骨で聴く異世界

耳を使わずに「聴く」世界を旅します。耳をふさいでいても聴こえる世界です。

耕雲寺を骨で聴く

2009-11-30 12:13:56 | 骨で聴く巡礼旅

 前回(⇒ 鶏足院を骨で聴く)に引き続き、飯田市の禅寺をたずねます。
 飯田市と松川町方面を結ぶ道路は天竜川に沿った国道が中心ですが、段丘の中腹にフルーツラインと呼ばれる快適な道路があります。
 文字通り、リンゴや桃、梨などのフルーツを栽培する農園を貫く道路です。

 そんなフルーツラインから元善光寺(⇒ 元善光寺を骨で聴く)方面に下る交差点近くを南下した場所に、目的の耕雲寺があります。

 ここでの圧巻は羅漢門です。

 上層は入母屋造の二重門、下層は漆喰大壁塗の龍宮門で組物には彫刻が施されている見事な門です。
 飯田市の有形文化財に指定されているだけあって、見ごたえは十分です。また、参道からこの門越しに見る寺院の全体像は、異世界の入口のような存在感があります。

 インターネットで復活した弘法倶楽部でも、建築様式の美を追求しています。
 いわば「場」のエネルギーがより具現化された美しさとしてです。霊力や法力は禅宗寺院とは異なるかもしれませんが、共通する「美」は必ずあります。
 そんな視点で巡礼に旅たつのも良いかもしれません。

     ⇒ 弘法倶楽部

 また、ここでも骨で聴きます。
 骨伝導のヘッドセットは巡礼の必需アイテムになります。耳には届かない静寂な寺院の歴史と信仰を骨で聴くのです。ご詠歌だけが骨伝導の真骨頂ではありません。
 最先端の特許技術を駆使した骨伝導スピーカーが伝統寺院を介して伝えられるメッセージを脳へと伝えるのです。

     ⇒ 骨伝導専門ページ

 骨で聴く禅宗寺院は、だから素晴らしいといえます。

                             
                                             


鶏足院を骨で聴く

2009-11-27 15:28:20 | 骨で聴く巡礼旅

 室町時代末期に開山した寺院です。
 飯田市の中心部から少し離れた場所ですが、静かな傾斜地にひっそりと建っています。

 坂の下から見上げたとき、山門はなかなかの味を出しています。この山門は鐘楼門として安永8年に建立されました。
 

 また、ここには工事のときに発見された古墳もあります。
 曹洞宗の十六羅漢像としての寺院の姿と、貴重な古墳としての歴史的価値が混ざった稀有な寺院です。

 骨で聴きます。
 骨伝導により耳では聞き取れない音声までも脳へ伝えます。米軍で採用された特許技術の骨伝導スピーカーは、そんなとき、優しくお手伝い…です。

 骨伝導による脳への伝わり方は、こんな貴重な寺院では脳波にも大きな影響を与えそうです。

     ⇒ 骨伝導専門サイト

 そして寺院といえば巡礼。
 骨伝導とともに忘れてならない弘法倶楽部。
 インターネットで復活した弘法倶楽部は、宗教・宗派を超越しています。

     ⇒ 弘法倶楽部オフィシャルサイト

 鶏足院は骨伝導とともに、弘法倶楽部の巡礼に沿って訪れましょう。

                                                               

平間駅を骨で聴く

2009-11-24 13:10:24 | 骨で聴く鉄道駅


 JR南武線の平間駅です。
 首都圏でよく見かける相対式の2面2線のホームで、上り(川崎駅方面)にのみ改札口があります。跨線橋で結ばれています。

 1日平均の乗車人員は14,303人で、両隣の鹿島田駅や向河原と大差のない規模の駅といえます。
 地元の「ひらま駅前ドットコム」というサイトがあって、ガス橋通りから駅に沿って南下した地域の商店街が網羅されています。小さいながらも地元商店街らしい雰囲気がよく出ています。

 骨伝導を使った鉄道旅は、こんな駅に降り立つとよく味が出ます。
 特に特徴があるわけではなく、地元の人が普段の生活の足として利用する駅こそ、普段着の姿が似合います。これは「聞こえ」の問題と一緒です。

 難聴傾向の方、騒音でお困りの方、これはごく日常の世界です。
 耳では困難な解決策を骨伝導で実現できることがありますが、これは日常生活からかけ離れた話ではなく、日常そのものです。

 補聴器が普及しないものの、メガネやコンタクトレンズは日常になっています。骨伝導は日常生活にプラスの提案をします。

     ⇒ 骨伝導専門サイトへ

 骨で聴く鉄道の駅は、そんなことを教えてくれる場かもしれません。
 また川崎市の中でも、平間駅周辺は工業地帯と住宅街が混在し、骨伝導の活躍する可能性が豊富にあります。

 川崎大師に参拝に行くのにも便利です。
 関東でも弘法大師・空海の息吹を残す大寺院ですから、骨伝導と弘法大師の関係を考えながらも良いかもしれません。

 折りしも、弘法倶楽部の復活があり、そんな晩秋のひとときを過ごしたら癒し効果が抜群でしょう。

     ⇒ 弘法倶楽部公式サイトへ

 首都圏の小さな鉄道旅は、骨伝導と弘法大師がキーワードです。

                                   


伝統文化と最新技術を骨で聴く

2009-11-20 12:56:13 | 骨で聴く体験記

 
 骨伝導技術を使った企業はいくつかありますが、日本に本社のあるテムコジャパンは、「骨伝導の原理を利用して、人間の音声を耳孔内からピックアップ」 という基本特許を取得し、その製品化を目的として、 1985年3月に設立された企業です。

 骨伝導を原理とするマイクロホンについては、従来より耐騒音特性の良さ(周囲の騒音を拾いにくく、人間の音声を有効に伝える)で知られていましたが、音質の明瞭度と装着性が難点とされており、市場で受け入れられる商品の製品化についてはなかなか実現ができませんでした。

 その中にあってテムコジャパンでは、耳孔という良好な骨伝導ポイントにて音声を拾い、かつマイクロホンとスピーカーを同一ケース内に納めることで、片耳にその装置を装着するだけで送受話ができる画期的な商品 「Ear Microphone」を世界で初めて商品化に成功したのです。

 その後、骨伝導の特性に合わせたインターフェイスアンプを開発し、音質の改善とハンズフリー操作が可能なVOX(音声起動)回路を組み込み、使い易さを向上させてきました。

 更に、1988年には骨伝導スピーカーの基本特許も取得、骨伝導マイクロホンと併せ、骨伝導商品ならどのようなものでも開発できる体制を整えました。

 現在では、世界大多数の骨伝導商品をテムコジャパンが提供しており、「骨伝導のTEMCO」として広く世界に名をとどろかせています。

     ⇒ テムコジャパン

     ⇒ テムコジャパン骨伝導製品販売店

 一方で伝統的な日本の文化を継承し、新しい切り口でビジネスを展開する企業もあります。輝かしい最新技術ではなく、日本人が忘れかけていたものを掘り起こし、今世紀の新たな価値観と統合させるものです。

 弘法倶楽部です。
 弘法大師・空海入唐1200年を迎えた2004年(平成16年)、東京国立博物館を筆頭に各地で展覧会「空海と高野山」が開催されました。入場規制や整理券配布等が実施されるほどの大人気でした。まだ記憶に残っている方も多いことと思います。

 弘法倶楽部はこの記念すべき年に誕生しました。ただし契機となったのは、展覧会だけではなく、弘法大師・空海が密教を受け継いだ中国・西安の青龍寺が発端でした。

 青龍寺に参拝したことを各地でしていると、関心を示す方々があまりに多いことが分かりました。真言宗か否かは問わず、弘法大師そのものが民間伝承を含め、現代の生活に大きな影響を与えていることが浮き彫りになりました。

 弘法大師伝説の残る地も真偽を別にして日本全国に分布し、しかもそれが絶えることなく、永遠の「現在」であるばかりでなく、「未来」であって、単なる「過去」の遺物ではないのです。

 折りしも、国際的視野から日本の文化を見つめる事業が最先端のベンチャー企業から誕生し、その中から日本と中国を結ぶ弘法大師空海が取り上げられたのは、まさに必然だったといえるでしょう。一緒に参拝した人たち、また参拝の話で関心を持って頂いた方々などを基点に、周囲では弘法大師空海入唐求法1200年を記念する一大ムーブメントが起きました。情熱的なこの機運に導かれ、各方面の有志を中心に「弘法倶楽部」が設立されることとなったのです。

     ⇒ 弘法倶楽部

 最新の特許技術と伝統的な弘法大師・空海の法力は、何の関係もなく思えます。
 しかし、そこに隠れた共通点を見出したとき、新たな歴史が始まるのかもしれません。

 伝統文化と最新技術を骨で聴きましょう。

                                  


