骨で聴く異世界

耳を使わずに「聴く」世界を旅します。耳をふさいでいても聴こえる世界です。

相模湖駅を骨で聴く

2015-06-22 14:51:08 | 骨で聴く鉄道駅
神奈川県では、中央本線の線路は県北端のごく一部だけしか横切っていません。
その数少ないエリアにある中央本線の駅に相模湖駅があります。神奈川県相模原市緑区与瀬にある駅です。

明治34年に国鉄中央本線の八王子駅~上野原駅間の開通と同時に開業した駅で、当時の駅名は地名と同じ与瀬駅でした。
相模湖駅に改称したのは昭和31年でした。

駅は高台にあり、実際の相模湖へは坂を降りた場所にあります。湖畔には徒歩で10分近くかかります。

その相模湖ですが、相模川をせき止めて作られた人造湖で、戦後にできたダム湖としては日本初といわれます。また、人造湖に命名したのも最初の例だといいます。

この湖と同じ駅名というだけあって、リゾート地の雰囲気のある駅です。
中央本線の特急「かいじ」も臨時停車することもあります。

ただ中央本線は一つ隣の高尾駅で全く別の顔になります。リゾート気分を味わえる路線から、東京近郊の通勤電車になります。この変化も中央本線の特徴といえるのかもしれません。

訪れたときは小雨と霧に包まれていて、どこか幻想的な気分もありました。
そんな空間で周囲の音声を骨で聴きます。
耳だけでなく、骨の振動から脳に伝わる音声を聴きます。

米軍採用・特許技術の骨伝導機器により、非日常的な気分がより強調されます。

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