猛暑が続く日本列島。涼を求めて行く先で、もっとも快適なのは鍾乳洞かもしれません。いつでも一定の温度に保たれた自然の空間です。
今回は骨伝導機器とともに群馬県みどり市の山間部にある小平鍾乳洞へと向かいました。
東京から鉄道で行く場合は、東武桐生線「赤城駅」か、JR両毛線「桐生駅」でわたらせ渓谷鉄道で乗り換えて「大間々駅」下車、その後市内バス「小平線」の「鍾乳洞前」下車することになります。浅草からなら東武特急で1本です。
車の場合は、関越自動車道経由か、東北自動車経由で北関東自動車道を使うのが便利です。
規模は大きくない鍾乳洞ですが、観光地化されていて、鍾乳洞へのアプローチとなる玄関には、手打ちうどん・そばが楽しめる『狸穴亭』や、特産品や土産品等の販売コーナーとそば・うどん体験が出来る『ふれあいの館』があります。小平の里という複合観光施設になっています。そのため、この施設は、鍾乳洞だけでなく公園、キャンプ場やお風呂まであるので一日遊べるようになっています。
明治7年に発見され、160文の入洞料で一般公開されていたという記録があります。しかしその後10年ほどで入り口が埋まってしまい、鍾乳洞の存在は伝説化してしまったといいます。
それを昭和59年に入り口が発掘され、その伝説が現代に蘇ったのです。 内部には、ヘリクタイトやボックスワーク等あまり見ることの出来ない貴重な鍾乳石が見事に発達し、小規模ながら十分に堪能できます。
そしてこの季節は寒いくらいに快適な自然冷房です。
洞内に響く音を骨伝導で脳に伝え、癒し空間としての存在価値も見事です。
⇒ 難聴対策だけでない骨伝導
骨伝導機器とともにオススメしたい鍾乳洞でした。