泡沫アダプターを骨で聴く

2009-11-17 11:02:53 | 骨で聴く体験記


 すごいニュースでした。
 NASAは、10月に行った月探査機エルクロス(LCROSS)による月面衝突実験で、月に水を検出したことを発表しました。この世紀の大発見は、これまで考えられていた以上に、水が大量に、しかも広範囲に存在している可能性を示すことになりました。

 一方、地球では世界的な経済不況により、日本人でも節水を実践する人が増加傾向にあります。
 2009年11月13日の「週間住宅online」では、以下のような記事がありました。一部抜粋して引用させて頂きます。

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入浴だけでなく、生活上でも「省エネ・節水に気を配るようになった」という回答が54・8%を占めており、生活者の節約志向が鮮明になっているとも言える。

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 この記事は11月26日の「いい風呂の日」にちなんで、INAXが日本人の入浴に関する調査を実施した結果についてのものです。

 そこで節水をするための泡沫アダプターが注目されています。
 水を出したときの水はねが軽減されることから、以前からある商品ですが、これに節水用のコマ等をつけることが節水術です。

 蛇口からの水の勢いは増すにも関わらず、節水されて経済的なメリットが出るという一石二鳥のものです。

 このときの水の音を骨で聴いてみましょう。
 定番の骨伝導「きくちゃん(⇒ 詳細ページへ」装着し、マイクを水の方向にします。特許技術の骨伝導スピーカーを通して、水の音が脳へと伝わってきます。
 骨伝導の威力を感じるととともに、泡沫アダプターの勢いも感じられます。

 骨伝導により水の音さえも聖なるものにし、経済的にもうれしい節水技術は、やはり体感するのが一番かもしれません。

     ⇒ すかさず骨伝導の専門家へ

 不況には骨伝導と節水ですね、本当に。

                                     


善通寺駅を骨で聴く

2009-11-16 13:07:51 | 骨で聴く鉄道駅

 前回に続いて四国の善通寺です。
 表玄関であるJR四国・土讃線の善通寺駅を骨で聴きます。

 全特急列車が停車する主要駅で、駅表示パネルのコメントは「弘法大師ゆかりの駅」です。四国霊場の75番札所の善通寺があり、弘法大師・空海の生誕地であることから、他の四国霊場の街とはやはり違います。

 弘法倶楽部の復活により(⇒ 弘法倶楽部の復活!)、善通寺に弘法大師入唐1200年記念の九谷焼が奉納されたことを思い出します。

 駅としては決して大きな規模ではなく、ホームも3線だけです。
 2面3線のホームで、特徴的なのは1番線が直線となる一番スルーで、ここでの制限速度120km/hということでしょう。3番線は原則として特急待避時のときだけに使われています。

 善通寺市の中心駅として、木造駅舎が開業当初からの姿を今に留めています。

 骨で聴く鉄道駅も数々ご紹介してきましたが、ここは聖地の表玄関は初めてかもしれません。骨伝導の威力で少し弘法大師の声が聴こえるでしょうか?

 特許技術の骨伝導スピーカーは、善通寺駅の古い駅舎とよくあいます。
 また土讃線のローカル色にもよくあいます。

 骨伝導と弘法大師のゆかりの地が、鉄道で交差します。

     ⇒ 骨伝導専門販売会社へ

 こんな骨伝導と弘法大師の旅は、新しい自分の発見になるかもしれません。

                       


空海号を骨で聴く

2009-11-13 11:57:45 | 骨で聴く名車


 香川県善通寺市を走る市民バス「空海号」は、
 

                ※善通寺ホームページより
 
 三つのコースで、一般的なバスより小型になっています。
 市民でなくても誰でも乗車できます。しかも乗車料金が無料で、運行路線内であればどこでも乗り降り自由という便利なバスです。

 善通寺市は人口34,792人で、決して大きな都市ではありません。しかし全国的に有名な都市といえるのはバスの名称である「空海」の生誕地である点が大きいでしょう。四国八十八ヵ所の札所である善通寺がそのまま市名になっているのも頷けます。

 折りしも弘法大師・空海の帰朝1200年以降の大きなイベントとして、『弘法倶楽部』が復活致しました。この記念すべきとき、「空海号」に乗車して、善通寺市内を散策してみたいものです。

