骨で聴く癒しの旅は再び舞台を東京の大田区に戻します。
東急線の多摩川駅からほど近い場所に、古墳を見に行きます。もちろん骨伝導ヘッドセットと一緒です。
古墳時代(6世紀前半~7世紀中頃)の直径15~19mの小規模な円墳の集積が多摩川台公園の中にあります。群集墳と呼ばれ、この地方の代々の首長の墓と見られるています。
第1と第2号墳は前方後円墳で、第8号墳は古墳ではないといわれています。
そして古墳群と隣接して亀甲山古墳があります。
大田区から世田谷区にかけて多摩川左岸に集中する荏原台古墳群の中で最大の規模を持つ前方後円墳です。昭和3年(1928)に国史跡に指定されました。
整備された公園の中では異様な存在感を持つ古墳といえます。
発掘調査が行われていないようで、詳細なことは不明だそうです。
但し、4世紀終末から5世紀 前半頃の築造と考えられているようです。保存状態は良好で、破壊も盗掘も受けていないようなので、古墳の内部にある副葬品は多分手
つかずでしょう。
このまま調査されず、永遠の眠りにあったほうが良い気もするし、調査の結果、発見があるのを期待したい気持ちと、複雑な思いが交差します。
骨伝導により喧騒から離れた多摩川台古墳群の音声を聴き、遠い歴史の足音までキャッチする感覚を享受します。
耳からだけでなく骨からも歴史の音が入ってきて、米軍の爆音の中で通信できる特許技術の骨伝導スピーカーが過去と未来を攪拌するようです。
身近な旅でありながら、骨伝導によって異国の癒しの世界へと誘われます。
そしてそれは、骨で聴く旅の醍醐味でもあります。
⇒ 骨伝導の驚異の秘密に触れる!
そんな異世界を感じ、改めて骨伝導から身近な古墳という歴史にイメージが膨らみます。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます