超進化アンチテーゼ

悲しい夜の向こう側へ

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ましろ色シンフォニー 第9話「おなじ色のフタリ」 感想

2011-11-30 02:59:29 | アニメ





あまりにもニヤニヤし過ぎて、顔の形が変わってしまいそうです・・・。





正直、紗凪が無様過ぎて観てるこっちが切なくなる。
みうと新吾って名前を付けた猫が片方だけ貰われる事になって
その片方を紗凪が強引に貰う顛末になった訳ですけど
はっきり言ってこれって現実逃避でもあるんですよね。不意に気になってしまった男の子
でも肝心の彼の心は既に先輩の元に、
って事で
せめて、そんな気持ちを他の何かで代用出来るようにって心持で彼女は新吾を貰う事に決めたんでしょうけど
結局それは単なるゴマかしに過ぎなくて
逃げてるだけに過ぎなくて
そうやって気持ちの整理を付けられないままで居たら
とっくに関係なんて進んじゃってました、っていう。そういう話でしょ。
もう猫の新吾に向かって
嬉しそうに話しかけるその姿は、滑稽としか言い様がない。
諦めて目を背けてるだけ
善意ではなく
実は自分の感情を補填する為、っていうのが何とも言えないですけど
そんな紗凪の姿はこれ以上ないくらい人間らしくて、とても格好悪い。でもそれも人間なんですよね。
そういった点で痛々しくも、見応えはあったなあ、ってそう思える話ではありました。
最後のシーンなんてさ
あんなん死人に鞭打つ行為でしかないだろ!
なんか落ち込むわあ(笑)。
でも・・・それがね、人形ではなく人間っぽい、って思えて物語に対する好感度は皮肉にも上がりましたね。

一方で、みう先輩も人間らしいといえば人間らしかった。
今まで無理して
年上の余裕で、完璧な様に見えた彼女でしたが
蓋を開ければ
無理をし過ぎて自分を追い込んで
その上母親には手を焼いて、子供っぽい一面も見せて・・・正直あれは反則ですね。
あんなギャップ見せられたら更に好きになるに決まってるわ。
天然の力は恐ろしいです。
前半はそこそこでしたが、後半のニヤニヤパワーの半端なさは近年稀にみるレベルで
頬の筋肉が崩壊しそうなくらいずっと感情移入しながら見てました。過程も丁寧なら、表情も丁寧だ。
もうこれで決まりじゃね?ってくらいお似合いの二人です。入る隙なんてないですよね。

どっちも弱点があって、一方は八方美人な自分に引け目を感じて
一方はカバーしすぎて無理してしまう、って事で
ちょうど
その穴を埋めあうには良い性格同士だとも感じるんですよね。愛理とか、今どう思ってるんだろう・・・。
まあ、取り合えず今週は
そんなみう先輩の描写をこれでもか!と馳走になって
もうお腹いっぱいです!と気持ち良く返したくなる、そんな心地の良い回でした。
携帯番号とか細かい描写がいちいち秀逸なんだよなあ。





あの時、引き止めてれば、思いを伝えていれば、でも相手はみう先輩で・・・っていう
想像すら躊躇うような袋小路。
悔やんでも過去へは帰れない。
って事で来週は思いっきり感情を放射するお話になりそうだなあ。ま、それもある意味楽しみですけどね。
今週も来週さん来週さん、って半ば真剣にお呼びしたいですわ(笑)。面白い!



