骨で聴く異世界

耳を使わずに「聴く」世界を旅します。耳をふさいでいても聴こえる世界です。

骨伝導サングラスの機能を骨で聴く

2009-01-31 08:52:52 | 骨で聴く体験記


 骨伝導サングラスについてのアクセスがあまりに多いので、改めて機能をまとめてみることにしました。アウトドアに特にお勧めだということがよく分かります。

①Bluetooth機能

Bluetoothを搭載している携帯電話と接続すれば、サングラスをかけたままハンズフリー通話が可能です。

②騒音の中での通話や音楽鑑賞

骨伝導だから騒音の中でも通話ができます。米軍で採用された特許技術が発揮されます。喧騒の中でも安心な通話や音楽鑑賞が可能です。

③耳をふさがない!

骨伝導の強みは耳をふさがないことです。通話や音楽を聴いているときでも耳からの情報をキャッチできます。

④安全運転

車やアウトドアには最適です。サングラスで眼を保護し、耳をふさがないことで周囲の音にまで配慮できます。

⑤ステレオ再生

A2DPプロファイルに対応しています。ステレオ再生で大音量や長時間の使用でも鼓膜を痛めません。耳を使わないBGMも快適です。

 登山やハイキング、ウィンタースポーツ、もちろんドライブ、釣り、サイクリング、巡礼や遍路にも良いかもしれません。
 四国八十八ヶ所のお遍路さんなら、各札所でご詠歌を骨で聴きながらというのはどうでしょう? まさに現代の霊験が骨からも伝わってきそうです。

 とにかく、すぐに試してみましょう!
                         》》 骨伝導サングラスへ

         


飯田駅を骨で聴く

2009-01-30 15:47:02 | 骨で聴く鉄道駅

 1番線から3番線までのホームは、単式1線、島式2線の構造で、典型的なJRの配置をしています。JR飯田線のまさに中心的な駅です。

 駅舎の赤い色は信州名産のリンゴをイメージしているようです。

 飯田市は他の地方都市と同様に市街地にドーナツ化現象があるようで、飯田線最大の中心駅ではあるものの、駅も駅前も何となく寂しい感じがしてしまいます。1日の乗車人員も1,170人程度で、信州の伊那谷最大の都市とは思えないほどの規模といえます。

 クルマ社会の地域であることと、飯田線は駅間が短く、市内に多くの駅があることから乗降客が分散していることが大きな点です。

 飯田で思い出すのが、内田康夫氏のデビュー作「死者の木霊」です。今では名探偵・浅見光彦のシリーズが有名ですが、デビュー作であると同時に信濃のコロンボシリーズを生んだ「死者の木霊」は、何ともインパクトのある作品でした。

 改めて読み直したい気分にさせられます。
 そして、この地でも骨で聴きます。

 入荷されたばかりの骨伝導サングラスを使うのも悪くありません。
 BGMや携帯電話を骨で聴きながら、飯田駅を旅するなんて、新しいミステリーがうまれそうです。

  》》 骨伝導サングラスを調査!

                               
 

入荷された骨伝導サングラスを骨で聴く

2009-01-29 10:20:44 | 骨で聴く癒しの世界


 前にお伝えした情報の続きです。

 ⇒ 幻の骨伝導サングラスを骨で聴く

 ここでこの製品が発表された当時の各マスコミの記事を引用しましょう。

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(日経トレンディネット)

 テムコジャパン(本社:東京都杉並区)は、サングラス一体型の骨伝導ヘッドセット「GL41」を2008年9月1日発売する。Bluetooth機能を内蔵し、ワイヤレスで電話をかけたり、音楽を楽しめる。オープン価格。

 音の振動を直接神経に伝える小型骨伝導スピーカーを独自開発。左右のつるの下の部分に配置してステレオ音声を聞けるようにした。常時装着しても違和感がなく、耳をふさがないため周囲の音もそのまま聞けて、大音量や長時間の使用でも鼓膜を痛めない。伝音性難聴の人も音が聞こえる。

 サングラスには、マイクロホンとBluetooth回路を内蔵。Bluetooth対応携帯電話で通話もできる。リチウムポリマーバッテリーを内蔵し、連続使用時間は約5時間。重さは47g。カラーは黒、白、赤の3色。月産2000台。

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(Fuji Sankei Business i)

■かけるだけで聴こえる

 サングラス一体型の骨伝導ヘッドセット「GL41」

 サングラスをかけるだけで、耳を塞ぐことなく電話をかけたり、音楽を楽しんだりできる。サングラスに音の振動を直接神経に伝える小型の骨伝導スピーカーとマイクロホン、ブルートゥース回路を内蔵。骨導音を使っているため、長時間使用しても鼓膜を痛めない。鼓膜に損傷がある人でも音が聞こえる。連続使用時間は約5時間。全3色。価格は2万円前後。販売中。