     ⇒ ネットで復活! 弘法倶楽部

 そしてバスといえば、骨伝導です。
 バスのエンジン音の中でも聴こえる特許技術の骨伝導スピーカーこそ、善通寺散策にピッタリです。

     ⇒ 特許技術の骨伝導

 骨伝導は高齢者の方だけでなく、一般の旅行者にも大いに意味のある製品といえるでしょう。騒音の中での通信技術は米軍で実証ずみです。さらに耳をふさがない利点は数多くあります。

 また骨伝導と脳波との関係も注目すべき点といえるでしょう。

 弘法大師・空海と骨伝導が融合し、新たな善通寺の物語が始まりそうです。






弘法山の麓・見正寺を骨で聴く

2009-11-12 14:12:59 | 骨で聴く巡礼旅

 謎の弘法レイラインの中心に位置する埼玉県越生町の弘法山には、麓に見正寺という寺院があります。

     ⇒ 弘法のレイラインを骨で聴く

 真言宗智山派の寺院で、一見すると、どこにでもあるお寺です。

 しかしこの地は、武蔵七党のひとつ児玉党に属した越生氏の一族・鳴瀬氏の館跡ともいわれている場所です。
 越生有平の長男・有年がこの地に館を構え鳴瀬太郎有年と名乗ったと伝えられています。ちなみに弟の有光は黒岩氏、有基は岡崎氏を名乗り、越辺川流域に館を構えていたようです。
 実際には鳴瀬氏館の所在地は明確でないというのが真実ですが、埼玉県の城館調査によると、またインターネットで検索をかけてみると、弘法山の山麓付近、見正寺周辺が館跡とされています。

 また越生町の指定文化財である聖観音像を祀る寺院としても知られていますが、やはり何といっても背後に聳える弘法山こそがこの寺院の価値を高めているように感じます。

 越生の弘法山が注目されるのは、典型的なピラミッド型の山だからです。
 実際にその山容を目にすると、信仰の対象としてのピラミッドとしては申し分ないといえます。形だけでなく大きさも人工的に造成した場合にピタリと適合すサイズといえます。

 さらに、見正寺のある麓から弘法山観世音を経て中腹にかけて、カギ状の古代文字が刻まれている石が散乱しているといわれます。これが古代文字なのかどうかは分かりませんが、それだけで浪漫を掻き立てられます。

 そして弘法大師です。
 弘法大師・空海は水脈や水銀等の鉱脈、さらには磁場の影響のある中央構造線などを聖地としたり伝説を残してきました。

     ⇒ 中央構造線を骨で聴く

 弘法大師の伝説と謎のレイラインの中心という側面から、弘法山と見正寺の存在感が大いに発揮されます。
 高野山や京都の東寺、あるいは四国遍路の各札所だけでなく、身近な場所に弘法大師の謎と浪漫が眠っているのです。これが単に真言宗や民間信仰だけにとどまらないのが、弘法大師・空海の魅力といえるかもしれません。

 折りしも弘法大師の奇跡のパワーを発信する『弘法倶楽部』が復活したばかりです。

     ⇒ 弘法倶楽部オフィシャルページ

 弘法大師の法力や霊力とともに、神秘に満ちた伝説にふれるのも、不況の世だからこそ意味があるでしょう。

 そして弘法大師とともに忘れてならないのは骨伝導です。
 弘法山の麓で、見正寺を骨で聴きます。

 まがい物の多い骨伝導ですが、米軍の通信技術に取り入れられた技術は特許製品の骨伝導スピーカーです。その特許保有メーカーの商品ならば問題ありません。しかもそれが日本のメーカーですからうれしいじゃないですか。

     ⇒ 特許技術だけを使った骨伝導専門サイト

 骨伝導の技術を使い、耳ではなく骨から脳へと伝わる音声が、はるか昔の越生氏の一族・鳴瀬氏の声なのか、それとも弘法大師・空海のなのか、それは分かりません。

 骨伝導で広がる最先端の通信技術とともに、謎の弘法山にもう一度登ろうと誓う今日この頃です。南無大師遍照金剛。南無骨伝導(?)