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よつばと! 11巻/あずまきよひこ

2011-11-29 21:11:36 | 漫画(新作)






あずまきよひこ「よつばと!」11巻読了。





最早、説明すら不要ですけど
今回も今回で面白いです。以前から思ってましたけど
この漫画って一つの教育っていうか
幼少時代の疑似体験感覚に加えて、色々体験させて学ばせる、っていう
周りの人々の気遣いが元で出来ている漫画だと思ってて。
それが今回も良く出てました。
シャボン玉、
栗拾い、
初めてのピザに人形の故障・・・子供時代のピザは本当にワクワクしますよね。
加えて、人形だのフィギュアとかにやけにご執心なのも
子供時代ならでは、っていうか
その初心に帰れる感覚?日常に対する彩りっていうか。そういうものが表現されている
それはこの巻に限った事ではないんですけど
それでも
やっぱ感じるのはそういうのが中心で
変化という変化はほぼないです。
でも、逆に言えば変化がないからこそ、安定して楽しむ事が出来る、っていう。よつばも
何だかんだいって前と比べて反応が豊かになってきたなー、って思うんですが
それもまた成長の一種だったりするんでしょうね。
今回も通常通りの楽しさでした。個人的にはうどんの話が一番好きですね。おじいちゃんが良いキャラしてて(笑)。

この漫画って現代のオアシス的な役割を担ってると思うんですけど
現代人特有の焦燥も憂鬱も、疲労もなくて
悠々自適に
仕事を自宅でこなしつつ、そんな日常を楽しんでいる、そんな「余裕」が何より素敵っていうか
一つの理想型なんだろうなあ、って読んでて改めて思いますね。
慌しさや
忙しさで
ついつい忘れがちな日常の喜び、楽しみ、ワクワク。
それが表現されてるので
きっと幅広い層に受けたりするんでしょうね、って何気に読んでて思いました。
そんな中で風香は今回も風香でしたね(笑)。
ちょっとズレてる、っていうか滑ってるけど、やっぱり作中で一番好きなキャラですね。
最近出番が少なくなってるのがちょっと寂しいです(笑)。
その辺は次の巻に期待かな。
まあキャラ増えてきたから頻度は変わらんかもしれんけど。以前の失恋の話すっげー面白かった。
ああいうのまた読みたいな。




いつも日常ですけど
今回は大きなイベントもなく
本当に日常の中の日常に特化した感じでした。
最早半分は雰囲気漫画ですね。
来年の新刊も楽しみです。

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侵略!?イカ娘 第8話「留守番しなイカ!?/断たなイカ!?/熱中症じゃなイカ!?」 感想

2011-11-29 03:17:01 | アニメ





禁煙ならぬ、禁エビ状態。



今週は早苗のヤバさと、早苗の優しさが光ったお話。
と、思ったら
結局はいつも通りでした!っていう構成に吹いたお話でした(笑)。彼女はアレなんですかね
最早腫れ物として扱われてしまってるような・・・。
BGMとか美少女のそれじゃねえよ(笑)。
って事で8話の感想です。




●留守番しなイカ!?
(原作4巻 第65話「留守番しなイカ?」+原作7巻 第127話「空き巣じゃなイカ?」より)
千鶴さんの父親があんな悪人面だったら嫌でゲショ。
という訳で空き巣と一緒に過ごしたりゲームしたりっていう奇妙な回でした。
でもこの話の本当のヤバさはそこにあるのではなく
監視カメラの冒頭が実が栄子たちの家の事だった!っていう・・・ある種のホラーですよね(笑)。
まあコントの末に捕まったのは良かったんだけど
早苗のカメラは残ったままな訳で、それ考えると軽く震える、っていうね。
それを
あんな何気ない表情で行っている所に早苗の本当の恐ろしさを垣間見た、そんな回でした。
にしても空き巣とのシーンはいちいちシュールでしたね(笑)。
交番に泥棒とか、アホかと。

さり気に、イカ娘がぼっちは嫌、って素振りを見せていたのも個人的には良ポイント。
本当は分かり合いたいだけなんだなあ、っていうのがよく分かる。


●断たなイカ!?
(原作8巻 第140話「エビ断ちしなイカ?」より)
タイトル観たとき、「EDの話?」って普通に思ったんですけど
まあそんな話をイカ娘でやる訳がないですよね(笑)。まあそれは私の脳がアレだからとして
この話は
独立のように思えて、実は前のお話にも掛かってると思うんですよ。
エビによって一度引っ掛けられて、
そしたら今度もまた引っ掛けられて、だからこそ嫌になった、簡単に騙される自分に嫌悪感が、と。
ちゃんと時系列通りかは定かではないですが(笑)。
時折禁断症状
幻覚が見えてたあたり、もうきっと彼女にとっては薬のようなものっていうか
それでダメになる部分はあったとしても
なくてはならないもの・・・って考えると
正に禁煙とか、禁酒とか、そんな感じだったのかな。
意固地になっていたイカ娘の態度を崩させた千鶴さんは色々な意味でやり手だ。
そもそも千鶴さんの「猛毒」発言が止めのきっかけになった事を考えると
まさに彼女の手の平の上で踊らされてるなあ・・・って
そんな風にも思いましたね。
自覚させてから、通常に戻すっていうやり口がさすがである。


●熱中症じゃなイカ!?
(原作9巻 第156話「熱中症じゃなイカ?」より)
武士の情けならぬ、早苗の情け。
いくら相手が弱っていても
決して欲望は優先せずに、敢えて直るのを待つ。それが一番気にするべき事だから。
普通に考えるとちょっと良い話
異常なあの子の
常識がちょっと垣間見れたかな?って方向性のお話なんですけど
今週は普通に落としてきた、っていうか
そうじゃなくて、食べる相手は活き活きしてた方がおいしいよね?っていう。
それを思うと
やっぱり早苗には心許さない方がいいんじゃないかな、って
改めて注意をしたくなる
そういうお話でもありましたね(笑)。しかし「そんな危険なもの」って形容も面白いですよね。
まあ正直分かりますけど。




割と構成に関しても統一性があったんじゃないかなー、って思った8話目でした。
この調子で最後まで駆け抜けて欲しいですね。
早苗も本当に毒として役に立ってるなあ(笑)。愛すべきおバカキャラっていうか。


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君と僕。 第9話「naked king」 感想

2011-11-29 02:45:10 | アニメ





スカートの中見せろ!!




要くんマジ変態・・・って、そういう話ではなくてですね(笑)。
割と真面目な、思春期っぽい話でした。
小さい頃憧れた先生に近づきたくて、あんな格好良い、何でも出来る大人になりたくて
一生懸命他人の分まで頑張ってしまう要。
その結果、
追い込まれ、疲れ、とどめにそんな憧れの先生にフォローされて・・・っていう。多分客観的に観れば
ある意味散々な結果に終わってるなあ、って事だったんですけど。

でも、最後に「頑張りすぎ」とか「出来た方が奇跡」って言葉があったじゃないですか。
それが間接的に彼への手向けの言葉になってたんですよね。
お化け屋敷を受付って言う一番体力の要る役割から
お化け役に変更したのも
恐らくは彼の事を気遣ってたんだと思う。一見ゆるゆるに見えるけど、何気に良い息抜きになってた
それ自体が一つのメッセージにもなってたと思うんですよね。
頑張り過ぎなくてもいい。
今はまだ達成できなくても、元々大人じゃないんだから、それもまたしょうがない。
挫折して初めて知る気持ちと、そんな彼に対する優しさ。
が、
垣間見えたラストのシーンでこの話の意義の全てが表現されていたと思います。
無理に頑張りすぎずに
出来る事から一歩ずつ、理想まで一歩ずつ。
っていうのは何となしに見てたんじゃ気付かないことなので
その点でも個人的には深い感情の情報のあるアニメだなー、と改めて思いました。
先週は個人的にシリーズ中一番良かったって思ってるけど
こういう思春期の悩み、っていうか
それを上手く表現したエピソードもこれはこれでまた好きですね。
とはいえコメディ部分も面白かったんですけどね(笑)。
あれは正直
傍目から観てると単なる男色の変態にしか見えないから困る。実際は常識人なんですけど
それに対する反応は春ちゃん好きとしてはごちそうさま、って感じでした(笑)。