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(Design News Japan)

 テムコジャパンは、サングラスに骨伝導スピーカとマイクとBluetooth回路を一体化したヘッドセット「GL41」を、9月1日から発売する。骨伝導スピーカを採用しているため、耳をふさがずに周囲の音を直接聞きながら、電話をかけたり音楽を楽しむことができる。

 同製品は、リチウムポリマー充電池を内蔵して47gの重さで、付属のACアダプタで約3時間充電して約5時間連続使用が可能。通信方式はBluetooth1.2に準拠している。サングラスのフレームは黒、白、赤の3色を用意している。価格はオープン。

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(BCNランキング)

 テムコジャパン(武田猛代表取締役)は、骨伝導スピーカーを搭載したハンズフリーキット、「サングラスタイプハンズフリーキット」「骨伝導ワイヤレスハンズフリーキット」「パソコンUSB対応骨伝導ヘッドセット」「携帯電話用骨伝導ハンズフリーキット」の4機種を12月から順次発売する。価格はいずれもオープン。

 「サングラスタイプハンズフリーキット」は、独自の小型骨伝導スピーカーを搭載した世界初のハンズフリーキット。ブルートゥースに対応し、ワイヤレスで使用可能。携帯配信音楽などをステレオで楽しむことができる。また、携帯に着信したときは自動的に通話状態になり、通話を終了すると音楽に戻る。スピーカーが耳をふさがないので周囲音を遮断することがない。音漏れも大幅に抑えた。電池は小型大容量の充電タイプ(リチウムポリマー)で長時間使用できる。

 「骨伝導ワイヤレスハンズフリーキット」は、超小型骨伝導スピーカーを採用し、特に車両などの運転用に開発した。ワイヤレスブルートゥース対応で運転の妨げにならない。周囲の音を妨げずに使用できるので安全性も高い。音楽と携帯通話の自動切換などサングラスタイプと同等の機能を搭載。通話用マイクは口元近くに設定し良質な通話を確保した。

 「パソコンUSB対応骨伝導ヘッドセット」も超小型骨伝導スピーカーを搭載し、周囲の音を聞きながらパソコン通信が可能。IP電話「Skype」にも使用できる。マイクは口元近くに来るように設定され「マイクゲイン切換機能」も搭載する。ステレオで音楽配信を楽しむこともできる。

 「携帯電話用骨伝導ハンズフリーキット」は、超小型骨伝導スピーカーを採用した有線型の廉価版。汎用性の高い平型タイプの携帯接続プラグを採用することで、接続範囲を拡大させた。マイクは口元近くに来るインラインタイプ。ステレオ仕様で音楽配信も楽しめる。リチウムポリマー電池で長時間の使用が可能。

 同社の骨伝導スピーカーは、これまで各国の軍、警察、消防向けなどの通信機用アクセサリとして販売されてきた。骨伝導スピーカーは鼓膜を通さないため、難聴防止効果があるほか、アルファー波の発生により神経系の活性化につながるとも言われている。また、軽度難聴者向けにも活用できるなど、幅広いニーズを想定している。

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 若干、各社によって表現にばらつきがあったり、価格が異なっていたりしました。
 しかしこの製品は、体験してこそ価値が分かるものです。

 ポイントとしては、
 
・ Bluetooth機能
・ 騒音の中での通話や音楽鑑賞

 以上の2点に集約されるかもしれません。
 単なるハンズフリーということではなく、耳を塞がない骨伝導だからこそ実現できた部分と、気軽にサングラスをかけるだけでよいという部分が大きなポイントといえるでしょう。

 今回は黒しか入荷しなかったようです。と、いっても他の色は依然として生産未定状態のようで、今回の分も量販店にもし流れたら終わってしまいます。
 そういう意味で限定性のある製品ともいえるかもしれません。

 アウトドア派にとって、このチャンスを逃すことはできません。
 今すぐ在庫を確認してみてください。

 ⇒ 骨伝導サングラスの全貌

                                


降雪・降雨のバイク旅を骨で聴く

2009-01-26 10:54:58 | 骨で聴く体験記


 骨伝導の隠れたヒット作「シェルショッカー」は、特許技術であるVibraudioの高性能ドライバーのより、携帯電話からの音声信号を強力な振動エネルギーに換えます。
 その結果、ヘルメット内部に明瞭なオーディオ空間を形成するのです。

 一般のスピーカーでは実現が難しかった密閉構造が可能になりました。

 ヘルメットそのものを骨伝導スピーカーに変えてしまいますから、ヘルメットの中に無理やりイヤホンを入れたりする必要はありません。

 そして今回の話題は天候です。

 バイクで走る以上、天候の変化は気になるものです。
 いきなり雨が降ることもあります。今の季節なら雪も考えられます。
 そこで当然、防水対策も考えられているのが「シェルショッカー」です。軍隊のノウハウが活かされていますから、わたしたちの日常生活では至れり尽くせりといえるでしょう。

