骨で聴く異世界

耳を使わずに「聴く」世界を旅します。耳をふさいでいても聴こえる世界です。

宝禄稲荷神社を骨で聴く

2016-10-20 17:14:04 | 骨で聴く巡礼旅

何の変哲もない都会の神社に見えますが、世にも珍しい「ハズレくじ」供養の神社です。

宝くじの当選はもちろん、ギャンブルでの一攫千金、受験・合格、子宝、さらには選挙の当選などの勝運祈願に、ハズレくじを置いていく神社です。その名は宝禄稲荷神社。

金銀融通、一陽来復で有名な穴八幡宮の末社です。

 → 穴八幡宮を骨で聴く

 

 

新宿区の大久保通りに面した神社です。

鳥居から社殿までの間は、画像のように何の情緒もありません。

境内というより小さな駐車場という雰囲気です。

東京都神社名鑑による宝禄稲荷神社の由緒を見ると、当所に居住していた飯塚某が宝暦年間(1751-1763)に創建したという程度の情報しかありません。

 

しかし、社殿の横にある掲示板にこの神社の特殊性が書かれています。

 

 

ある男が富くじにハマってしまい、稼いだ金で次々に富くじを買いました。

しかし結果はすべてハズレ。妻に怒られてばかりの日々。

そんなある日、妻のへそくりを持ち出し、また富くじを買ってしまいます。案の定、ハズレ。

現在の宝くじマニアというより、ほとんどギャンブル中毒ともいえる江戸時代の話です。
妻のへそくりに手をつけ、ハズレという悲惨な状態での帰り道、小さな祠がある場所で男は一休みしました。妻への言い訳の思案にくれていたのです。

富くじを見つかってはまずいと思い、ハズレた富くじを祠に置き、運のなさを嘆きながら妻を楽にさせたいと手を合わせたといいます。


数ヶ月後、懲りずに男はまた富くじを買いに行きました。

ところがどうでしょう。

今度は一番くじを引き当てました。しかも、そのあとは何をやってもツキまくりになったのです。

男の一家は裕福になりました。

そこで男は、この祠のおかげであると思うようになり、立派な社を建立することにしました。

この話を伝え聞いた人々が参拝するようになり、寳禄稲荷と呼ばれるようになったという伝説です。


現在でも受け継がれ、ハズレた宝くじ、馬券等々を奉納する箱が賽銭入れの横にあります。

社殿の壁には的中したと思われる馬券のコピーなどが貼り付けてあります。

 

何の変哲もない神社ですが、隠れたパワースポットといえるかもしれません。

そんな一見すると特殊性が分からないのが、骨伝導スピーカーと共通するのかもしれません。特に米軍採用・特許技術といっても、どこがどれだけ優れているのか理解するのは難しといえます。

でも、実際に使えばわかります。この神社と霊験と同じです。

まずは実践あるのみ、、、ということでしょうか。まずは世界最先端の骨伝導の世界へ!

 → 米軍採用・特許技術の骨伝導製品へ

 

 



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