一女性らしさに気を使ってるキャラですからね。服装も、そして体重も・・。
メイクされて喜んでる渚と栄子が何気に可愛かった。

そして女装に目覚めちゃった感のあるたける。周りの評判も上々だし。
「みなみけ」のマコちゃんみたいに常日頃そういう格好はしないでね(笑)。


しかし「イカちゃん若いから」って、本当に若いのかね。実年齢結構イってたりして。



■秘密兵器じゃなイカ?
原作5巻95話+原作2巻38話。両方最後の話ッスね。


シンディー及び、3バカトリオが再び参上。
あの光線を最初に撃つのは原作だと栄子なんですけどね。
大胆な変更だけど、違和感はなかったのは流石だなあ。

早苗とかシンディーとかって基本暇人ですよね。
駆けつけるのも早ければ、絡むのも早い早い。いつの間にかそこに居たり。
どっちもイカちゃん大好きですから当然イカちゃんの取り合いに。
そこで簡単にイカちゃんを攫ってく栄子。
それはズルい!と早苗。
いつもゲームしたり一緒に寝たり・・・って何でそんな百合百合なイメージ映像なんだよ(笑)。
清美といい百合推奨ですか?
シンディーはシンディーで触手攻めとか顔射されたとか・・物は言い様ですよね(笑)。

早苗も何かしてもらいたい!って事で外でめいっぱい攻めてもらう。
触手で縛ってもらったり、イカスミを掛けてもらったり。
それが快感だと。
ド変態だな・・・(笑)。いや、これも一つの愛の形ですか?

挙句の果てに千鶴さんと同じように一戦交えたい、って。
まあ交えるまでもなく触手でイカちゃんの圧勝ですけど。
 ていうか、先の回想もそうですけど一方的に制圧しただけだよなあ。
そしてなぜか犬神家状態になってた早苗とシンディーにウケました。


ただ、ウケたという点ならばこの後の3バカのが大きかったね。
色々売り文句付けてたけど、結局単なる破壊道具だったっていう。
家を消した後の展開はね、
正直読めたけど逆にキマってて面白かったな(笑)。何気にみんな良いキャラしてるわ。

それと、早苗の妄想上のイカ娘はエロかった。なんか。




という訳で今週も満足満足のイカ娘でした。
今週特に感じたんですが、サブキャラの個性も強いんですよね。
で、それが強くなってきてる頃の話を使ってたのもあり、オリジナルで手を加えてた事もあり
そういった脇キャラの面白さも目立ってた、そういう回だったと思います。
原作既読者でも、たけるの増徴は意表突かれたわ(笑)。
またエピソードのチョイスが上手いんだよな。

それといつもより夏の雰囲気が良く出てて、その意味でも良い回でしたね。





俺の妹がこんなに可愛いわけがない 第9話「俺の妹がこんなにエロゲー三昧なわけがない」 感想

2010-11-29 01:01:06 | 俺の妹がこんなに可愛いわけがない





近所で猿が騒いでるらしいです(笑)。




てな訳で、今週は最高に面白かった!
なんていったって私は桐乃派ですから。多少キモいところも含めて彼女の魅力!
それを除いても、今週はシンプルに楽しい話だったと思います。
見せ所がはっきりしてるな、っていうか。
終始キュンキュンしてました。
自分も人の事言えないな(笑)。

やっぱり、先週の話がやや違和感のあるものだったので、余計にスッキリした感があって。
エロゲネタに関してもいくつか突っ込みたい部分もあったりね。
という訳で以下ネタバレ込みでつらつらと。






この間は抱き枕にソワソワしてると思ったら、今度はエロゲですか。
ちゃんと通販で買ってるんだ(笑)。
って当たり前だけど。
発売日に届かない、って事は発送遅れたのかな。京介を宅配便だと勘違いしてガックリする始末。
そんなんでガッカリされてもなあ(笑)。

で、ようやく届きまして。
インストール遅いなあ、と。
インストールに関しては、早いものは本当早いけど、遅いものは本当に遅い。
容量の差なんでしょうけど、たまに短めのヤツでめっちゃ時間掛かるものもあったり。