 まず、特許技術の骨伝導スピーカーVibraudioは耐水性に優れているので、雨に濡れても本来の性能を充分に発揮します。マイクについても暴雨マイクですから心配いりません。

 そもそも従来のヘルメット用スピーカーとの決定的な違いは、ヘルメット内側に取り付ける必要がないという点なのです。シェルショッカーの場合、強力な骨伝導スピーカーをヘルメット外側に取り付けますから、ヘルメット内側を加工する必要はいっさいありません。
 これだけで天候を気にする必要がないかもしれません。

 また、取り付け作業は、磁石付きのベースプレートをヘルメット外側に貼るだけですので、実に簡単。スピーカー・マイクユニットの着脱も、マグネット式で簡単スピーディー。複数のヘルメットをお使いの場合でも、ベースプレートのみ追加購入いただければ、本体は1セットでOKです。

 バイクだけでなくヘルメットを被った状態での携帯電話での通信には、シェルショッカーという選択肢を忘れないでください。骨で聴くヘルメット空間を堪能あれ。

  ⇒ 今すぐ骨伝導シェルショッカーの詳細ページへ
  ⇒ とりあえず骨伝導について知りたい方はこちらへ

     


小豆島霊場を骨で聴く

2009-01-23 10:28:52 | 骨で聴く巡礼旅


 久しぶりの小豆島を取り上げます。
 過去に2度取り上げました。

 ■小豆島の夕日を骨で聴く
 ■小豆島「二十四の瞳」を骨で聴く

 小豆島と関連させた話題も取り上げました。 

 ■オリーブを骨で聴く
 ■醤油を骨で聴く

 そして今回は島全体から霊場を骨で聴きます。

 今も昔も変わることなく、ゆったりとした時間の流れる小豆島。道行けば、至る所で人情溢れる島の人々の笑顔に出会います。

 目前に広がるのは、澄み切った青い空に清々しい緑、情緒溢れる瀬戸の海。

 只々圧倒されるばかりの私の意識はふと遠く彼方へ消え、たたずむことしができない私の耳に、お遍路さんの鈴の音が風にのって聞こえてきます。


 小豆島は岡山県と香川県の中間、瀬戸内海に位置する景勝の島で、三十六里、三町よりなる人口4万3千人が暮らす島です。瀬戸内海で淡路島に次いで二番目に大きな小豆島の海岸はリアス式で、南側は出入りが多く美しい曲線を描いています。

 ここには、複雑な地形と温暖な気候が長い年月をかけて育んできた豊かな自然があります。

 その代表的なのが日本三大渓谷美の一つである寒霞渓(かんかけい)です。小豆島の最高峰、星ヶ城(817m)と、美しの原高原(777m)の谷あいにあり、今からおよそ1300万年前の火山活動で形成されました。
 この渓谷は、長い長い年月の中で風雨の浸食が進み、自然の造形美とも言える現在の姿を創造しました。この壮大な渓谷は私達に初夏の新緑、秋の紅葉と素晴らしい山化粧を見せてくれます。小豆島で見られる植物は2000種類以上と言われていますが、そのほとんどを、ここ寒霞渓で見ることが出来ます。

 季節によって小豆島全体は色とりどりの花に包まれます。

 ミモザサクラ山ツツジ菜の花コスモスなどに加え、セトウチマンネングサチョウジガマズミ等の珍しい植物、地球上で小豆島だけに自生するショウドシマレンギョウも、小豆島の四季の彩りに華を添えます。

 この小豆島の豊かな自然は、遠い昔から今に至るまで幾人ものお遍路さんの心を和ませてきました。

 小豆島八十八ヶ所霊場

 小豆島にある島四国八十八ヶ所霊場は、千余百年の昔、弘法大師が生国である讃岐・善通寺から京の都へ上る途中、親しくこの島に立ち寄り、山野海浜巡鍚し、各所で祈念したことが礎となったとされています。数百年の昔より「島四国」と称してこの霊場を巡拝するお遍路さんは跡を断ちません。

 全行程約150kmと、四国霊場の10分の1程度の霊場で、近年になって特に安易に巡拝できる霊場として全国に知られ、お遍路さんの数は他の如何なる巡拝霊場にも劣らない程となりました。
 八十八の本番霊場、それに加えて奥之院六ヶ所合計九十四ヶ所が公認の霊場となっており、寺院霊場三十,山岳霊場十余、堂坊五十余、野あり谷ありの祈念と修練の道場となっています。この霊場の特色はなんと言っても山岳霊場です。