                                        


香川産小麦を骨で聴く

2009-11-11 10:30:32 | 骨で聴く体験記


 香川県といえば、首都圏の人でもおなじみになった讃岐うどん。
 うどんの原料は小麦、讃岐うどんも香川産の小麦があればこそ…というイメージに繋がりそうです。
 しかし現在の讃岐うどん用小麦といえば、「ASW」です。
 「ASW」は、「オーストラリア・スタンダード・ホワイト小麦」のことで、ウエスタン・オーストラリア州で分別管理されるものです。うどん適性が優れる品種「ヌードル品種」と、同州産のオーストラリア・プレミアム・ホワイト小麦をブレンドした銘柄のことをいいます。

 香川産の小麦としては、香川県が育成した品種として「さぬきの夢2000」があります。平成12年9月に品種登録の出願を行っています。
 短稈で耐倒伏性が強く、製粉・製麺適性に優れた品種であると評判高いものです。

 そこで香川産の小麦を骨で聴きます。

 骨伝導の特許技術を使い、耳では聴こえない音声を聴きながら小麦を味わいます。骨伝導の威力と香川産の小麦がアウフヘーベンされるかもしれません。(?)

     ⇒ 骨伝導専門サイト

 もうひとつ、香川県といえば弘法大師・空海の故郷です。
 様々な伝説を秘めた弘法大師を小麦から連想していくのも悪くありません。

     ⇒ 弘法倶楽部オフィシャルページ

 香川産の小麦は様々なことを語ってくれそうです。

                         


十二支守り本尊を骨で聴く

2009-11-06 11:13:58 | 骨で聴く巡礼旅

 以前に取り上げた「守護本尊」を再び取り上げます。

     ⇒ 守護本尊を骨で聴く

 生まれた年の干支により、ご自身をお守りしてくれる仏様のことです。「八体仏」や「守り本尊」とよばれます。

 十二支守り本尊とは、生まれ年の十二支によって守護してくれる仏様が定まっており、八つの仏様に対応しているというものです。

 十二支は方位に基づいて定まり、時空を正確に捉えています。八つの仏様はそれに準じて対応し、守護してくださるのです。あらゆる禍いを福に転じ、諸々の願いを成就させるといわれ、人々の「開運」「厄除」「祈願成就」「難病克服」「心の癒し」を齎すという超宗派の信仰です。仏教の十二獣が人々を救う如来や菩薩の化身とされ、十二支の守り本尊として見守ってくださるのです。

 復活した弘法倶楽部より引用させて頂きましょう。

     ⇒ ネットで復活!! 弘法倶楽部

 この起源は、一説には密教の儀式「結縁灌頂」の投華得仏に由来するといわれています。曼荼羅の前に立ち、目隠しをし、花を投げ、落ちた場所にある仏菩薩が、生涯の守り仏となるというものです。空海が投げた花が、四百一ある仏菩薩の中で、胎蔵界・金剛界とも大日如来の上に落ちたということで有名な儀式です。

 この投華得仏と方位、仏教の十二獣等のあらゆる要素を内包し、守護本尊は神秘的な力を発するのかもしれません。現代ではご自信の守護本尊を部屋に飾ることで、優しく豊かな気持ちを取り戻し、心安らぐ日々を送っている方が増えています。また、江戸時代の旅人が懐に入れて道中した「香合仏」(懐中仏)のように、肌身離さず身につける方も少なくありません。最先端ビジネスで活躍される方々も、守り本尊によって殺伐とした気持ちを癒しているのかもしれません。

 いずれも混沌とした世情の中で、自分自身をお守りしてくださるご本尊様が、きっと応えてくださるのではないでしょうか。

 この守り本尊を骨で聴きます。

 特に最新の骨伝導サングラスなど最適かもしれません。
 聴覚もお守りして頂ける本尊と特許技術の骨伝導は、聴こえない悩みの解決だけでなく、騒音の中での通信やアウトドアでの快適なシーンを提供してくれるはずです。

 骨伝導も伝統的な民間信仰と統合されるのかもしれません。

     ⇒ 骨伝導専門サイト「骨で聴くドットコム」

 混沌として現在、荒ぶる現世、守り本尊と骨伝導が、あなたの生活を癒してくれますように。合掌。

                        

座弘法を骨で聴く

2009-11-04 14:25:37 | 骨で聴く巡礼旅


 岐阜県恵那市は弘法大師の伝説に彩られています。
 有名なのは笠置山の「寝弘法」ですが、湖畔の「立弘法」、中腹の「座弘法」と合わせて「三弘法」にもなっています。

 座弘法は笠置山中腹にひっそりと建つ笠置山月光寺の境内にあります。
 笠置山自体が神秘の山で、ピラミッド岩や謎のペトログラフもあります。
 ペトログラフとは、岩に刻まれた文様のことで、ペトロは「岩石」、グラフは「文字・文様」の意味です。
 古代人の祭祀の痕跡というのが一般的で、古代文字や盃状になった穴の場合もあります。