ようやくインストール完了しまして遂にプレイ。
うーむ何気にリアルっぽい、かな。
早速お目当てのヒロインズを物色。これ男だったら笑えないよなあ。
美少女だから笑いに出来てますけど。
「フヒヒヒヒヒ」って。
アンタ一応このアニメのメインヒロインでしょ!(笑)。
でも、そんなところも好きだったりね。
このギャップは貴重ですよね。

しかし、その内の一人「りんこ」ってキャラが非常に性格が難儀で、
いつも主人公に悪態を突いてばかり。
ツン100%状態。
・・・ってこれ、もしかしなくても既視感バリバリなんですけど!
「あんた妹でしょ!」とモニターに対してキレる桐乃。
いやいやあんたもですね。
人の振り見てなんとやら。

「もうちょっと可愛いとこ見せなさいよ」 ホント、見せて頂戴よ(笑)。喜びますから!


ってな訳で画面の中の人物とケンカするというアレっぷりを披露
挙句の果てに途中でルート変更するという始末。
その途端に機嫌は上々
従順な子の萌えパワーに触れて気分は最高潮
「神ゲー!」と賞賛し、部屋にゲームのポスターを飾る始末。
なんつーか単純だなあ(笑)。
でも何気にこういうの現代っ子っぽいですよね。


そんなこんなでプレイを進めていく内に、実はツンデレっ子の方のルートに突入してた事が判明
どうやらルート分岐を間違えてた様子。
 確かにね、途中でフラフラ彷徨ってたりすると、狙い通りの子にいかなかったりするし
挙句の果てにはアレなルートに突入したりするんですよ。
昔あるゲームやってたら、最後に刺されて終わりだとか、窓の外を眺めて終わり、だとか・・・。
思いが届かずに切ない終わりになったりとか。
今思い出してもあれは空しかったな・・・(笑)。

しかし始めから攻略サイト頼りとは感心しないなあ。ま、これも現代っ子ってところか。
見てても間違える事ってたまにありますけどね。
って脱線しすぎた。


紆余曲折を経て、念願のエロシーン突入!
の、前にシャワーを浴びてくる桐乃。
・・ええと、どれだけ感情移入してるんでしょうかこの子は。
普通やらないよねえ?
本格的過ぎる。
でも、気持ちは分からないでもないよ。
あの「ようやく辿りついた!」感はエロゲ特有のものですよ。
自分も初めての時は相当緊張したよ。
思い出すだけで恥ずかしいけど。
ちょっと時間を置いてプレイしたりね・・・って自分もとやかく言える感じではなかったな。
慣れてくるとそうでもなくなっちゃうんだけど。それはそれで悲しいな。

その途中に京介とバッタリで、
桐乃の下着が落ちる、という小エロハプニングが。
「変態!」って、
ある意味それは君の方では?(笑)

シャワーシーンは眼福でした。何気に多いなあ。


肝心のエロシーンでは、「こりゃやべえ!」と興奮しまくり。
パッケージとか見る限り純愛系っぽいけど、実はそっち系のシーンも充実してたのか?
それともただ単に桐乃が感じやすいだけなのか・・・。
それを壁から伝って聴かされる京介。
罰ゲーム、、、
や、ある意味ラッキーでもあるのでは(笑)。そうでもないか。
堪えられなくなった京介が、思わず直談判。
壁を使ってケンカしている二人のやりとりが面白い!
と同時に自分も昔こんなんやってたかも、って懐かしい気持ちにもなりました。

京介に「真の変態」認定を貰った桐乃。
なんつーか・・・その道を往け!!って感じですね。好きならいいんじゃない?
「純粋にエロ可愛さを愛でてただけだし」らしいですし。
愛でるっていうか
エロシーン観て喜んでる時点で純粋というか不純な気もするけど。むしろそれしかしないけど。
でもそんな桐乃は間違いなく輝いてますよね。ある意味。

でも、最後は結局バッドエンドなんですよね。
ほら、途中で鞍替えしようとするからこうなる!
その様子を真剣に眺める桐乃。
なんだかんだいいつつ、選択肢前に戻らずそのまま最後まで見届けたのは良いと思ったよ。
その結果を見てリアルにヘコんだり。
それくらい情熱懸けてやってた、って事なんでしょう。
しかし何気にバッドエンドでも雰囲気は悪くなかったな。本当にそこそこ良ゲーだったのでは。