 第二番札所 碁石山

 第二番碁石山(ごいしざん)では、見上げる老松の樹間に突抜けるようにある弥勅殿上の舞台の上に、信者の寄進による日本一といわれる一丈六尺余の修行大師像が、弥勅菩薩とともにお遍路さんを迎えて下さいます。
 その慈顔溢れるご尊容は、つい

  南無大師遍照金剛

 と合掌してしまう程有難いものがあります。
また、生れ年の十二支による守り本尊八体石仏が修行大師像に隣設されており、その功徳を山主が説いて下さいます。
 この弥勒伝上の舞台より眺める四方指(しほうし)、星ヶ城、寒霞渓、眼下に展開する紺青の内海湾は、遠く三都半島に霞を曳いてまさに一幅の絵画となっています。
 右に大師堂を拝しつつ、岩を刻んだ参道を登りつめると、半身を摩崕にせり出した、入母屋造りのお堂があり、中は2百人は収容出来る広い洞窟となっています。

 中央に割拝殿、内陣に護摩壇を配し正面本尊壇には、一度に2百本も立てられる燈明台が設けられ、薄暗い洞内で護摩を献じ、お遍路さんの唱和する光明真言の反響音にローソクの灯がゆらぐ光景はまさに圧巻です

 毎年11月初旬に、大師像前広場に奉修される柴燈大護摩供と火渡り式とともに、一度お参りしたお遍路さんの心に、一生忘れることのできない情景として焼き付けられます。

第四十二番札所 西ノ滝

 第四十二番西ノ滝も洞窟を切り開いた霊場となっています。崖にはりついているかのような本堂内の左手に洞窟の入り口があり、ここには弘法大師が里を荒らす龍を封じ込めたと言われるがあります。洞窟の中には霊泉があり、竜の口から流れ出ていることから、古くは瀧水寺(りゅうすいじ)と呼ばれ、古くから島の人の信仰を集めてきました。ここに伝わる伝説は次のとおりです。

 むかしむかし、弘法大師がこの島にこられた時に、この地は一面の荒れ地でありました。
 お大師様がそのわけを聞くと


「ここはいくら作物をつくっても、大麻山にいる龍が来て荒らしてしまうのです。その上、子どもはさらわれる、家畜は殺される」

 と村人達は訴えました。

 お大師様はさっそく大麻山に登り、龍が出てくるのを待ちました。しばらくすると、すごい形相の龍が現れましたが、お大師様は驚くこともなく、静かにお経を唱えはじめました。
 
 するとふしぎやふしぎたちまち龍はへなへなとなり、お大師様の手でかめの中に封じ込められてしまいました。

 かめの中の龍は、今までの悪事を悔いて、その償いとして、これからはどんな干ばつがおこっても絶対に水は絶やさないと誓い、そのかめの下からは澄んだ水がこんこんと湧き出して、荒れ野はよみがえり作物に恵まれるようになったということです。
 
 龍水寺の清水は、龍の誓いのとおり今なお枯れることなく湧き出し続けています。
 さらに境内の西奥にある山頂へ登る山道を、20分ぐらいかけて登ると頂上近くの平坦な場所に着き、ここには目洗いの池と呼ばれる小さな湧き水があります。ここの水面は池田湾の干満に合わせて上下するそうで池田七不思議の一つになっています。

第七十二番札所 瀧湖寺

 第七十二番瀧湖寺(りょうこじ)奥の院の笠ヶ滝寺(かさがたきじ)も山岳霊場の一つの見所となっています。ここに行くには、長い階段を上り、更に岩壁を這う鎖にすがって一歩一歩踏みしめながら登ります。洞窟でできた本殿の中には、六角形の木枠が入ったくぐり岩があり、奇岩の洞窟内には、御本尊不動明王が安置されています。
 この山岳霊場の荘厳なたたずまいは、本四国霊場にも西国霊場にもない程勝れ、まさに悟境に通うものがあり、人生の方途を模索する現代人の修練と求道の道場として霊験あらたかな格好の場所となっています。

 こんな小豆島へ旅するのは癒し効果が発揮されること間違いなしでしょう。
 その際、耳からだけで聞くのではなく、骨からも、そう、骨伝導をお供にすることを提唱します。騒音のない小豆島でなぜ? と思われる方もいるでしょうが、骨で聴くことは脳波との関係にも影響するのです。

 詳細は⇒ 骨伝導から考える「聴く」と脳の関係・骨伝導と脳波との知られざる関係

 小豆島と骨伝導の効果との意外な真実が見えるかもしれません。
 骨伝導製品はキャンペーン価格で手に入れられます。

 詳細は⇒ 骨伝導専門店「骨で聴くドットコム」

                                          


音声経路を骨で聴く

2009-01-22 12:30:30 | 骨で聴く体験記


 私たちが会話をしたり、音楽を聴いたりする時、ごく当たり前のように「耳で聴いている」と思い込んでいませんか?

