廃業温泉を骨で聴く ■ニセ温泉の氾濫! 温泉だから効能があるというのは
今は昔の話!
効能のない温泉に雰囲気だけで、
まだ
ムダな金を払いますか?
温泉地で
損した気分、
がっかりしたこと、
ありませんか?
■なぜ温泉があぶないのか? そもそも温泉とは、地熱によってあたためられた地下水が自噴するものでした。
あたためられた地下水には無機物を多く溶融しているものがあり、これを
鉱泉といいます。鉱泉でも低温のものは
冷鉱泉と呼び、高温のものを温泉として区分しています。
冷鉱泉と温泉を区分する温度は、
日本の場合25°C以上としています。ちなみにイギリス・ドイツ・フランス・イタリアなどの
ヨーロッパ諸国では20°C、
アメリカでは21.1°C(70°F)以上が温泉になります。
ところが最近では「自噴」する温泉は激減し、地下深く1,000m以上も掘って温泉を湧かせているのが一般的です。1,000m以上も深い場所では地熱で地下水があたためられるのは当然のことです。
25°C以上であれば温泉法で立派な「温泉」になります。しかも、無理やり深く掘った温泉ですから貴重な財産になります。これを有効利用するために
循環させて殺菌し、再度浴室に利用しています。
さらに加水することもあります。これで、本来の効能ある成分が肌を通して身体に影響をあたえるでしょうか? むしろ、浄水した水道水をあたためたほうが、身体に良いのではと思ってしまいます。
本来の温泉は、自然の効能と、訪れることの付加価値があったはずです。今の日本では、どこに行けば「毒素の浄化」をなす、本当の温泉があるのでしょうか?
■本当の名湯情報サービス そこで真実の温泉を探る旅の情報が求められました。真実の情報を知れば、
古来から続く本物の「癒し」を体験する旅に出ることが出来るのです。
それが現代の温泉巡礼かもしれません。心の空白を埋めるものです。
中高年だけでなく、少年少女まで「巡礼」や「遍路」に出かける人が増えているといいます。これは信仰心だけでなく、ウォーキングによる健康志向や、より細密化されたこだわりの旅が一般的になったためかもしれません。
その一方で温泉についてはより手軽に、より安易になっているのが実情です。かつての本格的な湯治はあるものの、心とカラダの健康に深い関わりがある物質・セロトニン神経などに影響する、
本物の「癒し」とは無縁になってしまったようです。
本物の温泉に触れ、伝説化し、霊験を含んだ伝説を求める旅をしてみましょう。
単なる効能豊かな温泉に行くだけでは、心身の毒素をすべて浄化することは出来ません。巡礼と同様のセロトニン効果を体感するためのテーマが必需品なのです。有名な温泉地や一般的に「名湯」と呼ばれる温泉だけが、癒しを提供するとは限りません。知る人ぞ知る程度の温泉にも、実は隠れた効能と謎の伝説に満ち溢れているのです。ただ、あまりの秘湯で、行き着くのに命がけでは意味がありません。
誰にでも気軽に行ける場所でありながら、
有名な温泉地や、ニセ温泉で不快な気分を味わったことがある人だけに提供する温泉情報サービスこそが必要なのです。
そんな希望を持って温泉情報を提供し、ついでに骨で聴く旅も案内していきたい、そう思ってスタートした事業は、まだまだ発展途上です。皆様の力が必要です。
コストを利益に変え、温泉を癒しにし、骨で聴く情報に愛の手を!