その後、お風呂に入りに行く途中で兄と遭遇。
そこで彼女が見せたのは・・・ゲームの中のツンデレっ子とほぼ同じ反応と罵声。
少しは学びましょう(笑)。
面白かったけどさ。

京介の「おやすみ」に対して「べー」だってさ。
でも、心なしかそこまで機嫌は悪そうじゃない、むしろ照れてるような。
きっとゲームをやった影響もあるんだろうな。
兄妹の純愛をプレイしたからこそ、こそばゆいと言うか、意識しちゃうっていうか。
あの蹴りとかも、そう考えればデレの一種なのかもね?
 という訳で何気に兄妹の交流も描かれてた桐乃のエロゲー日記でした。
今週は文句なく面白かった。
桐乃プッシュな上に、分かりにくい、けど確かなデレも描かれてて桐乃派としては大満足です♪
原作者脚本なだけの事はありますね。






総評としては、非常にスムーズに進んでたというか
それでいてきちんとオチも付いてたので
終始良い気分で観れた、っていうのが正直なところですね。桐乃が一番好きって事に加えて
構成も大分観やすくて、提示された見所を素直に昇華できた感じ。
 今では時間がなくてやれてませんが
過去にエロゲやってた事もあり、その意味でも共感できる部分があって楽しかった(笑)。
色々言われてるけど、やっぱこのアニメ好きです。観てて楽しいわ。
感想もスラスラ浮かんできてその意味でも良回でした!

さて、
今週は黒猫さんと沙織さんの家庭についても描かれましたよ。
最後にその事に触れて今週の感想を締めたいと思います。

①黒猫さん
随分と昔ながらの家に住んでるみたいですね。
すっごく地味。
だからこそ、マスケラみたいな世界観に憧れるのかな。
妹たちも普通に可愛かったけど、桐乃が見たら萌えの対象にされるんだろうな(笑)。
何気に世話上手でもありますね。
本当は良い子なんだね。

そして「めるる」のDVDを妹に見せたりとかしてね。
桐乃がマスケラに触れている事は描かれてましたが、黒猫さんもちゃんと観てるんだ。
観てる時の表情が穏やかで、普段もこうやって観てりゃいいのに、って思ったけど(笑)。
 一方で部屋で一人で電波してたり。
妹たちが心配するぞ。

京介との仲も良好な様子ですね。これが後のフラグになったりするのかな。


②沙織さん
予想通り、ってかある意味様式美か。
眼鏡外したら美人っぽい。その上お嬢様だって。
こっちは普段が優雅に振舞う立場だから、その反動であんな格好をしてるっぽいですね。
メイド服3着って、
これ絶対次週への複線ですよね。色々と楽しみだ。

そして、3人とも部屋には3人で映ってる写真が飾られてて。
これは良い演出。
桐乃だって、黒猫さんだって、絶対に言葉とは裏腹に大事に思ってるはず。
ってのを証明してくれるようなね。
ちゃんと黒猫さんの日記にコメントしてるのもポイント高し。 これも含めて良い回だったな。


そして久々のあやせさん。勉強中は携帯切ってるんだ、ってセリフがある意味切ないよ。




よつばと! 10巻/あずまきよひこ

2010-11-28 20:20:27 | 音楽




あずまきよひこ「よつばと!」10巻読了。




もう、完全にスタイルが出来上がってる感じがするので
多分好きな人はずっと好きで買い続けるんだろうな、とか
そういうレベルにまで来てるなあ、とか思う今日この頃。
 この巻でも特に変化もなく、淡々とした普通の出来事がそのまま描かれてる感じで
子供時代をプレイバック出来るような感覚もある相変わらず貴重な漫画です。
子供の時は他人の家に行くのでさえちょっとした冒険。
なんか横浜時代の風景を思い出したりしました。
結構そういう人多いんじゃ。
カバー裏も凝ってて良いね(笑)。