 実に初歩的な質問です。
 
 海で暮らすクジラの耳は、海水や水圧に影響されない体の内部にあり、外からの音は直接聴こえない構造ですが、しっかり音を聴いています。

 また、偉大な作曲家ベートーベンは、晩年に聴覚障害となった後も、ある方法でピアノの音を聴きながら作曲を続けました。

 では、クジラやベートーベンは、どのように音を聴くのでしょうか。

 このブログの原点ともいえる質問です。

 クジラは下顎の骨で水中を伝わる音の振動をとらえて耳に伝えています。
 ベートーベンは口にタクトをくわえてピアノに押しつけ、ピアノの音の振動を歯から頭蓋骨を経て、聴覚器官まで伝えることで音を聴いたと言われています。

 この例が示すように、音や声には一般的に

 (1) 「耳で聴いている」空気の振動で伝えられた音=気導音
 (2) 「骨の振動を聴く」骨の振動で伝えられた音=骨導音

 という、2つの音の伝達経路があるのです。

 つまり、音や声は、空気の振動、骨や皮膚組織の振動、2つの経路で伝わっているのです。

 骨伝導の説明に最もよく使われる基本中の基本情報です。
 2つの音声伝達経路から、骨伝導の日常性とその活用こそがクローズアップされます。

 詳しくは以下のサイトをごらんになるのをお勧めします。

 ■フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』骨伝導
 ■骨で聴くドットコム「骨伝導とは何か? その知られざる技術」

 そして骨伝導製品のキャンペーンであれば、

 ■骨伝導新春キャンペーン実施中!

 改めて基本に帰ることはオバマ大統領の影響ではありませんが、念のため。

        


祖父の声を骨で聴く

2009-01-20 10:32:24 | 骨で聴く体験記

 正月の帰省時のことです。
 親戚縁者に見送られながら、実家をあとにするときのことでした。父方の大叔父が、あたしが乗り込もうとするクルマを見て、ポツリと一言漏らしました。

「パブリカ……」

 大叔父はあたしのクルマに、祖父の愛車を重ねて見ていたようです。腰が曲がっているので、視線をやや上に向け、眩しそうな表情をしていました。

 パブリカ――、このクルマは「日本で初めての本格的なホーム・カー」として、トヨタ自動車から発売されたのが、昭和36年のことでした。祖父は2年後の38年に発売されたパブリカ・デラックスに乗り、様々な地へと出かけていたそうです。

 勿論、あたしの生まれるはるか前が最も活発な時期で、祖母からの又聞きがほとんどです。ただ幼心に、祖父が颯爽とパブリカを駆る姿を見て、「かっこいい」と思ったことは脳裏に刻まれています。

 横に乗せてもらったことも一度だけあります。あれは確か、小学校へ入学してまだ間もない頃だったと思います。祖父は空冷の水平対向二気筒エンジンを唸らせ、小学校の校門前の坂道を一気に駆け上がったのです。学校へ忘れ物を取りに行くのに、祖父が乗せてくれたのだと思います。
 祖父はパブリカを愛し、このクルマで巡礼にもよく出かけて行きました。いわゆるお遍路さんとはほど遠いイメージですが、相棒としてのパブリカは、祖父にとってかけがえのない存在だったようです。祖母などは、クルマに嫉妬する自分が情けないと思ったそうです。

 祖父は百観音巡礼をしていて、西国三十三箇所、坂東三十三箇所、秩父三十四箇所を巡っていました。
 坂東と秩父は近いものの、西国となると、何日も家を開けていました。パブリカに毛布を積み込み、誰も乗せず、ただ一言「観音様のもとへ行く」とだけ告げて出発したそうです。帰宅したときは、充実感に溢れた表情をしていたといいます。祖父がパブリカを相棒として、どのように観音霊場を巡礼していたのか、具体的には分りません。毛布を積み込んでいたことと、所持金が少なかったことから、パブリカで寝泊りしながらだったことは想像できます。一体どんな気持ちだったのでしょうか?