それと共に、若干リアルでもあるんですよね。
個人的に生々しい、と思った点はまずコピー機の使い方(笑)。
正直
自分も職場で上手く使えない事があってねー、何回も教わった記憶がありますね。
それはまあ、個人的なものだと思うんですけど
一人頼れる人間がいると
そこだけに集中してしまう、その中でサボる生徒が多数いるっていうのは
何度も観てきた光景だねえ・・・ってしみじみ思いました。
それでも彼にはプライドがあって
俺一人でも~って気持ちだったんだろうな、全部解決する気持ちでいたんだろうな、って思うと
それはある種間違いでもあると思っていて。
そうやって
直接的に言うと彼の場合、ムキになっちゃうからああいう行動に出たんだと思うけど
最後には、直接「頑張りすぎ」って口に出してしまいましたね(笑)。
でもまあ、
さり気にその言葉の意味を理解してくれたようなので、これはこれでまた良かったのかな?
何にせよ、相変わらずやる気ないように思えて、友達思いの奴らだなあ、と。
次週は本番って事でこれまた楽しみです!


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TRIGGER HAPPY/MO'SOME TONEBENDER

2011-11-28 18:56:30 | 音楽(旧譜レビュー)






久々の旧譜レビュー、今回はモーサムの「TRIGGER HAPPY」です。




このアルバムは、今聴いても異色ですね(笑)。
そもそもアルバム毎にカラーが違うモーサムトーンベンダーなんですけど
このアルバムはほぼ打ち込み、
それもダンスミュージックでもなく無機質な音像って事でなんとも形容のし難い作品ではあります。
ちゃんと歌が入ってる楽曲は10曲中5曲で
後はほぼインストの楽曲、っていうのも大胆だし面白いなあ、って思うんですが
それ故に変化球としてファンの間ではお馴染みだと思う作品で
事実私もそんな風に捉えていたんですが
先日ライブに行った時に「go around my head」を聴く機会がありまして、それがめちゃめちゃ良くてですね
それがきっかけで改めてこのアルバムを聴きなおしてみた訳です。
したら
以前聴いた時以上に格好良いなあ、
無機質でも全然聴けるなあ、と個人的な評価を改める出来事がありまして。
んでこの作品について何か書こうと思ったんですけど。

歌ってる内容自体はいつもとそんなに変わらないのに
ちょっと角度を
表現の形を変えるだけで
こんなに印象が変わるのか、っていう作品ですね。
「go around my head」の詞なんていつも通りの無秩序で半分自棄的な詞の楽曲なんですけど
敢えてこういうグシャッとした、無感情風の歌い方にする事によって
新たな感触
クールな投げやり感が生まれるっていう。それは非常に格好の良いものですよ。何度聴いても痺れる出来。
後の「C.O.W」にも繋がるエッセンスの「endless D」もクールに吹っ切れてて格好良い。
途中で一気に狂ったようにまくしたてる部分はこのアルバムの中でも一つのハイライトになってます。
当然リード曲の「hang song」も暴力的な扇情感が気持ち良く
フリクションのカバー曲「BIG-S」は今でもライブの定番になるくらいパンキッシュな出来で
感情抑え目の曲が多いこの作品のなかでは唯一エネルギーを感じれる曲になってると思います。
その分詞はかなりぶっ飛んでますけどね(笑)。
実験的な作品とは思うし
他のアルバムに比べてカタルシスが高い訳ではないけれど
しっかりと聴いてみると、意外に名曲多いなー、とか流れも面白いな、って。
そんな冷静の中にある狂気、狂気の中にある冷静。
が思う存分楽しめる
そういうアルバムになってるんじゃないか、と思います。これはこれで鮮烈で印象的なアルバムですね。




前述の通り、「go around my head」「endless D」は
今から考えても新機軸っていうか
こういう曲はこのアルバムにしか入ってないよな、って思うので
その意味でもファン的には是非
それを抜きにしても前衛的で個性的なアルバムに仕上がってると思います。


STRUGGLE

STRUGGLE 全曲レビュー

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