 月光寺は古代からの神秘の山に包まれ、弘法大師・空海が座しているのを支えているようです。

 この恵那の「三弘法」は、情報誌『弘法倶楽部』第2号で取り上げられました。
 休刊から今年になって復活したインターネット版『弘法倶楽部』でも、幻の紀行文が蘇ることと思います。今から楽しみです。

          ⇒ ネットで復活! 弘法倶楽部

 そしてこのブログの主である骨伝導。
 伝説と神秘の空間には、耳だけでは「聞こえない」音がありそうです。そんな音声を周囲の雑音にとらわれることなく「聴く」ためには、骨伝導が一番でしょう。

 既に様々なシーンで骨伝導が活躍しています。
 騒音下での通信技術や補聴器の気軽な代用として等々、水平展開のパワーはもの凄いものがあります。しかも骨伝導スピーカーの驚異の特許技術は日本のメーカーが持っているというのですから、これも驚きです。

 座弘法も骨で聴きましょう。

          ⇒ 骨伝導専門サイト「骨で聴くドットコム」

 恵那市の笠置山の神秘と弘法大師の伝説に、最新の骨伝導技術をミックス!

                                 


遠山鉄道を骨で聴く

2009-11-02 16:10:16 | 骨で聴く鉄道駅


 『千と千尋の神隠し』のモチーフとなった霜月祭は奇祭として知られていますが、神の棲む村である遠山郷はどこにあるか、意外と知られていないかもしれません。
 南アルプスの西麓を走り、深いV字谷の奥が続く地域は、今尚秘境の要素を残した場所です。遠山郷といわれ、内田康夫の『長野殺人事件』でも登場しました。
 
 その秘境の雰囲気の残る遠山郷に遠山鉄道という森林鉄道がありました。

 南信州は観光県・長野県でも地味な存在で、名古屋からならともかく、首都圏からでは隔絶されたような場所に位置します。

 国道も未整備で、弘法大師の伝説のある謎の温泉「鹿塩温泉」から南下した地域は、国道が途切れています。途中で林道になり、国道部分も片側1車線がぎりぎりというほどです。

          ⇒ 弘法大師の伝説といえば『弘法倶楽部』

 林道から再び国道になり、さらに南下して遠山郷です。
 江戸時代以降、遠山地方の山林は天領だったため、伐採が禁じられていました。そのため、今でも豊かな森林資源が残されているのです。

 その後、明治から大正にかけては、民有林が王子製紙に買い上げられ、徐々にに伐採されるようになりました。国有林が本格的に開発されるようになったのは、遠山森林鉄道が登場してのことでした。

 遠山森林鉄道は、第二次大戦中、帝室林野局(現在の営林署)によって国有林からの軍用材の搬出を主な目的として着工されました。

 森林鉄道は木材搬出だけではありませんでした。鉄道沿線の住民の足としても、さらには登山客や釣客などの観光用としても利用されていたようです。

  木材の大量搬出が可能となった遠山郷では、「木材景気」とも呼ぶべき活況に沸きました。人口も倍増しました。それほどまでに森林鉄道が村の経済にもたらした影響は計り知れないものがありました。

 しかし好況は長く続きませんでした。
 木材の伐採地が急峻な奥地へと進み、さらに集中豪雨などによる軌道の被害が重なり、採算が悪化してきたのです。ついに昭和43年、廃止が決定されました。

 昭和48年に軌道が完全撤去され、遠山鉄道の歴史に幕が下ろされました。

 こんな失われた鉄道を骨で聴きます。
 古の鉄道に対し、最新の特許技術を使った骨伝導で音を聴きます。耳ではなく骨から脳へと伝わる骨伝導は、何か異なる音を発してくれているようです。
 骨伝導サングラスに骨伝導ヘッドセット、補聴器代用の骨伝導「きくちゃん」等々、骨伝導の可能性は無限に続きます。

          ⇒ 骨伝導専門ページへ

 骨伝導と弘法大師と廃線の鉄道、不思議な取り合わせですが、最適な気もします。秋の夜長の弘法大師と骨伝導に鉄道も加えましょう。