 パブリカを手放してから、病院と自宅を行ったり来たりの生活となり、ついに昨年、逝ってしまいました。晩年もパブリカに乗る自分を思い描いていたのかもしれません。

 あたしも祖父の血を受け継いでいるのでしょうか、18歳で運転免許を取得し、以来、国内であればどこへ行くのもクルマになりました。

 今のあたしの愛車は、中古で購入したドイツ車です。
 
 実家の帰省を終え、あたしは秩父経由で自宅へ帰ることにしました。遠回りですが、祖父の気持ちを少しでも知りたいと思ったからです。寝泊りしてまで全部を廻ることは出来ませんが、少しでも祖父に近づきたいと思ったからです。

 あたしの愛車はパブリカと違い、水冷エンジンの6気筒、しかも排気量はパブリカの3倍以上もあります。真夏でもエアコンが快適に効きます。運転テクニックは負けたとしても、クルマの絶対性能は比較になりません。道路事情も当時とは異なり、かなり整備されているでしょう。

 単純に再現できないことは分っていても、あたしはあたしの運転で祖父と同じ道を歩みたいのです。決して可愛がられた思い出もないし、優しくもなかった祖父ですが、唯一、クルマと観音様への気持ちだけは乗り移っている気がしてなりません。それだけを確信したいのです。

 タコメーターの針が、レッドゾーンの手前まで振れました。
 心地よいエンジンのサウンドが響きます。

 しかし、ここでまた思い出します。

 晩年、祖父は高齢者特有の難聴傾向で耳がかなり遠い状態でした。電話では会話不能か、怒鳴るような声で何とか可能という有様でした。
 こんなエンジン音も耳には届かなくなっていたのでしょうか? そう考えると哀れに感じます。

 骨伝導受話器の「きくテル」を使えば、もっともっと祖父と電話で話ができたかもしれないと気づいたときには、もうすでに祖父は入院していました。悔しいです。

  》》》 最適な骨伝導受話器「きくテル」詳細

 今、あたしの愛車は高速道路のインターチェンジへと滑るように入っていきます。
 巡礼へ、祖父の声へ、

 骨伝導が高齢化社会に貢献する意味は、とてつもなく大きいと感じながらステアリングを握ります。

  》》》 骨伝導専門(現在キャンペーン中です!)

                                      

幻の骨伝導サングラスを骨で聴く

2009-01-19 11:02:08 | 骨で聴くビジネス


 昨年にマスコミで取り上げられた骨伝導サングラスですが、ほとんど市場には流通していませんでした。在庫なしの状態が続き、入荷を待つ人たちもかなりいたようです。

 幻と化した骨伝導製品ですが、まもなく入荷予定です。
 情報は骨伝導専門サイト「骨で聴くドットコム」だけでなく、本ブログでも公開予定です。

 中には存在すら忘れてしまっている人もいるでしょうから、昨年の「Fuji Sankei Bussines i」の記事を引用させてもらいましょう。

     ----------------------- 引 用 ----------------------------

■かけるだけで聴こえる

 サングラス一体型の骨伝導ヘッドセット「GL41」

 サングラスをかけるだけで、耳を塞ぐことなく電話をかけたり、音楽を楽しんだりできる。サングラスに音の振動を直接神経に伝える小型の骨伝導スピーカーとマイクロホン、ブルートゥース回路を内蔵。骨導音を使っているため、長時間使用しても鼓膜を痛めない。鼓膜に損傷がある人でも音が聞こえる。連続使用時間は約5時間。全3色。価格は2万円前後。販売中。

     ----------------------- ここまで ----------------------------

 今から楽しみです。
                               


普及しない補聴器を骨で聴く

2009-01-16 10:44:51 | 骨で聴く体験記

 なぜ?

 メガネやコンタクトレンズは当り前のように使われるのに、
          補聴器はなぜ普及しないのか?

 思えば不思議な話です。
 骨伝導専門サイトにこの話題があります。(骨で聴くドットコムTOP

 該当するページ(骨で聴くドットコム「なぜ補聴器が普及しないのか」)より一部を引用してみましょう。

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 難聴者の方が補聴器の着用を考える場合、まだまだ情報不足という点が指摘され、決断できないということがあります。
 さらに次の2つの点で、購入をためらう理由が生じている可能性があります。

 ■補聴器は片耳だけで平均10万円以上もして高額であること
 ■定期的にフィッティングを行わなければならず煩わしいと感じること

(フィッティング=補聴器を使用する人の聴力特性に合せて行う調節作業)
 
 しかし一番の理由は、補聴器をつける行為自体のマイナスイメージが強いのかもしれません。実際に補聴器をつけている人の意見では、「隠したい」という要望は強いようで、現在の主流は「目立たない」こと「小型である」ことが強調されたものが目立っています。
 ところが小型化することにより
音質への影響が生じたり、あるいは操作性が悪くなることも考えられます。さらにはそのために価格も高くなる場合もあります。

 だからこそ、視力が弱くなるとメガネやコンタクトレンズを使うように、耳が遠くなってきたら補聴器を使うというような
気軽さが残念ながらないのです。

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 せめて家の中だけでも気軽に使えるもの、たとえば健聴者がヘッドホンやイヤホンを使う感覚で使いこなせるもの、すでに補聴器を使われている方が容易に使い分けできるもの、等々を実現した技術です。
 しかも耳を使わないのです。

 
それが骨伝導を活用した特許技術なのです。

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 意外な場面で骨伝導の有効性が現れます。
 特に高齢者の方へのプレゼントとしては最適といえるでしょう。老眼鏡が公共の場に置いてあるように、骨伝導もそんな気軽な使い方ができれば良いと思いませんか?