みうらが美人になっとるなあとか
みうらのお母さんがそのまんまで驚いたな、とか
父ちゃんの教育方法が面白いなあ、とか
色々あるんですけど
やっぱり風香が一番かな(笑)。ガサツに見えてすごい女の子っぷり。
父ちゃんとのフラグでも立ったのかい!と思えるような照れるシーン。最高ッス。
 何気にそれぞれのキャラ出番少ないと思うんですよ。
10巻は基本よつばと父ちゃんの日常が中心で、そこに他キャラがゲストで来る、という感じ。
だからみんなで集まって云々、みたいな話はないんですよね。
なんで1話1話誰かが来る感じが非常に面白い。
電気店の話は結構賑やかですけど。
 ジャンボがあさぎと一緒に遊びに行った写真を観た時の反応がまんまかおりんチックで笑った。
と、同時にちょっと懐かしかったかな。
あれももう8年以上も前なのかあ。


個人的に特に秀逸だな、って思った話は
前述の風香との話・・・と言いたいところだけど、やっぱりホットケーキの話かな。
これこそ上手い具合に幼少時の感覚を描けてるな、っていうか。
ただ父ちゃんのあの優しさは際立ってると思うけどね。
出来るまでやらせる、という選択。
しかもよつば自身が望んだ事。

だからこそ出来あがった時の喜びは大きいよね、って事で。全体を通しても好きな話かも。




といった訳で安心して読める一冊ですね。
ただ風香の「まゆげ剃った方が~」発言は頂けないですね。トレードマークなのに!
ムギちゃんとかヘンリエッタが剃ったら明らかに嫌でしょ。
それと同じさ。
って事で(?)。尚「思い出の付箋」は普通にアリだと思った。それもどうなんでしょうね(笑)。自分。




R18! 3巻/ぷらぱ

2010-11-27 22:42:42 | 漫画(新作)




ぷらぱ「R18!」3巻 読了。



何気にすっごい楽しみにしている漫画。
エロゲ業界の漫画なんで人には薦め辛いんだけど
それでも好きなものは好きさ、って事で。 ほぼ煩悩ネタなんだけど
その振り切ってる感が面白くて。
 まず絵が非常に可愛らしい感じでさ。その絵柄で色々やっちゃってるのがまた良いと思うんですよね。

3巻では・・・何なのかな
みんなフェチすげえなあ、って思うよ。単純に。
そりゃ自分にだってそれなりにそういうものはあるけれど
この人達そればっか、っていうか
ある意味悲しい人生なのかもしれない。
でも、こういう生き方もアリといえばアリ。楽しそうだし。って結局それかよ。
 佳織さんは本当にお姉さまキャラが定着してるんですね。
年下の女の子に告白される、って。
正にそれなんて~、って状態ですよね。


里佳子もねえ、なんだかんだいって染められてる感はあって
途中で彼女に教育(?)をほどこす場面がいくつかあるんだけども
そのお陰で最後の方には非常にアレな人間の仲間入りに・・・
ってメイド喫茶をキャバクラか何かと間違えてる時点で結構アレなんだけど。
佳織さんの事とやかく言えないよなあ。

そんな里佳子のおさわりタイムも行くとこまで行ってるなあ、って気はしましたが
今回お姉ちゃんとのスキンシップはあまりなし、
っていうか仲自体良さげには書かれてなかったかも。
何気に良い姉妹だと思うんで、4巻はその点も期待したいですね。

期待したいといえば、これって最早百合モノとしてもある程度はいける気がする。
もう既に怪しいのもいるし・・・。
まあ本筋はエロゲ漫画であって欲しいんですけど
桜さんも結構まんざらではなくなってきてる気はしますよね。
人間関係がどう描かれていくかも気になる。
変わらなくても面白けりゃいいんだけどね。
煩悩ばっかなのが、ツボな漫画です。その上絵もめっちゃ可愛いし。安定感あるよなー。



あと、一応「こえでおしごと!」と比べると、倫理観はこっちのが強い気はするね。
流石に18以下は普通入れないよなあ・・・。
同じ題材でもちょこちょこ違う部分とかもあって、
両方読んでるとそれがまた楽しかったりもする。

そして表紙毎回素晴らしいですよね。今回はやや直接的(笑)。