BMWの3シリーズとしては4代目になるE46は、日本の道路には手ごろなサイズでした。ヨーロッパのDセグメントに属し、後輪駆動(FR)中心という車種は、他に多くのライバルを持たないといえるでしょう。
エンジン、熟成されたサスペンション、そいてハンドリングと、BMWの魅力は満載です。一つ上のクラスである5シリーズと違い、運転の楽しさが伝わるのが素晴らしいといえます。
骨伝導を使ってBMWのエンジン音に酔いしれる感覚を味わえます。ただし、特許技術で米軍に採用された骨伝導機器のヘッドセットでなければ意味がありません。
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ただ3シリーズは、318までが4気筒エンジンです。
しかもSOHCです。
高回転を得意とせず、しかもBMWはATが未だ感覚的に良くないので、何とも「遅い」クルマに思えてきます。山道での運転感覚とパワーのなさ、このギャップを感じます。
6気筒モデルの良さを知っていると、318は物足りなさを感じてしまいますが、初心者には良いのかもしれません。
同程度の排気量で同じドイツ車で、アウディA4があります。高回転を得意として、排気量の不足を感じさせないパワーがあります。女性的な雰囲気を持つアウディですが、むしろ暴力的とさえいえます。BMW318との対比は何とも面白い感じがします。
⇒ 初代アウディA4を骨で聴く
骨で聴く名車シリーズも久しぶりのまともなクルマを取り上げましたが、骨伝導とともに聴くドイツ車のエンジン音は、確かに官能的な調べが奏でられているようで、クルマ好きにはたまりません。
また今度、ドイツ車と骨伝導で遠くに旅に行きたいと思いました。年末年始は無理でも、春になったらどうかなあ~と、想像する年の瀬です。