                     

Bluetoothを骨で聴く

2009-01-14 10:24:18 | 骨で聴くビジネス


 骨伝導が活躍する場は、軍事施設や介護施設、病院などの特定な場所だけとは限りません。ビジネスの場でも大いに活躍します。

 例えばBluetoothと組み合わせた骨伝導。

 Bluetooth ブルートゥースとは、東芝、エリクソン、インテル、IBM、ノキアが中心となり提唱されている携帯情報機器向けの無線通信技術の規格およびその技術です。携帯電話などをケーブルを使わずに接続し、音声やデータをやりとりすることができるというものです。

 しかも、無線でありながら免許なしで自由に使うことができます。
 それは、2.45GHz帯の電波を利用することにより、免許がいらず、しかも1Mbpsの速度で通信を行なうことができるというものです。

 また、赤外線を利用するわけではないので、機器間の距離が10m以内であれば障害物があっても利用することができるという特徴があります。さらに赤外線を利用するよりも消費電力が小さく、製造コストも低く抑えられます。

 イベント会場や数々のビジネスの現場で活躍できる通信手段といえます。
 骨で聴くため、耳を塞ぎません。警備の人や店内の案内など、お客様との会話にも支障がないのが何よりうれしいことです。

 ⇒ 詳細は骨伝導専門サイト「Bluetooth(ブルートゥース) HG40SAN-TBT

 骨伝導を知って、新たなビジネス展開を模索するのはどうでしょうか?
 専門のスタッフが応じてくれるでしょう。

 ⇒ 詳細は骨伝導専門サイト「骨で聴くドットコムTOP

 ⇒ 参考過去記事「究極のヘッドホンを骨で聴く」07年3月
                                    
 


町田リス園を骨で聴く

2009-01-13 10:21:45 | 骨で聴く動物


 東京の町田市郊外にリス園はあります。

 町田リス園は1988年12月にオープンして以来、子供連れには知る人ぞ知る人気のスポットとして現在に至ります。
 町田市には都市の規模(現在416,886人)に対して、動物園などの娯楽施設がありませんでした。また、典型的な東京のベットタウン的要素が多く、団地やマンションで動物が飼えない家が多いという背景がありました。
 そこで、「子供たちに動物と触れ合う機会を作れるようにということで、ふれあい形式の動物公園が企画され(公式HPより⇒こちらです)」たそうです。

 同時に障害者の社会生活に必要な能力を養い育てるといった授産施設としての一面もあることから、社会福祉の先進をいく町田市ならではの施設といえます。

 町田リス園の目玉といえば、なんと言ってもリスの放し飼い広場でしょう。
 特殊フェンスとネットで囲まれた中に約100匹のタイワンリスが放し飼いにされています。この中に自由に入っていけるというのは、なかなか他では経験できないことです。
 
 しかも来園者は中で直接エサを与えれるようになっています。エサは1袋100円で、エサをあげるとき専用の手袋も貸してくれます。エサはひまわりの種です。

 こんなのどかなリスとのふれあいは、不況の今こそ大きな意味を持っていそうです。小動物は生きることに懸命です。マイナス要素はありません。エサがもらえれば寄ってきます。警戒することもあります。
 人間も本来の姿がここにあるかもしれません。

 骨で聴いてみましょう。
 耳では聞こえないリスの声を骨伝導で聴いてみるのです。

 今回使ったのは骨伝導の定番「きくちゃん」です。

     ⇒ 骨伝導「きくちゃん」詳細ページ

 そしてその効果は?
 やはり骨伝導を理解してから述べたいものです。

     ⇒ 骨伝導専門「骨で聴くドットコム」


                              


異世界を骨で聴く

2009-01-09 11:31:29 | 骨で聴く癒しの世界


 骨伝導の旅も、早いもので3回目の新年を迎えることとなりました。
 認知不足の特許技術を直接的に紹介するのではなく、あくまで巷のネタ、旅行、体験などから「骨で聴く」ことの意味を伝えるだけのブログに、多くの方が訪れてくれたことに本当に感謝しています。

 まるでその感謝にあわせるかのように、骨で聴くドットコムでは新春キャンペーンを実施しています。

    ⇒ 骨伝導キャンペーン

 1月23日までの限定キャンペーンですが、この機会に骨伝導に触れて頂けるとうれしい限りです。

 耳で聞く世界とは微妙に異なる骨伝導の世界は、ベートーベンも驚きの扉を開きます。

    ⇒ ベートーベンと骨伝導「骨伝導ブログ」

 まさに異世界とは日常に隣接するものです。そして実は異世界と思っていた世界こそが真実だったりします。

 そういう意味で霊験を求める巡礼も骨伝導に通じます。

   ⇒ 骨伝導と霊験巡礼

 とにもかくにも、今後ともよろしくお願いします。

 骨で聴くライター集団より


ヘルメットを骨で聴く

2009-01-08 11:23:09 | 骨で聴く体験記

 久しぶりのバイクです。

 以前の関連記事は、

     ⇒ 春の風を骨で聴く
     ⇒ ウィリー松浦氏が骨伝導初体験

 骨伝導を使ったバイク用品といえば、なんといってもShellShocker・シェルショッカーです。これは、全く新しい概念から生まれたヘルメットコミュニケーションシステムです。

 骨伝導メーカー・テムコジャパンの骨伝導スピーカーVibraudioの特許技術を利用した革新的な振動ドライバをヘッドセットに装備しました。
 今お使いのヘルメットに装着するだけで、手軽に携帯電話のハンズフリー通話が可能になります。

     ⇒ 今すぐシェルショッカーの詳細を知りたい方はこちら

 メーカの製品特長

 ■使い方は簡単、ヘルメットに装着するだけ
 ヘルメットに取り付けるだけで、ヘルメットの内部空間に強力なオーディオ空間を形成します。取り付け・取り外しも容易で、複数のヘルメットをお使いいただいてる環境においても、ベースプレートが取り付けられていればお使いいただけます。
 ■耐水性能、防雨性能に優れています
 一般のスピーカーでは実現の難しかった密閉構造を実現。雨に濡れても性能を発揮し、マイク部分も防雨マイクを採用していますので雨天でもご使用いただけます。
 ■携帯電話でハンズフリーの通話が可能
 ShellShockerは携帯電話と組み合わせて使用します。お手持ちの携帯電話のイヤホンマイク端子にShellShockerを接続するだけでハンズフリーの対話が楽しめます。
 
 骨で聴くドットコム ⇒ 骨伝導専門ページへ

                         

赤外線きくちゃんを骨で聴く

2009-01-07 10:43:47 | 骨で聴く癒しの世界


 骨伝導補聴器や音声増幅器・集音器の隠れたベストセラー「きくちゃん」ですが、実は欠点があります。それは本体とヘッドセットをつなぐコードが、邪魔に感じる人がいることです。もちろん一部の人かもしれませんが、確かにコードがなければいいのになあ、と思ったことがあるのは事実です。

 そこでこの問題を解決するのに赤外線が使われました。これで邪魔なコードがありません。フリーです。

 昨日のブログ「霊験巡礼」でも取り上げています。

    ⇒ 骨伝導の霊験? ワイヤレス赤外線きくちゃん参上!

 確かにこれは便利です。
 しかも「きくちゃん」を販売しているECサイトはたくさんありますが、赤外線きくちゃんはあまり見かけません。もしかしたら、これは思わぬ貴重な情報かもしれません。

 詳細は骨伝導専門サイト「骨で聴くドットコム」の製品紹介ページでご確認してください。特に高齢者向けのパソコンスクール情報は特筆ものです。

   ⇒ 骨伝導「赤外線きくちゃん」

                                   


日常の隣を骨で聴く

2009-01-06 10:33:56 | 骨で聴く癒しの世界

 骨伝導はまだまだ認知度が低いものの、例えば「教えて!goo」などには骨伝導に関する質問はかなりあります。
 質問内容を見てみると、やはり骨伝導についての誤解や知識不足が目立ちます。骨で聴く旅を提唱し、日本の文化としたいと考える私たちのアピールが全然及んでいないことを痛感させられます。

 しかし、骨伝導は体験して分かるものともいえます。
 そこで難聴の方には以下の点だけは抑えておいていただきたいのです。

 骨伝導で効果があるのは、内耳から脳までの機能に致命的な異常がない方です。難聴でいえば伝音性難聴は問題ありません。感音性難聴の場合は程度や個人差があります。内耳自体が完全に機能していなかったり、脳の聴覚野が異常だった場合には、残念ながら骨伝導の効果は期待できません。

 実は個人差があるため、補聴器販売店で骨伝導は効果ないよ、といわれた方でも十分使えた方もいるのです。どうしても高額な補聴器を売りたい販売店からすれば、安易な骨導値の数値だけで骨伝導を否定したくなるのも分かります。
 しかし、これが骨伝導を誤解させる原因の一つにもなっているような気がします。

 日常の中とすぐ隣にある骨伝導。
 骨で聴く世界を体験してみてください。

 今なら限定のキャンペーンも実施中です。
  
                         ⇒ 得する骨伝導専門サイトへ